2025年4月30日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「25.09」が配信されました。
11体のチャンピオンとアイテム、ルーンの調整に加え、今パッチよりランクシーズン2が開始となることに伴い、ゲームプレイやシステム面で大幅な変更が実施されています。
◆トピックス
サモリフは「精霊の花祭り」仕様になり、アタカンとヘラルド、グラブに変更
シーズン1ではノクサスをイメージしたカラーリングとなっていたサモナーズリフトですが、今パッチより「精霊の花祭り」が行われるアイオニアのイメージへと見た目がアップデート。なお、地形に変化はありません。

注目はエピックモンスターに関する変更で、シーズン1は試合状況に応じて「貪欲」と「災禍」の2形態から選ばれて出現していたアタカンが、今シーズンでは「呪縛」の1種類のみに。
獲得時にはマップ上に残るブラッドローズを全て獲得した上で「精霊の花弁」へと浄化して効果を強化。さらにキル/アシスト獲得時に対象の周囲の敵にダメージとスロウ効果を与えるなど、バフ内容も変化しています。

タワーシージに大きな性能を発揮するヴォイドグラブは、試合8分段階での1度きりの出現へと変更。出現する3体全てをキルするとヴォイドマイト1体のバフを得られるようになっています。なお、3体中2体をキルした時点で「力の偉業」におけるモンスター討伐の項目にカウントされるよう変更されていますので、こちらも要注意です。
リフトヘラルドは15分に出現するようになり、対峙した際には従来のデバフ効果を削除した代わりに攻撃の追加ダメージが増加しているため、以前よりも“お互いにダメージが出る状態”になっています。討伐を試みるタイミングや体力状況については基準をアップデートする必要があるでしょう。なお「ヘラルドの瞳」を破壊して召喚したヘラルドの挙動についても修正が行われています。
■11体のチャンピオンに変更。RoAやビスケット、ブーツに関する調整も
今パッチでは11体のチャンピオン性能を変更。前パッチで大きな変更が入り勝率が低下していたアニーに加え、レオナやアッシュ、カ・サンテといったピック率の高い顔ぶれにバフが入っていることは要チェックです。なお、シェンは3パッチ連続のバフに。

ナーフされたチャンピオンは4体。いずれもプロシーンでも盛んにピックされるようになっていた強力な顔ぶれであり、ソロランクだけでなく大会においても大きな影響のある変更となりそうです。
アイテムではメイジ用ながら耐久力を獲得できるビルドとして人気を高めていた「ロッド オブ エイジス」が弱体化。また、「共生靴底」の強化リコールを活用したレーン戦術についての対策が行われ、効果が「強化リコール」から「非戦闘時に移動速度が10増加」へと変更されています。
ブーツに関連しては「スイフトネスブーツ」の移動速度が5低下している他、力の偉業を達成した際に行える“ティア3ブーツ”へのアップグレードについて、強化費用が一律で500ゴールドへと値下げされ、性能も若干調整。早期にブーツをアップグレードすることも視野に入る状況になっています。
また、サモナースペル「イグナイト」は試合終盤の火力が少しバフされており、ルーンではファイト時に“一気食い”をする戦法も注目を集めていた「英気満点ビスケット」が、減少体力70%で最大効果を得られるように変更。防御力を得られる「気迫」についてはレベルに応じたスケールではなく、常に10の増加物理防御&魔法防御を得られるようになりました。
■JG・SUPへの自動割り当て機能が実装。グリーフィング検出機能のアップデートも
最後のトピックはゲーム内システムについて。試合における逆転要素のひとつとなっている「賞金」システムについては、劣勢のチームが不利を被ることがないよう条件や試合内容の反映の正確さをアップデート。得られるゴールドが増加しており、チーム状況に応じてそのゴールドは抑制されるようになっています。
さらにシステム面ではJG、およびSUPのロールに“自動割り当て”を実装。JGは自動的にサモナースペル「スマイト」が設定されるようになり、試合が始まるとSUPのプレイヤーはスタートアイテムとして「ワールド アトラス」を自動で取得します。この機能はレーンスワップ対策にも活用されており、引き続き試合最序盤での他レーンへの移動についてはペナルティを受けないよう注意が必要です。
また、本パッチではプレイヤー行動に関するアップデートが実施され、迷惑行為「グリーフィング」に対する検出機能を強化しています。詳しくは以下の記事やDev Updateをご確認ください。
◆パッチハイライト
■精霊の花祭りサモナーズリフト
新シーズンを記念して、マップに精霊の花祭りをテーマにした新たなアップデートが行われます!
■Season 2 Act 1 バトルパス
精霊の花祭りのアップデートに合わせて、新たなシーズンバトルパスも登場し、精霊の花祭りアイバーン、プールパーティ トゥイッチ、プレステージ精霊の花祭りラックス、エモート、アイコンなどの戦利品が入手可能となります!詳細は以下のリストをご覧ください。
レベル1:大切な精霊アイコン
レベル2:花咲くオーブ
レベル3:ヘクステックチェスト&キー
レベル4:困惑する枝エモート
レベル5:古の火花
レベル6:ブルーエッセンスx2000
レベル7:花咲くオーブ
レベル8:ミステリーアイコン
レベル9:ミステリーエモート
レベル10:精霊の花祭りアイバーン
レベル11:精霊の花祭りアイバーン ボーダーアイコン
レベル12:チャンピオンカプセル
レベル13:花咲くオーブ
レベル14:ミステリーアイコン
レベル15:ヘクステックチェスト&キー
レベル16:ブルーエッセンスx3000
レベル17:華麗に決めるエモート
レベル18:ミステリーエモート
レベル19:古の火花
レベル20:ヘクステックチェスト&キー
レベル21:ミステリーエモート
レベル22:チャンピオンカプセル
レベル23:ヘクステックチェスト&キー
レベル24:咲き誇る光アイコン
レベル25:お花見バディー エモート
レベル26:ブルーエッセンスx4000
レベル27:花咲くオーブ
レベル28:オレンジエッセンスx250
レベル29:チャンピオンカプセル
レベル30:ミシックエッセンスx25
レベル31:ヘクステックチェスト&キー
レベル32:グロリアスチャンピオンカプセル
レベル33:ミステリーアイコン
レベル34:花咲くオーブ
レベル35:ミステリーアイコン
レベル36:ヘクステックチェスト&キー
レベル37:精霊の花祭りロビーバナーレガリア
レベル38:「導きの光」称号
レベル39:オレンジエッセンスx350
レベル40:プールパーティ トゥイッチ
レベル41:プールパーティ トゥイッチ ボーダーアイコン
レベル42:ヘクステックチェスト&キー
レベル43:オレンジエッセンスx400
レベル44:花咲くオーブ
レベル45:ヘクステックチェスト&キー
レベル46:咲き誇る闇アイコン
レベル47:花咲くオーブ
レベル48:古の火花
レベル49:あと少しだったのにエモート
レベル50:プレステージ精霊の花祭りラックス
レベル51:ブルーエッセンスx750
レベル52:ブルーエッセンスx750
レベル53:ブルーエッセンスx750
レベル54:ブルーエッセンスx750
レベル55:オレンジエッセンスx25■呪縛のアタカン
アタカンは、何やら邪悪で謎めいた目的のため黒薔薇団の手によって囚われの身となっています。新たに登場する精霊の花祭りサモナーズリフトでは、アタカンの形態はSeason 1の「貪欲」と「災禍」の2形態に代わって「呪縛」の1つのみとなり、サモナーズリフトからアタカンを排除しようとする精霊たちを手助けすると新たな報酬が得られるようになります。
以前と同様に、アタカンはマップにおいて対人戦の戦闘がより激しかったサイドに出現し、キルが行われた場所とアタカンのピットの周辺にブラッドローズが出現します。以前と異なる点としては、アタカンを倒したチームは血の花弁のボーナスおよびマップ上に残ったすべてのブラッドローズを直ちに獲得し、それを浄化して「精霊の花弁」へと変えます。これに加えて、試合終了まで「精霊の浄化」バフを獲得します。
出現
貪欲および災禍のアタカンの代わりに、呪縛のアタカンのみが出現するように変更報酬
精霊の花弁
血の花弁が浄化され、獲得する経験値が25%増加し、アダプティブフォースを獲得する
精霊の浄化
キル/アシスト獲得時に対象の周囲に祝福を授け、周囲の他の敵にダメージとスロウ効果を与え、味方チームは「精霊の花弁」を獲得する賞金
今シーズンでは賞金に調整を行い、逆転メカニクスとしての効果を高めました。調整後は劣勢のチームに対してより強力な効果を発揮するほか、劣勢のチームが不利を被ることがなくなり、試合の状態がより正確に反映されるようになっています。以前よりも獲得できるゴールドが全体的に増加し、精度および公平性に関するルールが整理されました。
チャンピオン賞金の抑制の変更点について説明しておきましょう――現状では接戦となっている場合、各チームの特定のプレイヤーが必死にチームをキャリーしようとしていると、両者に高額の賞金が懸かります。こうした状況では、先にシャットダウンを獲得した方が大幅なリードを奪ったとみなされ、特にキャリーがダイバーやアサシンなどのハイリスクなチャンピオンだった場合、不公平さが感じられていました。そこで今後は、そのチームが明白にリードを奪ったと考えられるまで、双方のキャリーチャンピオンが持つキルゴールドの価値がデフォルトの値となります。また、1-1トレードの状況でシャットダウンを明け渡すことで先に倒された方が明らかに有利とならないように、チャンピオンが戦闘を離脱するまでプラスの賞金の累積を遅らせました。
■オブジェクト賞金
支払い
計算されたリードに応じて最大60%多くゴールド(300ゴールド)が支払われないように変更
基本の賞金支払額に加えてゴールド差の最大10%を支払うように(合計1000ゴールドが上限)
基本賞金が低い、低ティアのオブジェクト(外側タワーなど)はゴールドのリードに応じた支払いも低下計算方法
オブジェクト賞金の精度を調整:ゴールドのリードの重要性が増加、他のオブジェクトの重要性が低下■チャンピオン賞金
抑制
試合開始から6分が経過するまで、チャンピオン賞金の抑制が有効にならない点は変更なし
チームが一定程度遅れを取っている場合に賞金が抑制されないように変更
チームが一定程度リードを奪っている状況でない限り、賞金が抑制されるように変更調整
基本のキルゴールドがチャンピオンレベル7~18ではレベルごとに10ゴールドずつ増加するように変更(最大420ゴールド)
キルとアシストで累積するプラスの賞金が17%増加
ファームで累積するプラスの賞金が14%増加■ヴォイドのエピックモンスター
バロン出現前のヴォイドピット内のエピックモンスターにいくつか変更を行い、試合序盤から中盤にかけてのオブジェクトの重要性を軽減します最大の変更点は、ヴォイドグラブの出現を1回分削除していることです。これを受けて、報酬と出現時間に調整が行われています。さらに、オブジェクトと報酬にQoLのアップデートを実施しています。これによってサモナーズリフトでの試合のペースが改善され、ヴォイド系エピックモンスターに関する精神的な負担が軽減されることを期待しています。
ヴォイドグラブ
出現
出現タイマー:6:00 ⇒ 8:00
復活しないように変更報酬
グラブを4体ではなく、3体キルすると「ヴォイドの飢え」(ヴォイドマイト1体のバフ)を付与するように変更
3体中3体ではなく、3体中2体のグラブを獲得したチームに偉業のクレジットを付与するように変更(遭遇終了時にアナウンス)
「ヴォイドの交わり」の継続ダメージが2、3スタックで与えるダメージが増加リフトヘラルド
出現
遭遇時のダメージを避けにくくなる一方、遭遇時の展開が速くなるように変更。
15:00で出現するように変更
「ヘラルドの睨み」(単体対象ダメージデバフ)を削除
対象の現在体力に応じた追加ダメージ:4% ⇒ 20%
薙ぎ払い攻撃の攻撃力反映率:3.0 ⇒ 1.25
チャンピオン以外の攻撃が目玉のクールダウンを短縮していた不具合を修正召喚されたペット
価値により一貫性を持たせるようQoLの変更を実施。
タワーへの突撃の基本ダメージは増加するが、タワーにぶつかるごとに突撃ダメージが低下するように
特に操作開始直後の部分で、操作時の方向転換がスムーズになり、反応性が増加
操作時、敵のタワーにぶつからずに、その近くでクラッシュした場合に、可能であれば非操作状態でリフトヘラルドがタワーへの突撃攻撃を行おうとするように変更■ポジションの割り当て&ロールのトレード
ジャングルおよびサポートのロールに小規模ながらも極めて重要な変更を行います――ジャングルには「スマイト」が自動で割り当てられるようになり、チームごとに「スマイト」の数が1つに制限されるようになります。同様に、サポートプレイヤーは自動的にスタートアイテムとして「ワールド アトラス」を取得します。詳細は、こちらのDevブログをご覧ください。
この変更によるゲームプレイへの影響はないと考えていますが、トロールや試合開始前のミスで出だしから試合が台無しになってしまう状況が減るはずです。
そして、新しいルール下でチームをしっかりと編成できるようにするため、チャンピオン選択にロールのトレード機能を追加しました。
合わせて、レーンスワップの一部ルールに変更を行い、サポートのみに紐づけています。これによって、遅めのインベードでパイクがレーンを通り過ぎたせいでレーナーが直接ペナルティーを受けることがなくなります。リサンドラも味方チームから数百の経験値を奪うことなく、レベル3でのギャンクのため自由にトップへロームすることが可能になるでしょう。ただし、試合開始時にサイオンとカイ=サのデュオがトップでレーンを始めるような状況を避けるために、以前の機能も一部は維持しています。
レーンスワップの検出
チームにジャングラーがいることが検出の前提である点は変更なし
今後も検出はトップでは1:30~3:00、ミッドでは1:30~2:15で有効
今後もレーン内にジャングラー以外の敵が2体いる場合は、守備側のチャンピオンはレーンから全ゴールド/経験値を獲得し、トップレーンのタワー下にいるときは被ダメージが50%軽減され、守備側のタワーは被ダメージが95%軽減される
レーンスワップ検出中に、サポート以外のチャンピオンがレーンミニオンから獲得するゴールドと経験値が減少しないように変更
ミッドレーンとトップレーンでサポートが別のチャンピオンと一緒にいる場合は、レーンミニオンからはゴールドと経験値を受け取れなくなり、「ワールド アトラス」のチャージを消費できないように変更
トップレーンのタワーダメージの1000%増加が、レーンのサポートを含み、ジャングラー以外の2体のチャンピオンが検出された際のみになるように変更デス画面
LoLにおけるどん底の瞬間の悲しみを少しですが和らげるべく、デス画面に小規模な改善を行いました。少々色を加えたほか、観戦UIが追加され、マップ内をクリックして見て回れるようになっています。通常のカメラ操作およびホットキーはこれまで通り利用できます。
■連続キルの効果音
前回のDEV UPDATEで話していた連続キル効果音は、もう少し調理に時間がかかりますので、パッチ25.09では実装されません。今後のパッチにご注目ください!
■プレイヤー行動に関するアップデート
グリーフィング検出のアップグレード
パッチ25.09では、ランクキューの試合中におけるグリーフィング検出が大幅にアップグレードされています。詳細は、こちらのDevブログをご覧ください。勝利を目指してプレイしていないチームメイトや、故意に負けようとしているチームメイトと試合に挑むのは悲しい気持ちになりますし、決して容認できる行為ではありません。ミッドレーンを走り続けて20回デスするような分かりやすいものだけでなく、より捉えにくい行動も検出して対応できるようになっています。
■フィードバックの具体性
上記アップデートの遂行の一環として、および皆さんが不適切な行為の影響を受けた際に結果までしっかりとお伝えできるよう、プレイヤー報告に対して受け取るフィードバック内で、ペナルティー措置が科せられたプレイヤーの名前が伝えられるようになりました。
報告の対象プレイヤーが最近の対戦についてペナルティーを受けた場合は、報告者が受け取る通知内に報告対象プレイヤーの名前が含まれるようになっています。
プレイヤー自身は報告していなかったものの、試合へ一緒に参加していたプレイヤーがペナルティー措置を受けた場合も、受け取る通知にペナルティーを受けたプレイヤーの名前が含まれるようになっています。
■その他の変更
チャット制限が試合中だけでなく、チャンピオン選択中および対戦終了後のチャットにも適用されるようになりました。
■SRランクシーズン2
ランクのシーズン2は、お住まいの地域のサーバー時間で4月30日正午から始まります。パッチノート25.08でお伝えしていたように、2025年のシーズン2ではランクの進行状況はリセットされず、振り分け戦は必要ありません。ただし、勝利の栄光ミッションはリセットされます(今シーズン中のランク戦で15勝が必要)。
シーズンのクールダウンの間はランクキュー(ソロ/デュオおよびフレックス)が無効化されます。これは各地域のサーバー時間で4月29日深夜から4月30日正午までとなります。
シーズン1の褒賞はパッチ25.09の期間中に配布されます。
また、サーバー移行サービスはシーズン終了前に無効化され、褒賞の配布がすべて完了した時点で再度有効化されます。
◆チャンピオン
アニー
Qのダメージが増加。Wのマナコストが減少。Rの魔法防御貫通が増加。
アニーは、意図したよりも特に序盤戦が弱い状態でリリースされていました。そこでバーストメイジという彼女のアイデンティティーを強調しつつ、レーン戦における困難を緩和し、直近での問題となっていたマナコストを低下させました。Q - ファイアボール
ダメージ:70 / 105 / 140 / 175 / 210(+ 魔力の80%) ⇒ 80 / 120 / 160 / 200 / 240(+ 魔力の80%)
W - バーニングファイア
マナコスト:90 / 95 / 100 / 105 / 110 ⇒ 70 / 75 / 80 / 85 / 90
R - やっちゃえ!ティバーズ!
自動効果の魔法防御貫通:10 / 12.5 / 15% ⇒ 15 / 17.5 / 20%アッシュ
Qのダメージと増加攻撃速度が増加。
現在、アッシュは少しだけ弱い状態にあるため、試合の中盤から終盤にかけての集団戦におけるパワーを増加させて、対象を倒すことにフォーカスできるスペースと時間を得た際に力を発揮できるようにしました。Q - レンジャーフォーカス
攻撃力反映率:111 / 117 / 123 / 129 / 135% ⇒ 110 / 117.5 / 125 / 132.5 / 140%
増加攻撃速度:25 / 35 / 45 / 55 / 65% ⇒ 25 / 37.5 / 50 / 67.5 / 75%グウェン
レベルアップごとの物理防御が減少。固有スキルのモンスターに対するダメージが低下。Qのダメージが減少。
急増したグウェン使いが彼女をマスターしていき、熟練度が明確に上昇したことで、最近行った弱体化が相殺されるほどの強さを発揮しています。彼女は依然としてゲーム内最強のチャンピオンのひとりであり、ジャングルでは頭一つ抜けていることから、プレイヤーの習熟度の上昇に合わせて、さらなる弱体化を施しました。基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:5.2 ⇒ 4.9
固有スキル - 裁断
モンスターに対するダメージの上限:5(+ 魔力の15%) ⇒ 5 (+ 魔力の10%)
Q - チョキチョキッ!
切りつけごとのダメージ:10 / 15 / 20 / 25 / 30(+ 魔力の5%) ⇒ 10 / 15 / 20 / 25 / 30(+ 魔力の2%)
最大ダメージ:110 / 160 / 210 / 260 / 310(+ 魔力の60%)(+ 固有スキルx6) ⇒ 110 / 160 / 210 / 260 / 310(+ 魔力の45%)(+ 固有スキルx6)カ・サンテ
デフォルトのアイテムショップをアップデート。Wのダメージが増加。
最近のカ・サンテはソロキューにおいてかなり悲しい状態になっており、プロシーンでも某APタンクがトップレーナーを痛めつけているため、ほとんど使われていません。このパッチでは、WとEを2番目に最大化する際の差が縮まるようにWのスキルレベルを上げるメリットを少し強化しました。さらに、デフォルトのアイテムショップのページを更新し、もっとタンクアイテムが表示されるようにしました。これにより、最適化されていないアイテムを選択してしまう事態を避けられるはずです。アイテムショップ
カ・サンテのデフォルトのショップページがアップデートされ、ファイターアイテムの代わりにタンクアイテムを提示するようになりました。
W - 切り開く猛進
基本ダメージ:40 / 60 / 80 / 100 / 120 ⇒ 45 / 75 / 105 / 135 / 165カリスタ
基本体力と攻撃力が低下、レベルアップごとの攻撃力が上昇。Eのダメージが減少。
カリスタは序盤戦が強力であることや、サポートとの組み合わせを後押しするスキルを持つことから、プロシーンでのバン率が非常に高くなっています。これらの変更は、試合序盤の強さを大幅に低下させつつ、その補償として試合全体を通したパワーレベルを高めることを狙ったものです。基本ステータス
基本体力 600 ⇒ 580
基本攻撃力:59 ⇒ 57
レベルアップごとの攻撃力:3.25 ⇒ 4
E - 引き裂く遺恨
ダメージ:10 / 20 / 30 / 40 / 50(+ 攻撃力の70%)(+ 魔力の20%) ⇒ 5 / 15 / 25 / 35 / 45(+ 攻撃力の70%)(+ 魔力の20%)レオナ
固有スキルの効果時間が増加。Qのマナコストが減少。Eのマナコストが減少。
レオナはタンクサポートのなかで少し遅れを取っています。そこで、特に試合序盤においてマナ周りにわずかでも調整を行えば彼女を手助けできると考えました。また、レオナの固有スキルをミニオンやチャンピオンに対して使用する際、彼女のチームメイトにも余裕が感じられるべきなので、効果時間を少しだけ増加させました。固有スキル - サンライト
効果時間:1.5秒 ⇒ 2.5秒
Q - シールド・オブ・デイブレイク
マナコスト:35 / 40 / 45 / 50 / 55 ⇒ 30 / 35 / 40 / 45 / 50
E - ゼニスブレード
マナコスト:60 ⇒ 40 / 45 / 50 / 55 / 60モルガナ
Eのシールド耐久値が増加。Rのダメージと移動速度増加量が上昇。
モルガナはすべてのロールでパワーが低下しています。彼女のアルティメットスキルは現状、逃げる相手を捕まえるための十分な機動性を提供していません。そこで対象を逃がさないようにアルティメットスキルのパワーを高めつつ、「E - ブラックシールド」を強化することで、プレイメイクのメリットと成功率を高めました。E - ブラックシールド
シールド量:80 / 135 / 190 / 245 / 300(+ 魔力の70%) ⇒ 100 / 155 / 210 / 265 / 320(+ 魔力の70%)
R - 魂の足枷
ダメージ:175 / 250 / 325(+ 魔力の80%) ⇒ 200 / 275 / 350(+ 魔力の80%)
増加移動速度:10 / 35 / 60% ⇒ 20 / 40 / 60%ナフィーリ
Wのクールダウンが低スキルレベルで延長。Eの攻撃力反映率が低下。
プレイヤーがナフィーリの新たなスキルの可能性を追求するにつれ、ワンちゃんの習熟曲線は右肩上がりを続けています。そこでナフィーリの両ポジションに全般的な弱体化を行いつつも、ジャングルとミッドの両方で有用性は維持するようにしました。どうやら、ワンちゃんに詳しい方が本当に多いみたいですね。W - 群れの呼び声
クールダウン:22 / 21 / 20 / 19 / 18秒 ⇒ 26 / 24 / 22 / 20 / 18秒
E - 獰猛なる刃
ダッシュダメージ:15 / 25 / 35 / 45 / 55(+ 増加攻撃力の50%) ⇒ 15 / 25 / 35 / 45 / 55(+ 増加攻撃力の40%)オリアナ
Qのマナコストが低下。
現在のオリアナは少し強化が必要な状態となっているようです。彼女はゲーム内においてマナコストが最も苦しくなっているチャンピオンのひとりなので、その問題に対処すべく、彼女が最も頻繁に使用するスキルをもう少しだけ多く使用できるようにしました。Q - オーダー:攻撃
マナコスト:30 / 35 / 40 / 45 / 50 ⇒ スキルレベルにかかわらず35レンガー
おすすめのアイテムを更新。
トップとジャングルでレンガーのおすすめアイテムに見直しを行い、より効果の高いアイテムを優先するようにしました。大半のアイテム変更と同様に、これは結果として人気のジャングルにゃんこに有利に働くため、小幅ではありますが間接的な強化となるでしょう。おすすめのアイテム
レンガーのおすすめアイテムがアップデートされて、トップとジャングルで効果的なアイテムが表示されるようになりました。シェン
強化Qのダメージが増加。
シェンに最近行った強化の方向性には満足していますが、期待していたほどの効果はありませんでした。彼のユーティリティーを高めたわけですが、現在の彼が必要としているのは、レーン戦での戦闘に勝つためのさらなるダメージです。今こそ、それを取り戻す時が来ました。Q - 護刃招来
強化時の追加魔法ダメージ:10~40(チャンピオンレベルに応じて)(+対象の最大体力の4 / 4.5 / 5 / 5.5 / 6%) ⇒ 10~40(チャンピオンレベルに応じて)(+対象の最大体力の5 / 5.5 / 6 / 6.5 / 7%)ヨリック
「ミストウォーカー」のモンスターに対するダメージが低下。
このパッチでも再びヨリックに調整が行われます!もはや、調整を繰り返すこと自体が彼のテーマに沿っていると言えるかもしれません。彼は死ぬことがない存在ですから。ヨリックはジャングルで少し強すぎることから、そこでのパワーレベルを少し低下させました。固有スキル - 魂の導き手
「ミストウォーカー」のモンスターに対するダメージ:70% ⇒ 60%スキルのピン
チョ=ガスおよびヌヌ&ウィルンプがスマイト的なスキルをピンして、チームメイトにダメージを伝えられるように変更。
カスタムスキルピンのシステムをチョ=ガスの「R - 捕食」とヌヌ&ウィルンプの「Q - 丸かじり」に拡張しました。これらのスキルのクールダウンが解消している状態でピンすると、モンスターに対するダメージを表示できるようになります。R - 「捕食」およびQ - 「丸かじり」
クールダウン解消状態でピンするとモンスターに対する合計ダメージを表示できるように変更◆アイテム
スイフトネス ブーツ
「スイフトネス ブーツ」は他のブーツと比較して少し強すぎるため、私たちが求める以上にチャンピオンがそこら中を飛び回れてしまっています。そこで、他のブーツと足並みが揃うように、小規模ながら直接的な弱体化を行いました。
移動速度:+60 ⇒ +55
共生靴底
「共生靴底」がサポートにとっては頼りになる選択肢となっていることには満足していますが、レーナーが使用すると試合のバランスが大きく歪められてしまっていました――というのも、数ウェーブごとに強化リコールで素早くリセットすることで、レーン戦におけるリソース管理の争いが失われていたのです。そこで、マップ内をロームするパワーを維持しながら、何度も連続でリコールすることはできなくなるような調整を行いました。
NEW:非戦闘時に移動速度が10増加するように変更
削除:強化リコールを付与しないように変更ロッド オブ エイジス
「ロッド オブ エイジス」の新たなレシピはメイジのマナアイテムを圧倒するようになっており、結果として、その高い耐久力が理由でチャンピオン間のインタラクションが鈍化し、私たちが最適なゲームプレイだと考えるレベルを下回ることとなってしまいました。全体としてメイジ自体はむしろバランスが取れていると考えており、メイジのアイテム構成については、すべての魔力アイテムに購入する価値を持たせられるよう今後のパッチで全体的な調整を行うつもりなので、現時点では新たに人気となっている「ロッド オブ エイジス」に少しだけ弱体化を行い、バーストチャンピオンがもっと普通サイズの体力量の相手と戦えるようにしました。
初期体力:+400 ⇒ +350
最大体力:+500 ⇒ +450
初期魔力:+50 ⇒ +45
最大魔力:+80 ⇒ +75ティア3ブーツのアップグレード
「力の偉業」には、即座にパワーが得られる「勝利者」のブーツアップグレードと、あとでティア3ブーツを購入できる選択肢という2つの報酬があります。時間とともに、プレイヤーは「偉業」システムを最適化するようになり、コストの割には弱いということが主な理由で、ティア3ブーツにアップグレードする選択肢が全般的に有用ではなくなっていました。ゲーム全体で移動速度を大幅に高めることは避けたいので強化は行いませんが、代わりに「スイフトマーチ」にリワークを行いつつ、その他のティア3ブーツに小規模な調整を行うことで、他の選択肢に対するティア3ブーツの競争力が高まるようにしました。
装甲強化の進撃
コスト:750ゴールド ⇒ 500ゴールドチェーンレースド クラッシャー
コスト:750ゴールド ⇒ 500ゴールド真紅のアイオニア ブーツ
コスト:750ゴールド ⇒ 500ゴールド永遠の前進
コスト:750ゴールド ⇒ 500ゴールド
非戦闘時の合計増加移動速度:10% ⇒ 8%ガンメタル ブーツ
コスト:750ゴールド ⇒ 500ゴールド連呪使いのブーツ
コスト:750ゴールド ⇒ 500ゴールド
魔法防御貫通:8% ⇒ 7%スイフトマーチ
コスト:750ゴールド ⇒ 500ゴールド
移動速度:+70 ⇒ +65
削除:合計移動速度が4%増加しないように変更
NEW:合計移動速度の5%にあたるアダプティブフォースを付与するように変更◆サモナースペル
イグナイト
「イグナイト」と「テレポート」のどちらを取るべきかの終わりなき論争において、最近は「イグナイト」が劣勢となっているようです。少しピック率が低下しているので、特にミッドレーナーとトップレーナーを対象として、試合終盤のダメージに明確な強化を行いました。
ダメージ:70~410 ⇒ 70~475(チャンピオンレベル7から増加)
◆ルーン
英気満点ビスケット
ビスケットはレーン戦でサステインを得るツールでありつつ、その最適な利用方法に関してはある程度の戦略的な意思決定が必要となることが意図されていましたが、現在の状態では試合中に使うタイミングを可能な限り先延ばしして、デスするギリギリで使う方が圧倒的にメリットが大きくなっています。ある程度の判断が求められること自体は悪くないものの、試合中盤の小競り合いまで取っておいたり、ユーザーの体力が極端に低い状態まで待つことによってビスケットのパワーが高められるのが良いことだとは思わないので、これらの両方に調整を行いました。
体力自動回復:5秒かけて減少体力の12% ⇒ 20(+ 最大体力の2%、ユーザーの減少体力に応じて最大100%まで増加)(注:減少体力70%で最大となります)
気迫
同じカテゴリーの選択肢として、「気迫」はスケーリングのルーン(「超成長」)とスキルセット関連のルーン(「生命の活性」)と競い合っています。他の選択肢と比較して、スロットに存在する意義が得られるように、このルーンを試合序盤向けのカウンターのための選択肢へと変化させました。
増加物理防御&魔法防御:6~12(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ チャンピオンレベルにかかわらず10
シーズン2の開幕にあたってゲーム内容やシステム面で数多くの変更が行われるパッチノート「25.09」。2025年5月1日4時からは人気シリーズ「精霊の花祭り」の新たなチャンピオンスキンも登場します。
アリーナやARAMなど他モード向けの調整や細かなバグ修正等の詳細はパッチノート全文をご確認ください。