2025年7月8日からサウジアラビア・リヤドにて世界最大のeスポーツの祭典「Esports World Cup 2025」(以下EWC)が開催中。7月11日未明(日本時間)にはオープニングセレモニーが行われました。
オープニングセレモニーではド派手な演出の中、EWCテーマソングである「Til My Fingers Bleed」披露や、Post Maloneさんによるライブパフォーマンスが行われました。セレモニー前には昨年のEWCで優勝を飾ったFaker選手らT1の映像が流れ、FnaticのBoaster選手はセレモニーに生出演しました。
◆賞金総額は100億円!eスポーツの祭典「Esports World Cup」開幕
Esports World Cupは、2025年7月8日(火)から8月24日(日)までサウジアラビア・リヤドにて行われている世界最大のeスポーツの祭典で、世界中のトッププレイヤーやチームが一堂に会し、高額賞金と世界一をかけて戦います。本大会は2022年より「Gamers8」という名称で開催され、2024年から「Esports World Cup」として開催されるようになりました。賞金総額はeスポーツ史上最高の約100億円(7,000万ドル)を超え、類を見ない規模の大きな大会となっています。
競技として全24タイトルが採用されており、Riot Gamesからは『VALORANT』『リーグ・オブ・レジェンド』『チームファイト タクティクス』が採用されています。
タイトルの垣根を超えた「クラブチャンピオンシップ」も用意され、各競技だけでなく、チーム単位でのポイントランキングによって高額な賞金が分配されるユニークなシステムが特徴的です。日本からは「REJECT」「ZETA DIVISION」がパートナークラブとして選出されています。
◆ゲーム大会の開会式だとは思えないパフォーマンス―Boasterの生出演も
セレモニーでは映像ときらびやかなライティングが融合したステージ、数多のバックダンサーがおり、まるで音楽のライブのよう。これがゲーム大会の開会式だとは思えないクオリティに仕上がっていました。セレモニー会場外では花火も打ち上がり、世界最大のeスポーツの祭典の名に恥じないオープニングセレモニーとなっていました。

ライブパフォーマンスはチェロ奏者のTina Guoさんの演奏から始まり、EWC2025の公式ソングとして発表された「Til My Fingers Bleed」がお披露目。この楽曲は韓国のボーイズグループ「SEVENTEEN」のDINOさん、ヒップホップで世界的に有名なDuckwrthさん、「Worlds 2018」のアンセムを務めた経験のあるロックバンド「The Word AliveのTelle Smith」らがジャンルの垣根を越え作成した曲でK-POP、ヒップホップ、ロックが融合しています。
そのほか、グラミー賞にもノミネートされた世界的DJ、Alessoさんのパフォーマンスのなか『VALORANT』のBoaster選手らEWCに参加する選手代表の生出演もBoaster選手はカメラアピールでファンを卒倒させました。

また、有名アーティストでOpTic Gamingの共同オーナーを務めるPost Maloneさんがヘッドライナーとして多数の楽曲を披露しました。


オープニングセレモニーアーカイブ
画像引用:
EWC公式X
同大会の『VALORANT』部門は開会式前にグループステージがスタートしており、すでにプレイオフに進出する8チームが確定しています。『リーグ・オブ・レジェンド』部門は7月16日から、『チームファイト タクティクス』部門は8月11日から開始予定です。