2025年4月2日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「25.07」が配信されました。ヨリックの大型調整をはじめ、MIDとJGのチャンピオンやアイテムを中心にバランス調整を実施。また、エイプリルフールの期間限定イベントやルブランのビジュアルアップデートも含まれています。
♦トピックス
特殊ドラゴン出現など、エイプリルフールイベントが開催
本パッチではエイプリルフールを記念した期間限定要素が数多く登場しています。
サモナーズリフトでは倒すとランダムでゴールドが得られる「パーティーのおみやげ」を得られる新たなドラゴン「パーティードレイク」が出現するほか、増加移動速度が得られるディスコ床、集めることで「小さなパーティーのおみやげ」が手に入るシャコの箱(Wスキルではないですよ!)も登場しています。
ガレンの見た目が非常にキュート(?)になるスキン「ペング ガレン」は誰でも無料で選択できるので、一度はプレイしてみてはいかがでしょうか。

なお、これらの特別な要素はランク戦では発生せず、ノーマルのサモナーズリフトやARAM限定となっています。
ヨリックが大型調整され、ヨネはEが変更。MID・JGを中心に調整
今パッチのチャンピオン調整は16体。特に注目はヨリックで、従来の後半型スプリットプッシャーからややレーン戦段階へとパワーを移す形で大きな調整が行われていますので、使用・対面どちらの場合も必ずご確認を。

召喚する「ミストウォーカー」がジャングルモンスターと戦闘中の場合はヨリック本人がリコールしてもそのまま戦い続けてくれるなど、利便性を向上させる調整も含まれています。
調整面ではヨネがEスキル再発動時に行動妨害効果解除しなくなり、より慎重なプレイが求められるように。代わって固有スキルから「10%のクリティカルダメージ低下」が削除されており、バーストダメージは今以上に期待できるようになりました。
前パッチで調整の入ったグウェン、ナフィーリ、リリアといったJGで脅威となっているチャンピオンに弱体化調整が入っており、パワーバランスの変化は必至。固有スキルによるダメージバフというシンプルな強化が入ったブランドが再びAPJGとしてメタに登場するでしょうか。
また、曲者チャンピオンの代表格であるシャコはADビルドがバフに。シャコ使いの皆さんがシャコと同じ表情になって奇襲してくることを今から覚悟しておいた方が良いかもしれません。

RoA強化でMID勢力図に変化の予感。ホームガードは調整
アイテム面では「アングラルグレイブ」が効果のクールタイムが長くなった代わりに攻撃力がアップ。そして「最大スタックになるとチャンピオンレベルが1増加する」という唯一無二の効果で知られる「ロッド オブ エイジス」が、素材の「久遠のカタリスト」と共に調整され、マナがかなり楽になる変更が加えられています。
現在もアーリを中心に「ロッドオブエイジス」+「ライアンドリーの仮面」へと進む耐久力のビルドが人気を博しており、このビルドパスを採用できるチャンピオンにとって一層の追い風になる予感です。
なお、一部のMIDで採用されていた「共生靴底」を購入してリコールを繰り返す戦法について、泉での回復やホームガードによる移動速度アップに調整を加える形で対策が入っています。
ルブランにビジュアルアップデートを実施
“幻惑の奇術師”ルブランにビジュアルアップデートが実施されます。モデルやアニメーション、スキルアイコンにセリフ、ビジュアルエフェクト、効果音、スプラッシュ、スキンとあらゆる面が刷新されています。
本アップデートに伴い、一部のスキンは品質が向上し、新たな価格へと変更されます。ルブランの新たなチャンピオンテーマも4月3日(木)に公開予定となっていますので、お楽しみに。
♦パッチハイライト
エイプリルフール2025
「騒乱 vs. 祝宴」が登場! パーティードレイク、猫ミニオン、ディスコの熱狂が渦巻く中、いたずらするシャコと健全なパーティーを求めるペング ガレンが火花を散らします。加速パッドを駆け抜け、サプライズイベントを起こし、期間限定のパーティーに参加しましょう! これらの一時的な変更はすべてランク戦以外のキューで有効化され、ランクの上昇(または下降)には影響を与えませんのでご安心ください。
ペング ガレンは、このパッチの期間中のみ利用可能です。これはガレンのスキンとして無料で選択でき、すべてのゲームモードで利用可能です!
これ以外にも、さらに多くのイースターエッグがゲーム内に隠されていますので、ぜひ探してみてください! ペングはエイプリルフール限定となり、2週間後にはサモナーズリフトを去ってしまいます。パーティードレイクも最初の3日間を過ぎると出現率が低下しますので、なるべく早くパーティーを楽しんでおきましょう。
パーティードレイク(サモナーズリフト)
パーティードレイクソウル
味方から650ユニット以内の距離にいると、移動速度が追加で30%増加する。
増加移動速度5%ごとに、攻撃力と魔力が1%増加する。ドラゴンスレイヤーのバフ
アイテム欄に「パーティーのおみやげ」アイテムを受け取る。アイテムスロットに空きがない場合、「パーティーのおみやげ」は自動的に開封される。「パーティーのおみやげ」を開けると、150ゴールドから250ゴールドの間でランダムな量のゴールドを獲得し、さらにスキルポイントを1つ獲得する。
グルーヴィーなディスコのオーラを獲得し、周囲の味方ミニオンがキラキラ輝く!地形
本拠地とジャングルにディスコパッドが出現する。
異なるディスコパッドの上に乗ることで、移動速度が増加するスタックを獲得する。(瞬間的に増加して徐々に減少するものと、継続的なボーナス)
本拠地にアヒルのミラーボールが出現する。
アヒルのミラーボールをクリックすることで、増加移動速度のスタックをさらに獲得できる。シャコのメイヘム(サモナーズリフトおよびランダムミッド)
シャコの箱
レーン沿いにニャコの箱が出現する(サモナーズリフトおよびランダムミッドのいずれでも)
箱を拾うとランダムにキュートな効果を獲得する。
10スタックごとに「小さなパーティーのおみやげ」アイテムを入手する。
この箱についてペング ガレンがどう思っているのかは定かではありません……。ランダムミッドを高速に
サモナーヘイストが200%に増加。
帽子ジュースのコストが300ゴールドになり、スタック上限なしに。
雪玉の見た目がちょこっと変化。既知の問題
「パーティーのおみやげ」でアイテム欄に空きがなく、代わりにスキルポイントを付与された場合、すぐにはスキル上昇時のUIが表示されません。次のレベルに到達した際に追加のポイントを使用可能になります。ルブランのビジュアルアップデート
ルブランのビジュアルアップデートがリリースされて、モデル、アニメーション、スキルアイコン、セリフ、ビジュアルエフェクト、効果音、スプラッシュ、スキンが刷新されました。
過去に行われたチャンピオンのビジュアルアップデートと同じように、ルブランのプレステージスキンも品質の向上を反映して価格が520 RPから750 RPに改定されました。また、「漆黒のルブラン」スキンのサウンドエフェクトにも多数の変更を行っているので、品質の向上を反映して、価格が975 RPから1350 RPに改定されています。これらのスキンをまだ所有していない方は、ビジュアルアップデートがリリースされる前ならお手頃な価格で購入可能なので、今のうちに手に入れておきましょう!
ルブランの新たなチャンピオンテーマも公開されますので、YouTubeの公式チャンネルに注目していてください! こちらは4月3日(木)に公開予定です。
悪魔の手
「悪魔の手」への反応は総じて喜ばしいものであり、様々なプラットフォームで皆さんが披露してくれた手札や印章のコンボを見て楽しませてもらいました。LoLをプレイして獲得する一部のレア印章の入手率に関するフィードバックについて確認を行い、これらの印章を付与する隠しミッションに関して、意図していないインタラクションがあることが分かりました。パッチ25.07では、これらの入手が大幅に容易になっているはずです。この修正によって、これらの隠しミッションの進行状況が、ゲームプレイ1分あたり約80%増加します。
印章を付与する隠しミッションの意図しないメカニズムを修正。これらの印章が以前よりも早めに獲得できるように。
♦システム
ホームガード&出撃地点
ミッドレーナーが真っ先に「共生靴底」を購入し、リコールして体力とマナを回復した後急いでレーンに戻ることを繰り返す戦術が一般化しており、レーン戦におけるリソース管理の争いがほぼ失われていました。「共生靴底」がサポートに人気で有効なアイテムであることには満足しているので、ブーツ自体を弱体化するのではなく、リコールのインセンティブに調整を行うことにしました。数値上、以下の変更によってリソースが低いときに本拠地に戻る時間は速くなり、リソースが満タンに近いときは遅くなります。
出撃地点の回復
毎秒最大体力:10.4% ⇒ 8%
毎秒最大マナ:12.4% ⇒ 10%
試合序盤の毎秒減少体力/マナ:6% ⇒ 16%
試合終盤の毎秒減少体力/マナ:12% ⇒ 16%
ホームガードの速度
試合序盤の移動速度:75% ⇒ 65%
14~40分の移動速度:75~150% ⇒ 65~150%レーンスワップの検出
レーンスワップ検出エリアをさらに狭め、敵ジャングルで戦うチャンピオンが検出されないようにしました。
ミッドレーンのレーンスワップの検出範囲が縮小し、ラプターピットにほとんど被らないように。♦チャンピオン
ブランド
固有スキルのダメージが増加。
ジャングルのブランドは、昨シーズンに行われたジャングルへの大幅な弱体化の影響で苦戦していました。もはやジャングルではほとんどプレイされなくなっているので、再びピックされるように、ダメージ上限の制限を緩和しました。固有スキル - 炎上
エピック以外のモンスターに対するヒットごとのダメージ上限:7.5 / 15 / 22.5(炎上中スタックに応じて) ⇒ 10 / 20 / 30(炎上中スタックに応じて)
モンスターに対する爆発ダメージの上限:250 / 325 / 400 / 475 ⇒ 270 / 355 / 440 / 525ダリウス
基本物理防御が低下。Eのクールダウンが延長。
ダリウスはジャングルだけでなく、サモナーズリフトのあらゆる場所で強すぎる状態にあります。そこで、試合序盤にダリウスがEを使用したあとの対面相手の安全性を高め、その隙を突ける猶予を拡大しました。この変更によって、Eをもっと慎重に使う必要が生まれ、無駄にしてしまった際のデメリットがより明確になるでしょう。基本ステータス
物理防御:39 ⇒ 37
E - 捕縛
クールダウン:24 / 21.5 / 19 / 16.5 / 14秒 ⇒ 26 / 23.5 / 21 / 18.5 / 16秒グウェン
Qの最終ダメージが低下。Wの反映率を調整。
パッチ15.6の調整以降、グウェンは強すぎる状態にあり、かつ意図したよりも試合序盤寄りになっていました。彼女が意図されたとおりのスケーリングチャンピオンでいられるように、以前に行った試合序盤の強化の一部を元に戻し、過去にあったスケーリングを再度追加しました。Q - チョキチョキッ!
最後の切りつけのダメージ:70 / 95 / 120 / 145 / 170(+魔力の35%) ⇒ 60 / 85 / 110 / 135 / 160(+魔力の35%)
W - 聖なる霧
防御力:25(+魔力の5%) ⇒ 22(+魔力の7%)アイバーン
Qのスネア効果時間が低スキルレベルで延長。
アイバーンは特に序盤戦が弱くなっています。そこで、序盤にプレイメイクを行う能力を強化して、特に高スキル帯のプレイヤーにとっての魅力を高めました。Q - ネッコナゲ
スネア効果時間:1.2 / 1.4 / 1.6 / 1.8 / 2秒 ⇒ 1.6 / 1.7 / 1.8 / 1.9 / 2秒リリア
Eのダメージが減少。
前回パッチでのリリアの強化はやり過ぎてしまいましたが、新たなEのクールダウンはとても気に入っています。そこで、彼女がそれほどパワーを必要としていないことを踏まえて、魔力反映率の強化を元に戻すことにしました。E - コロコロの種
ダメージ:60 / 85 / 110 / 135 / 160(+魔力の60%) ⇒ 60 / 85 / 110 / 135 / 160(+魔力の50%)ルル
Qのダメージが減少。Wのクールダウンが高スキルレベルで延長。
前回のパッチにて、彼女のお気に入りのレーン仲間たちが弱体化されたことで、ルル熱が収まるかどうか様子を見ていました。しかし、そうはならなかったので、このパッチはサポートのメタゲームの公平性を高めることを目的とした抗生物質だとお考えください。特に高MMR帯のプレイヤーがルルに対して序盤にリードを奪えるよう、序盤のレーン戦のトレードを調整し、またWの終盤のクールダウンを延長して、彼女に対抗できるチャンスを増やしました。Q - ぴかぴかビーム
最小ダメージ:70 / 105 / 140 / 175 / 210(+魔力の50%) ⇒ 60 / 95 / 130 / 165 / 200(+魔力の50%)
最大ダメージ:105 / 157.5 / 210 / 262.5 / 315(+魔力の75%) ⇒ 90 / 142.5 / 195 / 247.5 / 300(+魔力の75%)
スロウ効果の減少ペースが意図したよりも速くなることがあった不具合を修正。
スロウ効果が、変動するディレイ後ではなく、即座に適用されるように。
W - イタズラ
クールダウン:18 / 17.5 / 17 / 16.5 / 16秒 ⇒ 18秒ナフィーリ
基本体力と基本物理防御が減少。固有スキルのモンスターに対するダメージが低下。Qのミニオンへのダメージが上昇。Wのクールダウンが低スキルレベルで延長。
ナフィーリは直近のアップデート後、ジャングルのボス犬になってしまいました。特に序盤戦が圧倒的であるため、基本ステータスとクリア速度を低下させて、対面相手が試合序盤をもっと楽にプレイできるようにしました。現在、ジャングルはミッドよりも少し強いようなので、ミニオンに対するQでのウェーブクリアを強化して、ミッドナフィーリが大きな影響を受けないようにしました。基本ステータス
体力:635 ⇒ 610
物理防御:30 ⇒ 28
固有スキル - 我らは一つ
モンスターに対するダメージ:165% ⇒ 155%
Q - ダーキンダガー
ミニオンに対するダメージ:80% ⇒ 100%
W - 群れの呼び声
クールダウン:20 / 19.5 / 19 / 18.5 / 18秒 ⇒ 22 / 21 / 20 / 19 / 18秒
ナフィーリが対象指定不可状態の間にWがタワーの攻撃を破壊しないことがあった不具合を修正。
R - 猟犬の追跡
ナフィーリのアルティメットを奪ったサイラスが詠唱中に対象指定不可になっていた不具合を修正。オラフ
Eの詠唱時間が攻撃速度に応じて変化するように変更。
オラフのEは攻撃速度反映率が無いことから、攻撃速度が高いときには遅く感じて使用感が悪く、通常攻撃の流れが阻害されているように感じられていました。E - 捨て身切り
詠唱時間が攻撃速度に応じて変化するように変更。
詠唱時間:0.25秒 ⇒ 0.25~0.175秒(増加攻撃速度の0~125%(Wを含む))シャコ
固有スキルのダメージが増加。Qのダメージが増加。
APシャコはすでにかなり強い状態にありますが、ADシャコは遅れを取っています。そこで、射程が短くリスクがあるスキルの攻撃力反映率を強化して、敵の背後から攻撃するアサシンらしさを強調しました。固有スキル - バックスタブ
ダメージ:20~35(チャンピオンレベルに応じて)(+増加攻撃力の25%)の追加物理ダメージ ⇒ 20~35(チャンピオンレベルに応じて)(+増加攻撃力の30%)の追加物理ダメージ
Q - 幻惑
ダメージ:25 / 35 / 45 / 55 / 65(+ 増加攻撃力の60%) ⇒ 25 / 35 / 45 / 55 / 65(+ 増加攻撃力の65%)シェン
Qが建造物に固定ダメージを適用するように変更。
シェンは以前からスプリットプッシャーとして機能することが想定されていましたが、このゲームの現状において彼が真に脅威となるには、単純に建造物に対するダメージが足りていません。Qの基本ダメージが建造物に対して機能するようになったことで、サイドレーンへのプレッシャーが少し高まるでしょう。Q - 護刃招来
[NEW] 攻撃速度と固定ダメージが建造物に適用されるように変更。最大体力に応じたダメージは適用されない。シンジド
固有スキルのクールダウンが延長。Qのダメージが増加。Rの増加ステータスが低下。
シンジドには最近のミニオンにとどめを刺すしきい値の変更など複数の調整が行われていますが、ゲーム全体のバランスを考えると、「Q - 毒の軌跡」のダメージへもっとパワーを配分した方がいいと思われるため、他のパワーを低下させる代わりにQのダメージを戻すことにしました。固有スキル - スリップストリーム
対象ごとのクールダウン:8 ⇒ 10
Q - 毒の軌跡
毎秒ダメージ:20 / 30 / 40 / 50 / 60(+ 魔力の40%) ⇒ 20 / 30 / 40 / 50 / 60(+ 魔力の42.5%)
R - 狂人のポーション
増加ステータス:30 / 65 / 100 ⇒ 25 / 60 / 95トランドル
Eのスロウ効果が増加、クールダウンが短縮。
トランドルには彼を低スキル帯向けにするための調整が多数行われてきましたが、極端に偏らせる必要はないでしょう。このトロールを使う高スキルプレイヤーに向けた強化として、彼の柱となるパワーを取り戻させました。E - 氷冷の柱
スロウ効果:30 / 34 / 38 / 42 / 46% ⇒ 34 / 38 / 42 / 46 / 50%
クールダウン:24 / 22 / 20 / 18 / 16秒 ⇒ 21 / 19.5 / 18 / 16.5 / 15秒ボリベア
Wのダメージを調整。
ボリベアはかっこいいものの、ADアイテムをビルドするのはAPやタンクよりも明確に悪手となっています。そこで、敵を瞬間火力でのみ倒すのではなく、持続的なダメージのメリットを高めるやり方で、ADビルドが他のビルドと肩を並べられるようにしました。W - 激昂の斬撃
強化時のダメージ増加効果:50% ⇒ 50%(+増加攻撃力の15%)ゼラス
Qのダメージが増加。Wのダメージを調整。Eのダメージが減少。Rのダメージを調整。
ゼラスは時とともに“一流のアーティラリーメイジミッドレーナー”として注目されることが減り、サポートとしてプレイされることが多くなっています。そこで、ミッドレーナーとしての強さを明確に強調するためにパワーを調整し、スキルセットが高コストなAPアイテムの購入からメリットを得られるようにしました。Q - アルカノパルス
ダメージ:70 / 110 / 150 / 190 / 230(+魔力の85%) ⇒ 70 / 110 / 150 / 190 / 230(+魔力の90%)
W - デストラクションアイ
ダメージ:60 / 95 / 130 / 165 / 200(+魔力の60%) ⇒ 50 / 85 / 120 / 155 / 190(+増加魔力の65%)
E - ショックオーブ
ダメージ:80 / 110 / 140 / 170 / 200(+魔力の45%) ⇒ 70 / 100 / 130 / 160 / 190(+魔力の45%)
R - アーケーンライト
ダメージ:180 / 230 /280(+魔力の40%) ⇒ 170 / 220 / 270(+魔力の45%)ヨネ
固有スキルのクリティカルダメージ低下効果を削除。Eの行動妨害効果解除を削除。
このパッチでは、ヨネのプレイヤーとヨネを相手にするプレイヤーの双方に楽しんでもらえるような調整を行います。腹違いの弟を真似て、固有スキルのクリティカルダメージ低下を削除したので、ダメージが増加し、キルも勝利も増えることでしょう。その一方で、Eで本体に戻る際にあらゆる行動妨害効果を解除する能力も削除しました。今後は発動中に行動妨害効果を受けた場合はスタン、スネア、ブラインドなどの効果が続くようになります。これによって敵が彼を捕まえて倒す余地が増えるでしょうし、少なくともヨネを使うプレイヤーは攻撃を開始する位置にもっと気を遣う必要が出てくるはずです。固有スキル - 狩鬼道
クリティカルダメージが10%低下しないように変更。
E - 縛魂の解放
戻ってきたときに行動妨害効果を解除しないように変更。
ツールチップで通常攻撃およびスキルのダメージのみが増加することを明確化。ヨリック
ヨリックに大幅な調整を実施。
このパッチではヨリックに大規模なアップデートを行いました。その主な狙いは2つです――1つ目は、ヨリックの行き詰まるポイントを解消し、チャンピオンとして完全な姿に近づけ、ヨリックを使うプレイヤーにとってより良いチャンピオンへと改善することです。そして2つ目は、ハイレベルなプレイにおいて彼をより強くして、ヨリックが巧みなスキルを披露できる瞬間を増やしながら、スキルの高いプレイヤーを相手にした際の耐性を高めることです。また、将来彼に再調整を行うことがもっと容易になるように小規模な調整も行っています。これについては後ほどお話しします。ヨリックの自立性を高めて、彼のゲームプレイに不足している部分を補完するため、試合の序盤を大幅に強化して、レーン以外での戦闘を改善しました。Qでキルできなかったミニオンの墓が増加し、チャンピオンや大型/エピックモンスターに攻撃を命中させるだけで墓が生まれるほか、Qの数値にシンプルな強化を行い、Eに「ミストウォーカー」のみを強化するのではなく、ヨリック自身が活用できる新たなデバフを追加しました。
スキルの披露に関しては、ヨリックがもっと自身の火力に気を遣うようにして(Qの強化とEの変更)、「ミストウォーカー」の体力に関するルールも変更しました。総合すると、「ミストウォーカー」の数が増える一方で試合終盤のダメージが低下しますが、より多くのダメージタイプに対する耐性が増加しているので、チャンピオンを相手にした場合にもっと戦えるようになるでしょう。
また、特に「ミストウォーカー」に関して、いくつか不具合の修正を行いました。ヨリックの召喚ユニットがヨリックの合計ステータスではなく、増加ステータスに注目するようになるので、今後はヨリックの基本ステータスにさらなる調整を行っても召喚ユニットには影響を与えなくなり、より焦点を絞った調整が容易になります。乙女に関しては、最終的な体力は基本的には変わらず、それ以外の変更については試合終盤を意図的に弱体化するものです。
基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:5.2 ⇒ 4.5固有スキル - 魂の導き手
墓ごとの周囲のデス:12 / 6 / 2(チャンピオンレベル1 / 7 / 13) ⇒ 8 / 7 / 6 / 5 / 4 / 3 / 2(チャンピオンレベル1 / 3 / 5 / 7 / 9 / 11 / 13)
攻撃力:4~90(チャンピオンレベルに応じて)(+合計攻撃力の20%) ⇒ 15~75(チャンピオンレベルに応じて)(+増加攻撃力の20%)
増加攻撃速度:8%(チャンピオンレベルごとに) ⇒ ヨリックの増加攻撃速度
体力:110~212(チャンピオンレベルに応じて)(+最大体力の20%) ⇒ 100~300(チャンピオンレベルに応じて)(+増加体力の15%)
「ミストウォーカー」のステータスが新たに召喚された時ではなく、ヨリックのレベルアップおよびステータス増加に応じて直ちにアップデートされるように変更。
チャンピオンの「ミストウォーカー」に対する通常攻撃ダメージ:即座にキル ⇒ 近接通常攻撃からのダメージが100%増加
「ミストウォーカー」に対する単体対象ダメージ:即座にキル ⇒ 通常のダメージ
「ミストウォーカー」に対する範囲ダメージ:50% ⇒ 66~40%(チャンピオンレベル1~14)
「ミストウォーカー」に対するチャンピオン以外からのダメージ:すべてのモンスターから50% ⇒ ミニオンおよびエピック以外のモンスターから40%のダメージ
「ミストウォーカー」がジャングルモンスターと戦闘中にヨリックのリコールに付いていかないように変更。
ヨリックの固有スキルをピンすることで、周囲の「ミストウォーカー」の数および総数を伝えられるように変更。Q - 葬送
クールダウン:7 / 6.25 / 5.5 / 4.75 / 4秒 ⇒ 6 / 5.5 / 5 / 4.5 / 4秒
ダメージ: 30 / 55 / 80 / 105 / 130(+合計攻撃力の40%) ⇒ 30 / 55 / 80 / 105 / 130(+合計攻撃力の50%)
[NEW] 命中したチャンピオンおよび大型/エピックモンスターに墓を召喚するように変更。E - 悲嘆の霧
ダメージ:現在体力の15%、70 / 105 / 140 / 175 / 210(+魔力の70%)の最小しきい値まで低下 ⇒ 70 / 105 / 140 / 175 / 210(+魔力の100%)の固定ダメージ
ヨリックと召喚ユニットの移動速度:20% ⇒ 30%
[NEW] 4秒間、対象の物理防御を18 / 21 / 24 / 27 / 30%低下させるように変更。
[削除] 「ミストウォーカー」のダメージを攻撃8回分、20%増加させないように変更。
「ミストウォーカー」が地形を越える際に対象に飛びかからなかった不具合を修正。R - 霧の乙女
ダメージ:0 / 10 / 40(+合計攻撃力の50%) ⇒ 50 / 75 / 100 (+増加攻撃力の30%)
体力:400~1650(チャンピオンレベルに応じて)(+合計体力の60%) ⇒ 1050~3200(チャンピオンレベルに応じて)(+増加体力の60%)♦アイテム
久遠のカタリスト
「久遠のカタリスト」はレーン戦用エピックアイテムとしては少し弱くなっています。レーンのバリエーションを維持するために、「ロスト チャプター」との価格差は維持したいと考えていますが、このアイテムの購入が極端に苦痛であるべきではないですし、他の類似アイテムと同じくらいのマナを持たせたいと思います。
レシピ:ルビー クリスタル + サファイア クリスタル + 600ゴールド ⇒ ルビー クリスタル + ルビークリスタル + サファイア クリスタル + 200ゴールド
トータルゴールドコスト:変更なし
マナ:300 ⇒ 375
「久遠」の被ダメージからのマナ回復:7% ⇒ 10%(「ロッド オブ エイジス」にも同じ変更を実施)ロッド オブ エイジス
上記の「久遠のカタリスト」のバフと一致するように「久遠」の効果を調整。
「久遠」の被ダメージからのマナ回復:7% ⇒ 10%(「久遠のカタリスト」にも同じ変更を実施)アンブラル グレイブ
「アンブラル グレイブ」はしばらく弱い状態が続いていましたが、自動効果が極めて強力であることから、単純に強化することには消極的でした。そこで、自動効果の頻度を少し低下させて、敵の視界への影響を弱めながら、そのステータスとコスト面を強化しました。全体としては、差し引きすれば強化になると考えています。
トータルゴールドコスト:2600ゴールド ⇒ 2500ゴールド
攻撃力:+50 ⇒ +55
「ブラックアウト」のクールダウン:50秒 ⇒ 90秒
クライアント上でプレイできるミニゲーム「悪魔の手」に関するアップデートや、ユニークな新スキンシリーズも公開となる「25.07」。ブルーエッセンスストアも「25.09」まで限定オープンとなっていますので、お見逃しなく。

アリーナやARAMなど他モード向けの調整や細かなバグ修正等の詳細はパッチノート全文をご確認ください。