サウジアラビアで開催されている国際大会「Esports World Cup 2024」。全21タイトルのゲームで約2カ月に渡って行なわれるなか、League of Legends部門が現地時間の7月4日に開幕しました。
開幕戦は中国の「Bilibili Gaming(以下、BLG)」と韓国の「T1」がBO3で対決。結果、2-1でT1がBLGを破って勝利しました。本稿では「MSI 2024」のリベンジに成功したT1のZeus選手のインタビュー翻訳をお届けします。
◆「ゼリはカサンテのカウンターピックとして何度もやってきた」
――BLGをついに倒すことができました。MSIのリベンジを果たした感想はいかがですか。
Zeus:最後の試合も非常に不利になっていたのでゲーム中は厳しいかなと思っていたんですが、想像以上にチームメイトたちがすごく上手くやってくれて、僕がこれまでやってきた通りにプレイしたら勝てたので良かったです。
―― 1戦目ではゼリも出されていました。パッチ以降、多くの変化によって準備したことも多かったかと思われますが、どんな準備のプロセスがありましたか。
Zeus:実を言うとゼリはカサンテのカウンターピックとして以前から何度もやってきていたピックなので、すごく自信を持って自分でアピールして出した感じでした。いざ大会に来てみたら思ったより上手くいかなかったんですが、それにも関わらずチームメイトたちが育ててくれたので勝つことができたと思います。
――3戦目でナーをピックしたときは、とても自信がありそうに見えました。そこでお伺いしたいのですが、いま「世界最高のナー使いである」と自ら言えそうですか。
Zeus:そうですね。僕は自分が世界で一番ナーが上手いと思っています。とはいえ今日は上手くバスに乗ったと思います(苦笑)。