League of Legendsの人気ゲームモードであるランダムミッド(ARAM)に、Season 2 Act 2で待望の新コンテンツと変更が多数実装されます。それに先駆け、Riot Games本社にて新要素を先行プレイさせていただきました。なお、先行プレイ版は製品版とは違う点があることはご了承ください。
Riot Gamesは、ランダムミッド体験の核となる部分を根本的に変えることなく、各試合に一層の楽しさと幅広さをもたらすことを目指しており、今回の変更は、ランダムミッドをメインに楽しんでいるプレイヤーへの応援の機会と捉えられています。
過去の“進歩の橋”のようなアップデートでは、ランダムミッド体験を大きく変えすぎたというプレイヤーからのフィードバックがあったため、今回は過度に大きな変更を避け、プレイヤーが親しんできた馴染みのある体験を保つことに重点を置いています。

◆ランダムミッドにマップローテーションが追加

今回のアップデートの最大の目玉は、ランダムミッドのマップローテーションです。試合を開始すると、以下の3つのマップからランダムに1つが選択されるようになります。これによりマップのマンネリ化を防ぎ、ルーンテラの世界をより多く見せるための解決策の一つだと考えられています。

“コーシンの渡り場”は精霊の花祭りをテーマにした最新マップです。アイオニアを舞台とした戦いにプレイヤーが加わることになります。
このマップには、ベース奥地だけでなく、マップ中央にもポータルが設置されます。これらはインタラクトなしで歩いて入るだけで反対側にテレポートでき、接近するとわずかな移動速度上昇が得られることで、ランダムミッドでの移動オプションを増やすために設計されています。

ファンに人気の高いマップ“ブッチャーズブリッジ”が、現代のLeague of Legendsの基準に合わせてアップデートされて復活します。
ヘクステックの扉の代わりに、ビルジウォーターの大砲型のランチャーが登場します。これを使うと素早く戦場に戻ることができ、他のプレイヤーの上にランディングするとノックアップさせることが可能です。
そしてランダムミッド定番のマップ“ハウリングアビス”も引き続き登場します。
さらに、現時点では3つのマップからスタートしますが、将来的にはマッププールのさらなる拡大も検討しているとのことです。
◆チャンピオン選択が刷新!“チャンピオンカード”システム

ランダムミッドのチャンピオン選択も大きく変わります。これまでのリロールシステムに代わり、新機能“チャンピオンカード”が試用されます。プレイヤーはチャンピオン選択で2枚か、運がよければ3枚のチャンピオンカードから1枚を選ぶことができ、使用しなかったカードはベンチに行き、他のプレイヤーが選択できるようになります。
◆開発者の意図と将来の展望
ランダムミッドをメインにプレイしているプレイヤーたちは、これまでぞんざいに扱われてきたと感じていたことを開発チームは認識しており、今回の変更が非常に意図的なものであると述べています。
ランダムミッドにはとても活発なプレイヤーベースがあり、多くの地域で『League of Legends』はサモナーズリフトではなくランダムミッドだ」と考えるプレイヤーが多く、Riot Gamesは今後もランダムミッドを愛するプレイヤーの忠誠心に報いるためにアップデートを続けていくとのことです。