LJLからSummer Split上位3チームが参戦中の「PCS 2024 Summer Split Playoffs」。8月7日に行なわれたDAY 3では、DetonatioN FocusMe(以下、DFM)がTeam Bliss(以下TB)と対戦しました。
この試合に勝てばストレートでStage 2へ上がることができる大事な一戦。DFMは見事2-0でTBを下し、昨シーズンに叶わなかったStage 2進出のリベンジを果たしました。
今回筆者はPCS現地取材を敢行中。試合終了後にAria選手へ直接お話を伺ってきたので、早速そのときの模様をお届けします。
◆対戦相手の分析も重要だが、まずは自分たちの実力アップが必要
――Stage 2進出、おめでとうございます。まずは昨シーズンのリベンジを果たした感想から聞かせてください。
Aria:4戦全勝で勝ち上がることができて良かったです。正直なところ試合自体はキレイな形だったとは思っていないのですが、それでもStage 2に一番乗りできたことには満足しています。
――では今日の試合について、まずは1戦目。ゼリをピックして序盤からキルを取り続けた一方で後半にはデッドするシーンもありましたが、全体を通してアグレッシブなプレイを意識していたのでしょうか。
Aria:僕は強く出られるタイミングにはいつも強く出ていこうとしていますが、最初の相手ネクサス近くでのデッドはタイミングが合わなくてこちらが少し委縮してしまった感じであっけなくやられてしまいました。だけど最後にBotサイドでコーキを倒しつつデッドしたシーンはむしろチーム的には悪くなくて、ここで強く出てデッドしても大きな問題はないと考えてのプレイでした。
――なるほど。続く2戦目はバンピックから非常に見ごたえがありましたが、Aria選手がヨネをピックした経緯や理由を教えていただけますか。
Aria:ヨネはセジュアニとのシナジーがあるチャンピオンのひとつですし、トリスターナを相手に序盤のレーン戦の主導権はないですが、エンゲージ構成なら上手くやれると思って自分からヨネをやると言ったんです。コーチ陣もすんなりOKしてくれました。
――2戦ともAria選手がPlayer of the Game(以下、POG)を獲得するほどの大活躍を見せましたが、ご自身のパフォーマンスには満足していますか。
Aria:自分が完璧にできているとは思っていませんが、とりあえずゲーム内でできる限りのことはやれていると思いますし、今すぐ大きな問題になるようなことはないと感じています。満足とまではいかないですけど悪くはない、といったところでしょうか。POGは、もらえるんだったらもらった方が嬉しいですよね(笑)
――改めてPOGおめでとうございました。さて、Stage 2ではさらなる強豪が待っていますが、DFMが勝ち抜くために必要なことは何だと思いますか。
Aria:対戦相手について分析することももちろん重要ですが、それより自分たちのパフォーマンスがそれほど良いとは思っていないので、まずは自分たちの実力をアップさせることが必要だと思います。あとはチャンピオンのティアの整理も今回急ピッチでやったような感じだったんですけど、今日勝ったことで準備期間が長くなったのでこの期間にさらに正確にティアの整理をしたいですね。そういった意味でも今日は勝てて本当に良かったです。
――では最後に、Stage 2の意気込みと日本で応援してくださっているファンの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
Aria:いつも応援してくださって本当にありがとうございます。SNSのDMの応援メッセージなども読ませていただいてます。今回は必ずファイナルまで進出してWorldsにも出たいと考えているので、ベストを尽くして頑張ります。
――Stage 2も期待しています!インタビューありがとうございました。
Stage 2は8月14日からスタート。DFMの次の試合はまだ決まっていないので、後日LJL公式SNSなどでご確認ください。