2024年8月5日に開幕した「PCS 2024 Summer Split Playoffs」。LJLからはSummer Splitの上位3チームが参戦しています。
8月6日に行なわれたDAY2にはLJLからSengoku Gaming(以下、SG)が登場し、CTBC Flying Oyster(以下、CFO)と対戦しました。PCS 3位であり元LPLプレイヤーも多いチームが相手ということで厳しい戦いが予想されていましたが、SGが1戦を取るなど善戦。今後の可能性が大いに期待できる試合内容でした。
今回筆者はPCS現地取材を行なっており、試合終了後にJett選手にインタビューする機会を得ましたので、その模様をお届けします。
◆1戦目はスキルを避けて耐え続けることができチャンスがやってきた
――今回PCSプレイオフ初参戦でしたが、1戦目の勝利は大きなインパクトがありました。全員のプレイが素晴らしかったですが、これまでどんな練習をしてきたのでしょうか。
Jett:練習試合のときは実際の大会よりよく勝てていたので、今日は勝てるという気持ちで会場に来ました。
――その自信のとおり、Jett選手はコーキをピックし6/0/9の大活躍でPlayer of the Gameも獲得しましたが、1戦目のご自身のパフォーマンスを振り返っていかがでしたか。
Jett:レベル1のときは僕にとって良くない状況でしたが、相手のスキルを何度も避けてしっかり耐え続けることができたのでチャンスがやってきたと思いました。上手く修正ができたので勝てたんだと思います。
――2戦目3戦目は惜しくも敗北となりましたが、非常に善戦したと思います。CFOのような強豪チームが相手でも十分戦えるという手ごたえはありましたか。
Jett:2戦目はレーン戦がマッチアップ以上に上手くいって良い状況だったと思うのですが、6分のヴォイドグラブのタイミングで事故ってしまったのが悔しいですね。3戦目はルシアン対トリスターナのマッチアップで何度か経験はあったものの、判断がきちんとできていなかったと思うので次までに研究してしっかり考えながらプレイするつもりです。CFOについては試合を終えてみてそこまで難しい相手ではないと感じたので、僕らがきちんと集中して頑張れば強豪チームにも勝てる可能性は十分あると思います。
――SGとしては初めてのPCSプレイオフということでオフライン会場、Bo3、練習環境の変化など慣れないことも多いと思いますが、遠征の率直な感想を聞かせてください。
Jett:僕は過ごしにくさなどはそれほど感じていないですね。オフライン会場で試合をしたらすごく緊張するんじゃないかなと心配していたんですが、実際はあまり緊張しなかったので良かったです。練習試合のときと同じような気持ちで落ち着いてプレイできました。
――ちなみにJett選手から見て、国際戦が初めての日本人選手たちの様子はいかがですか。
Jett:彼らは緊張などはあまり表に出さないタイプだと思うので実際どうかはわかりませんが、だいぶ環境にも適応してきているように見えますね。
――そして次の試合はGround Zero Gaming(以下、GZ)との対戦となります。絶対に負けられない試合となりますが、最後に意気込みを聞かせてください。
Jett:GZとの対戦は正直やってみないとわからない部分もありますが、ここで落ちるのは悔しすぎるので次は絶対に勝ちたいですね。せっかくやって来たPCSプレイオフですから、できる限り多くの試合を戦いたいです。
――頑張ってください!本日はインタビューありがとうございました。
次のGZ vs SGは、8月8日(木)の2戦目となります。1戦目が終了次第のスタートとなるのでご注意ください。