『リーグオブレジェンド』の次回パッチ「25.15」の内容が予告され、チャンピオンの調整項目が明らかになりました。次回のパッチでは14体のチャンピオンが調整。バフ2体、調整3体に対してナーフチャンピオンは9体と、現在強いチャンピオンへの弱体化調整が主になっています。
◆アリスター、レル、ブラウムとタンクSUPへナーフ続く
7月23日、X上にて『LoL』の次回パッチレビューが公開。今週はいつものMatthew氏に代わり、ゲームデザイナーのDavid Turley氏より投稿されました。
David氏によれば、今回の調整は前パッチでの「ルインドキングブレード」のバフによる恩恵が大きいチャンピオンが主なターゲットとなっており、イレリア、マスター・イー、そしてベル=ヴェスといったASが重要な近接ファイターがナーフ対象になっています。
同じく「タンクサポートでOPとなっているチャンピオン」にも焦点が当てられており、ブラウム、レル、アリスターがナーフ。ブラウムは2連続のナーフとなるほか、プロシーンでもトップ評価を受けているアリスターについては「基礎ARが47→40」という大幅なナーフに。Rスキル習得後は破格のタンク力を誇っているアリスターですが、元より厳しいレーン戦も含め、かなりパワーを絞られてしまう状態となりそうです。

バフについては、先日ミニリワークとなったクレッドや、リヴェンのQスキル3段目のバグ修正という小規模に。イラオイはEで魂を引き抜いた際のデバフ効果時間が短くなりましたが、代わりにダメージ面が補填される調整、そしてレク=サイはRスキルのダメージを落とす代わりにCDや“発動時のWリセット”が追加され「アサシン性能を落として汎用性を高める」狙いの調整が行われます。
◆バロン起動中の自動回復が削除
試合を決定づける重要なオブジェクトの「バロンナッシャー」についても変更を実施。
これまで5秒ごとにHPが15ずつ回復していましたが、「基礎HPが100増えて回復はナシ」に調整されます。もちろん忍耐ゲージが切れれば回復は始まりますが、不意にバロンが回復してスマイト時に1桁ヘルス残ってしまう、というシーンは起こりづらくなりました。

「精霊の花祭り 湯けむり」スキン登場など、まだまだ精霊の花祭りが続くパッチ「25.15」は7月30日に配信予定。
なお、これらの予告内容はPBE段階のため、本実装までに変更が入る可能性があることにもご注意ください。詳細な変更については次回パッチの配信をお待ちください。