LCP現地観戦ガイド!台北「LCP Arena」で『LoL』を楽しむために、チケット予約からアクセス、アリーナ内の設備まで徹底紹介【リーグ・オブ・レジェンド】

台北にオープンしたスタジアム「LCP Arena」での現地観戦までの道のりを3ステップでガイド!「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の生観戦にチャレンジしませんか?

League of Legends インタビュー・コラム
LCP現地観戦ガイド!台北「LCP Arena」で『LoL』を楽しむために、チケット予約からアクセス、アリーナ内の設備まで徹底紹介【リーグ・オブ・レジェンド】
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現地観戦する『LoL』。好プレーのたびに湧き上がる歓声や拍手を感じながらの臨場感あるオフライン観戦は、配信とはまた違った興奮があって楽しいものです。

2025年より『LoL』の公式大会フォーマットが世界的に再編され、国内シーンでトップを争ってきた「DetonatioN FocusMe」と「Fukuoka SoftBank Hawks Gaming」はアジア太平洋地域の新リーグLCPへと参戦することに。LJLは入れ替え戦からのLCP出場を目指すTier2リージョンとなり、オープン予選形式での戦いが繰り広げられています。

大会が増えたことで2月から毎週のように公式戦が観られるようになり、国内外の新たなチームが知られるようになったのは嬉しいポイントでありつつも、大会を現地観戦するチャンスは以前よりも減ってしまっているのが現状です。

写真は幕張メッセで開催された「LJL 2023 Summer Split Finals」のもの

そんな中、Mid Seasonの開幕に合わせて台湾・台北市に待望のLCP専用会場「LCP Arena」がオープン。早速現地では熱戦が繰り広げられており、配信画面からも現地の盛り上がりが伝わります。

せっかくだし一度は行ってみたいけど、海外はちょっとハードルが高い」と思っている方も多いのでは。そこで今回は実際に開幕週の現地取材を敢行した筆者の経験をベースに、LCP現地観戦へのガイドを作成いたしましたので、ぜひお役立てください。


①観戦予定を立て、チケットを予約!

まずはスケジュールチェックから。現在開催されているMid Seasonはプレイオフも含めると6月8日までの日程となっており、前回の「Kickoff」と同様に基本的には週末にスケジュールが組まれています。

今年は新たに3スプリット制がスタートしており、「Kickoff Season」が1月~2月、「Mid Season」が4月~6月、そしてWorlds進出を争う「Season Finals」が7月~9月といったスケジュールに。若干前後する可能性はありますが、2026年以降も近いスケジュールで進行する見込みになっています。

チケット発売は“前週の水曜13時”

「この日に観戦に行きたい!」と決めたら、続いては一番重要なチケットの確保へ。チケットは日本からは「KKTIX」というチケットサイトを通じて購入可能で、詳細な説明については中国語と英語で書かれていますが、そこまで複雑な仕組みではないので機械翻訳でも大丈夫。チケットは金曜日が300TWD、土日が400TWDとお求めやすい価格です(1TWDは約5円)。

そして重要な点が、チケットの発売日は「試合前週の水曜日13時(日本時間)」であること。LCPはその日の対戦をすべて観戦できる“通しチケット”制となっていることもあり、執筆時点ではいずれの週も発売から1日程度で完売する人気ぶりですので、しっかり発売時間に待機できるスケジュール確保も重要です!

事前にサイトのアカウントを作成して準備しておきましょう。

今のところ全日程で一般チケットは完売が継続中。人気の高さが伺えます

10日前までチケットが買えないと予定が決まらなくて心配……」という気持ちもあるかと思われますが、直前でも予定を組みやすいのがご近所・台湾への旅行の良いところ。LCCを含めて就航路線数も多く、会場も都市部なのでホテルも日本と変わらないイメージで数多くの選択肢から選べます。深夜や早朝に発着する便もあるので、海外旅行慣れしている方なら節約手段としてアリかも知れません。

実際に筆者の取材時もパスポートを新規発行した都合でホテルも航空券も1週間前後のギリギリに予約しましたが、連休などに被っていないこともあって割と余裕あり。余談ですが、パスポートがオンラインで申請できるようになっていたので非常に便利でした。

②会場に向かう

チケットと航空券、そしてホテルの予約が完了したらいざLCP観戦へ出発です!海外への旅行になりますので、パスポートなど必要なものをお忘れなく。

LCP Arenaは「民権西路」駅から徒歩5分

日本から台湾への多くの便は「桃園国際空港」へと到着します。そこから台北市中心部の「台北」駅へはMRTという地下鉄を使って約30分ほど。さらに乗り換えて3駅先の「民権西路」駅がLCP Arenaへのアクセスでおすすめの駅です。地下鉄は日本でもよくあるように路線で色分けされているので、台北駅から赤い路線(淡水信義線)で北(淡水方面)へと乗り換えればOKです。

時間的には空港を出発してからは1時間ほどで会場に到着可能で、今は入国手続きも事前にオンラインで登録できて非常にスムーズなので、当日入りする場合も試合開始2~3時間前に到着する便までは検討の余地があるでしょう。なお、台湾とは1時間の時差(日本が1時間遅い)がありますので、時間計算する際にはどちらの時刻で表示されているかを必ず確認しましょう。

最寄り駅からアリーナまでの経路は非常にシンプルで、北側の出口を出て左、つまり西方向にまっすぐ4~5分歩けば到着です。1階に大きなスポーツジムが入っているビルがあって場所は分かりやすいはずですが、会場への入り口となる階段をお間違えなく。

付近にはファミリーマートもあるのでチケットの発券も可能です。(日本のファミリーマートでは発券できませんので、ご注意を)。駅付近、特に東方面には飲食店も数多く並んでいますので、早く到着した場合にも時間調整は簡単そうでした。

会場すぐ傍には「CTBC Flying Oyster」仕様にペイントされたCTBC(中国信託商業銀行)の支店も

③観戦を楽しむ!

会場に入ってロビーでチケットの確認と手荷物検査を受ければ、いよいよLCP参戦! 会場は138席とコンパクトな映画館のような空間で、超大型モニターと傾斜によって前の人が気になったり最後列だから見づらかったりということもなく、歓声やゲーム音の反響もあって臨場感◎。椅子も快適で長時間の観戦も楽々でした。

ロビーでは飲食や『LoL』グッズの販売も行われており、LCPロゴのグッズや参加チームのユニフォームやアパレルなど日本国内ではなかなか手に入らない貴重なアイテムもラインナップ。場内では現金だけでなくキャッシュレスにも対応しており、ノンアルコール飲料や軽食の持ち込みも可能(匂いの強いものはNG)となっているので、まったりじっくり観戦を楽しめます。

会場には熱量あるファンが大勢詰めかけているので特に台湾勢同士の対戦の白熱度はすさまじく、チームへの応援には「加油(ジャーヨー)」だけでなく日本チームには「ファイト!」、ベトナムチームには「コーレン!(ベトナム語の「頑張れ」)」と声をかける多国籍リーグならではの応援文化も生まれつつあります。

場内はライトによる演出もあってレギュラーシーズンの対戦でも特別感があり、中国語の実況音声での『LoL』観戦もなかなかできない経験。LJLとはまた違った観戦体験が出来る空間になっていたのが印象的でした。

ロビーには定番のチアボードコーナーもあり、筆記用具も完備されているので、訪れた際にはぜひとも推しチーム・選手へのアツい応援を書き込んで配信に映りましょう。

試合チームによる応援グッズのレンタル・プレゼントが行われることもあり、手ぶらで訪れても日本チーム以外の応援までしっかり楽しめるのでご安心を。

インターバルにもちょっとしたコンテンツやプレゼントがもらえる会場限定のお楽しみイベントもあり、試合後のロビーでは選手との記念撮影などファンサービスを受けられるチャンスもありますので、スマホやカメラの充電はお忘れなく。(ファンサービスはスケジュールに組み込まれている訳ではないので、必ず実施されるとは限らない点にご留意ください)

開幕週ではドラフト時にピックされたチャンピオンで楽しめるビンゴも

なお、Mid Seasonは現地で17時半に第1試合がスタートするスケジュールが組まれていますが、BO3の3戦目までもつれたりロングゲームになったりという展開であれば終了は23時を過ぎることも。電車の時間やホテルのチェックイン時間は必ず確認して、心置きなく観戦できるようにしておくことをおすすめします。

◆おまけ:台北を楽しもう!

以上のポイントをチェックしておけば、LCPの現地観戦はバッチリ。しかもLCP Arenaの立地は台北の中心部に近く、他のエリアへの観光にも行きやすいのが嬉しいポイントです。会場から歩ける距離にも夜市がいくつかあり、現地ならではの文化やグルメにも触れやすい環境と言えるでしょう。

また、コンビニや飲食店は日本でもお馴染みのチェーン店が数多くあるのも台湾に訪れやすいポイントのひとつ。食事が合わなかったり急に入り用なものが出来たりしても安心で、商品名も漢字でなんとなく意味が読めたり日本語のメニューがあったり、なんなら日本語のままの商品があることも珍しくなく、面白い体験ばかりでした。

民権西路から一駅隣の「雙連」すぐ傍のお店で食べたかき氷が好吃!

そうした意味では言語面の不安もそこまでなく、筆者もとりあえず出会う人や店員さんには臆せず「こんにちは!」と挨拶してみることにしていたのですが、日本語と分かるや否や流暢に日本語を話せる人を呼んでくれたり翻訳アプリを使ってくれたりと、非常に親切な対応ばかりで快適に過ごさせていただきました。

英語や日本語でのガイド表示も多く、移動も安心

日本語以外には簡単な英語でコミュニケーションしてくれる人も多く、アリーナで熱心にDFMを応援する筆者に『From Japan?』『You big love DFM~! 』と話しかけてくれた来場者の方も。海外からの旅行客に慣れている方が多いのではないでしょうか。

取材中とは思えないテンションで応援を楽しむ筆者とスイニャンさん

台湾は緯度では沖縄のやや南で、台北も亜熱帯に属するエリア。LCP開催中は冬に行けば温かく、春~夏に行けば名物のかき氷が美味しい季節と、LCPのシーズンに訪れるには隙のない構成に。時期によってはよく雨も降るので、折り畳み傘などのカウンターピックをしっかり準備して楽しみましょう!

《ハル飯田》

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ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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