【独占インタビュー】DFM・Meiy「“どのチームにも勝てる自信”を証明できた」—ジャイアントキリングを魅せたチームのデュエリストに訊くEDGへの印象と“その先”【VALORANT Radiant Asia Invitational】

「VALORANT Radiant Asia Invitational」初戦で世界王者EDG相手にDFMがジャイアントキリング。その裏側に迫ります。

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【独占インタビュー】DFM・Meiy「“どのチームにも勝てる自信”を証明できた」—ジャイアントキリングを魅せたチームのデュエリストに訊くEDGへの印象と“その先”【VALORANT Radiant Asia Invitational】
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2024年11月21日から12月1日にかけてOFF//SEASONイベント「VALORANT Radiant Asia Invitational」が中国・成都で開催中。日本から出場するDetonatioN FocusMe(DFM)は22日(金)に行われた初戦で中国EDward Gaming(EDG)と対戦し、マップスコア2-1で勝利を収めました。


8月のChampionsで優勝した世界王者を相手に、しかも中国という相手チームのホームグラウンドでジャイアントキリングを見せつけたDFMから、Meiy選手へ実施したインタビューの模様をお届けします。どのような想いで挑んだのかや、チームの近況に迫ります。

◆「どのチームにも勝てる自信」を証明できた

——まず、今どんなお気持ちですか?

Meiy:実感がないですね(笑)。ぼーっとしてて「勝ったな」という感じはあんまりありません。嬉しいけど、まだ実感がないです(笑)

——初っぱなから締めの質問のようで恐縮ですが、今ファンにどんな言葉を贈りたいですか?

Meiy:Champions王者が相手なだけあって、恐らく応援してくれているファンの方には「勝てないだろう」と思っている方も多かったと思います。ただ僕たちはスクリムの戦績や練習を通じて、どのチームにも絶対に勝てるという自信があり、今回それを証明することができました。今後の試合も期待していて欲しいです。

——そういえば、アウェー感がそこまでなかったと感じましたがどうでしたか?

Meiy:入場の時にグータッチとかぜんぜんして貰えないかなと思っていたんですが、ぜんぜんしてくれたし、日本語で「がんばれ」と言ってくれる方もいました。とても力になったし、嬉しかったですね。試合中はホワイトノイズが流れているのでアウェーについてはわかりませんでしたが、マップ取った後も拍手などしてくれて、あったかかったですね。

——会場で見ていましたが、DFMメンバーの強いプレイにもしっかり歓声があがっていましたよ。

Meiy:本当ですか、嬉しいですね!

◆EDGは“撃ち合い全体のスキルレベルが高い”

——「ZmjjKK選手と撃ち合いたい」と事前のプレスカンファレンスでお話しされていましたが、実際に撃ち合ってみていかがでしたか?

Meiy:オペレーターが出そうなクレジット状況のラウンドでは、撃ち合ってもないのに怖かったですね。どこにいるかもわからないし、みつかったら絶対に倒されちゃうので、「オペレーターを持った可能性のあるZmjjKK」にはおびえながらプレイしていました(笑)

——ZmjjKK選手だけでなく、メンバー全員の撃ち合いに関してはどうでしょう。

Meiy:撃ち合いはこれまで戦ったチームでもトップクラスに強かったです。単純なエイムだけでなく、撃ち合い方や撃ち合うタイミングなど、撃ち合い全体のスキルが高い印象です。撃ち合いのリズムがPacificなどにはないテンポ感で、試合運びに苦労しました。

——そのほか、戦術面ではいかがでしょうか。

Meiy:EDGは自分たちのテンポ感を押し付けてくるのがとても上手いです。アセントの序盤では僕らが緊張していたのもありますが、EDGのやりたいことを押し付けられた印象でした。僕らは相手の出方をうかがいながらスローテンポでプレイしていましたが、それをやる前に人数有利を取られてしまい、やれることが少なくなっていってしまいました。そのせいでその後のラウンドの印象も悪くなっていってしまいましたね。

——たしかにラウンド連取される展開はあれど、今日の試合ではDFMが巻き返して連取していたのも印象的でした。対策が試合の中でできていったということでしょうか?

Meiy:スクリムでは、例え0-5や0-6などの不利を背負っても、折り返しまでには追いつける圧倒的な修正力を身についています。仮に落としてしまっても、IGLのいばにんを中心に、メンバーそれぞれが判断してカムバックできるチームになっていると思います。

◆「今回の大会はgyenにつなげる」意味を含む

——Art選手は今大会では「良い試合ができたな」と思えることを目指しているとお話ししていましたが、これはチームとしてでの目標ですか?

Meiy:もちろん良い試合にすることは目標のひとつですが、多くのメンバーは勝利することを目標にしています。いばにんはIGLだから負けても勝っても納得できる試合がしたいんだろうなと思います。

——Meiyさんとしてはどのような目標を持っているのでしょうか?

Meiy:せっかくここまで来たからには、僕は優勝することしか考えていないですね。

——このような機会はなかなかありませんもんね。

Meiy:中国は遠いですし、慣れない環境で生活して0勝2敗で終わってしまうのも寂しいので、できるところまで勝ち進んでいきたいですね。

——チームとして「こういう部分を伸ばしたからこの結果に繋がっているな」と感じる部分はありますか?

Meiy:今具体的なことは思いつきませんが、共通で意識しているのは「毎日のフィードバックを無駄にしない」「同じミスを繰り返さない」ことです。可能な限り効率の良い練習にできるよう、一度のフィードバックの内容を何度もリマインドしあってプレイしていました。

——今大会だけでなく、VCT2025までの時間をどのように過ごしたいと考えていますか?

Meiy:もう1ヶ月くらいSSeeSとやっていますが、この中国の大会が終わったらgyenが帰ってきます。僕らはgyenに良い意味でかけてる想いがあり、普段の練習でもいつでもgyenが戻ってこれるような形にしています。今回の大会はgyenにつなげるというか、僕らはgyenのためにも勝ちたいと思っています。頑張ります。

——ありがとうございました!


EDGへのジャイアントキリングを見せたDFMが今大会でどこまで勝ち進むのか、次戦は11月23日(土)第二試合、相手はRex Regum Qeonです。

《岡野 朔太郎》

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「最高の妥協点で会おう」 岡野 朔太郎

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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