DFM Melofovia「Meiyとウェイレイは相性がいい。世界一だと信じている」―Melofovia・Jinboongがカロードをピックした理由、試合を決めたガチ解除時の様子などを語る【VCT Pacific Stage2 合同インタビュー】

VCT Pacific 2025 Stage 2のDAY 7でDFMとTLNが対決。試合後に行われたMelofoviaコーチとJinboong選手のインタビューの模様をお届けします。

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DFM Melofovia「Meiyとウェイレイは相性がいい。世界一だと信じている」―Melofovia・Jinboongがカロードをピックした理由、試合を決めたガチ解除時の様子などを語る【VCT Pacific Stage2 合同インタビュー】
DFM Melofovia「Meiyとウェイレイは相性がいい。世界一だと信じている」―Melofovia・Jinboongがカロードをピックした理由、試合を決めたガチ解除時の様子などを語る【VCT Pacific Stage2 合同インタビュー】
VCT Pacific 2025 : STAGE 2 DAY 7

VCT Pacific 2025 Stage 2 DAY7にて、日本のDetonatioN FocusMeとTALON(TLN)が対戦し、マップカウント2-1でDFMが勝利しました。

本稿では、試合直後に行われた合同インタビューの模様をお届け。MelofoviaコーチとJinboong選手がTLN戦の感想や、カロードをピックした理由、サンセットの試合を決めたガチ解除について語りました。

◆Meiyは世界一のウェイレイであると信じている

――本日の試合の感想をお願いします。

Jinboong:チームとしてすごく大事な試合でしたが、ミスも多くて焦っていました。勝ててよかったです、嬉しいです。

Melofovia:Jinboongが言った通り、ミスもすごい多くて、自分たちが直すべきことがたくさんある試合でした。ただ、自分たちにとって大事な一戦だったんで、ちゃんと取れてよかったと思います。今日の試合は寿命が縮まるようなハラハラした試合だったんで、ちょっと疲れましたね。

――Jinboong選手に質問です。アイスボックスでは3-7の状況から勝利しましたが、チームはどういった雰囲気でしたか?また、どのようなことを話し合った結果が勝利へ繋がったと思いますか?

Jinboong:雰囲気はそんなに良くなかったです。タイムアウトを取って「今敵が何をしてきて」、僕らが「何ができてないのか」を話し合って対策ができました。そのあとの攻めで流れに乗って勝てたと思います。

――Melofoviaコーチに質問です。本日Akame選手がオーメン、SSeeS選手がソーヴァをプレイしました。コーチとしてはどのような意図でロールを決めましたか?

Melofovia:SSeeSはわりと何でもできますが、Jinboongはフェイドはできるけどソーヴァはできません。Akameは何でもできて教えたら吸収します。なので、僕たちのサンセットのソーヴァ構成では、AkameがオーメンでSSeeSがソーヴァを担当しました。Jinboongは、フェイドが体に合ってる感じで撃ち合いにも集中できていたので、カロードはJinboongのフェイドを採用して、SSeeSはオーメンでやらせてます。僕たちはたぶん、他のチームと比べて色々なコンセプトで色々なマップをやってると思います。

――本日の試合でカロードをDFMがピックしました。どのような部分に自信があり、カロードを選択したのでしょうか?

Melofovia:相手の苦手なマップ(TLNはBME戦でカロードをBAN)で、自分たちはカロードに苦手なイメージがなかったためピックしました。初出しの構成だったので相手も回答するのが難しいマップだなとも。結果的には負けてしまいましたが、内容的には負けたとは思っていません。先ほど言ったように自分たちのミスで結構落としてたラウンドがあって、勝ち切るべき試合でした。来週のBME戦に向けて練度を上げていけば、カロードも僕たちが強くプレイできるマップだと思います。

――公式配信のインタビューで、Meiy選手がキャスターから「世界で一番のウェイレイ使いですか?」という質問に「はい」と答えていました。コーチから見て、Meiy選手のウェイレイはどのように映っていますか?

Melofovia:Meiyはアグレッシブなプレイヤーではありながら、すごいスマートな戦い方や必要なタイミングでちゃんと前に出れるようなキルラインだけじゃない視点を持ってるプレイヤーです。そういう意味で、ウェイレイとマッチしてるのかなと思います。例えば、「ブリンクして帰ってきて情報だけ取ってくる」とか「タンクして戻ってくる」とかですね。

具体的には、E(リフラクト)を起動して、自分が不利ならライン上げて情報だけ取って帰ってくる、もしくはクリアして帰ってくる、というプレイができます。

ウェイレイはドライも強くないといけないと思いますが、Meiyはドライでの強さも持っています。実際にかなりハイレベルなクオリティで出せるウェイレイなのかなって。自分のチームメイトですし、世界一であると信じてます。

――Jinboong選手に質問です。第1マップのサンセットにてガチ解除で試合を決めました。どういう判断があったのでしょうか?

Jinboong:味方から120カットの報告があったので、もしピークしてきたら倒せると思っていました。

――デッドロックをVCT Pacificで初めてピックしたと思いますが、手応えというのはどうでしたか?

Jinboong:まだ足りない部分があります。デッドロックのウルトがうまくないかなと。

――新マップ「カロード」についてどのような特徴があると感じているか、教えてください。

Melofovia:カロードはそんなに難しいマップじゃないというか、複雑な構造ではないと考えています。ディフェンダー側のローテートが長いので、ミッドが一番重要かなと。

今、競技シーンでは色々な構成が出てくるんで、それに対してどうプレイするのかっていうのが一番重要だと考えています。他のマップと比べて構成の幅が広い分、自分たちの柔軟さが求められるところかなと。

Jinboong:コーチが言った通り、ミッドが重要です。このマップをどう見るか、見方によって変わる部分がすごく大きいと思うので、そこに対策していくのがこのマップで一番大事じゃないかなと思います。


DFMの次戦は8月2日(土)のBOOM Esports戦です。プレイオフ進出に向け大事な一戦となりますので、全力で応援しましょう!

《佐藤 颯哉》

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ゲーム中心のせいかつ 佐藤 颯哉

好きなエージェントはブリーチ・ソーヴァでイニシエーターOTP。 好きなチャンピオンはティーモ。 『ポケットモンスター』「Chronicle」「関優太」「猫麦とろろ」「一ノ瀬うるは」ファンボーイ。

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