Riot Gamesは7月26日に『VALORANT』のゲームエンジンを「Unreal Engine 5(UE5)」に移行するアップデートを7月29日に配信します。配信に先立ち、移行による影響を説明した動画を公開しました。
◆VALORANTがUE5へ移行へ、何が変わる?
「Unreal Engine 5」とはEpic Gamesが開発したリアルタイム3D制作ツールであり、主にビデオゲーム開発で使われるゲームエンジンです。ゲーム開発のほか、映画やテレビのVFX、建築ビジュアライゼーション、自動車デザイン、製品デザイン、トレーニングシミュレーションなど、幅広い分野で活用されています。

7月29日にリリースされるパッチ11.02にて、『VALORANT』は「Unreal Engine 4」から「Unreal Engine 5」への移行を予定しています。移行の際、世間ではフレームレートの低下が懸念されていましたが、対応するすべてのマシンの動作が軽くなり、“同じ”ゲームプレイが可能。定点のラインナップやガンプレイ、パフォーマンスなど、見た目や感覚が変わらないように調整されています。
また、アップデートの際にはダウンロードサイズが大きくなりますが、インストール後のディスク上のサイズは半分程度になります。
この変更を行う理由は「『VALORANT』が5周年を迎えた今、次の10年に向けて最適な土台を作っておくため」としています。
今回の発表でユーザーのゲーム体験を損なうことなく、UE5への移行できることが明らかになりました。次の10年を見据えていると言及され、今後の『VALORANT』についても期待が膨らみます。