【独占インタビュー】DFM・Akameが感じるティア1の違いとアウェーのしんどさ—Art曰く「DFMはフィジカルでPRXに勝つために作られたチーム」…ダンシングメタの裏側も訊く【VALORANT Radiant Asia Invitational】

VALORANT Radiant Asia Invitationalにてベスト3以上という快進撃が止まらないDFM。Akame選手とArt選手にその裏側を語っていただきます。

VALORANT インタビュー・コラム
【独占インタビュー】DFM・Akameが感じるティア1の違いとアウェーのしんどさ—Art曰く「DFMはフィジカルでPRXに勝つために作られたチーム」…ダンシングメタの裏側も訊く【VALORANT Radiant Asia Invitational】
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2024年11月21日から12月1日にかけてOFF//SEASONイベント「VALORANT Radiant Asia Invitational」が中国・成都で開催中。プレイオフに進出した日本のDetonatioN FocusMe(DFM)は28日(木)に行われた試合で中国「Trace Esports(TE)」相手にマップスコア2-1で勝利。ベスト3以上を確定させました。

今回は試合後ダンシングメタを生み出すArt選手Akame選手へのインタビューの模様をお届け。“未知との遭遇”となったTE戦の振り返りや、チーム内のコミュニケーション、次戦の相手であるPRXへの印象などを伺いました。

◆「未知との遭遇、対応できず大汗」

——ではまずTE戦の感想をお願いします。

Art:「未知との遭遇。対応できず大汗」です。

Akame:僕はこれまで(応援してくれる人がいる)日本でしかプレイしていないから、相手チームのホームでプレイするのは渋い気持ちでした。でもそのなかでやれることをやって、勝つことができて嬉しいです。

——アウェーでプレイする独特の緊張感みたいなものありますか?

Akame:僕らの入場時も歓声をあげてくれていますが、やはりTEの入場の歓声を聞くと「すごいな」と思いました。ホームだから僕らよりTEのファンが多いのは当たり前ですが、僕としてはちょっとキツいところがありますね。

——TEはどんなチームでしたか。

Art:もうKaiがねぇ…。僕らへの対策だったと思うんですが、Kaiのオペレーターがどこにいるかわからなすぎて…。腰抜けみたいなセットアップやピークしていたせいでセットにならならず、Meiyが一生苦しい状況が続いていました。

あとアセントの最終ラウンドは僕めっちゃ怒ってて、Aコンタクトであがれると思って僕がクソエイムしてイライラしてるなか、みんなBにいっちゃって「ん!?」となりました。それもKaiのせいで配置がぐちゃぐちゃになってしまっていたせいだと思います。あんなにオペレーターが見つからないことなかなかないですね。

——とはいえ、その後のマップでは上手くいっていましたね。

Art:そこを修正しただけです。あとは、ヘイヴンではCに4人いるのにラッシュが止まらないラウンドがあって、マクロが勝っているにもかかわらず「これなんだ?」と思っていました。メンバーが倒されたあとに「ここならスキルこない」「これ使おう」というミクロな話し合いが僕抜きでもできていたのが、嬉しかったし、良い経験でした。それができるようになってからは負ける気しなかったですね。

——それほどTEが独特だったんですね。

Art:「こんなラッシュくる?」と思ってました。しかも止まらないし(笑)

Akame:スキル使っても止まらないし、TEのディテールが本当に良くて、これまで出会ったチームでもトップクラスでした。リスペクトですね。Artの読みがあたっているラウンドは大抵勝てるんですが、読みがあってても勝てないチームはスクリムなど含めても初めてでした。本当に上手かったですね。

——どういうところで止められないんでしょうか?

Art:一旦ネオンか。あとKaiがエントリーした後に倒れず、ずっと生きているからこちらのスペースがないんです。そこに更にheybayがめっちゃ上手いフラッシュなげてくるんです。Kaiとheybayはヤバかったかな。

◆Akameがリーグチームに感じた“地域ごとの違い”

——Akame選手、Jinboong選手は韓国のプレイヤーですが、コミュニケーション面に問題はなさそうですか?

Akame:ないかな。

Art:俺が早口オタクしなければ。

Akame:早口でも結構わかるから、技術敵なトラブルなどなければ自分はわかります。マジで日本人と同じくらいわかります(笑)

——それはインタビューでも感じています(笑)。今日も3v1の状況でMeiy選手がアップドラフトでベイトになって敵を倒す連携がみられました。あのような連携は状況に応じて決まっているものなのですか?それともその場でコミュニケーションを取っているんですか?

Akame:ラウンド内かな。

Art:基本的にルールはないです僕らに。

Akame:誰かのコールをきっかけに「じゃ俺はフラッシュいれるよ」という感じでその場であわせていますね。

——Akame選手は今大会に掲げている目標などあったりしますか?

Akame:今大会は元々「経験を積もう」と思っていました。ですが、これまでChallengers Japanの決勝に2回出場して、トロフィー目前で負けてしまい、悔しい想いをしていたので、ここまで来たからには優勝、トロフィーを掲げたいです。

——ILチームとしてプレイすることになり、心境の変化などあるのでしょうか?

Akame:正直そこまでありません。ただ、Challengers Japanの5倍、10倍努力しないと厳しいと思います。他のチームも上手いし、対策しなきゃだし、全チームのスタイルが違うのも発見でした。Challengers Japanでは“日本のスタイル”だけでしたが、インドネシア、中国、韓国と、チームによってスタイルが違うのが難しいですね。

——Art選手の視点で地域による差など感じますか?

Art:感じますが、地域というよりは“プレイヤーに色がある”と思います。例えば“ZmjjKKのオペはヤバい”とか、今日は“Biankオーディン出してくる”とか、“LuoK1ng絶対スキル返してくる”とか、個人に華がある選手ばかりです。

◆ダンシングメタの裏側にも迫る

——入場のダンスはAkameさん発案なんですか?

Akame:そうです、僕が発案です。

Art:で僕がやらされてます。僕は結構ルーティンを大事にするタイプなので、まぁ勝っているうちはやりますよ。

——勝ってるうちはなんですね(笑)ちなみに今日のテーマは…?

Akame:フュージョンですね。最初は別のダンスを考えてたんですが、それをすると次にやるダンスがなくなっちゃうなと思って一旦フュージョンだけにしました(笑)

Art:あと俺が下手なんですよダンスが。だから当初考えていたものでなく、簡単なフュージョンにしました。

——adeさんにはフュージョン失敗と言われていたらしいです(笑)

◆PRXはミクロ発生装置

——次戦の相手はPRXです。どんな印象ですか。

Akame:大会で初めてPRXと戦うのでちょっと怖いですね。フィジカルで戦うチームですが、僕らも……彼(Art)以外は勝てると思います。

Art:今日一位だぞ俺。おい。

Akame:まぁフィジカルでボコされる気はしないので、できることをやれば勝てるので、いつも通りに頑張ります。

——Art選手はいかがですか?

Art:僕たち負けるときはコミュニケーションが多いときなんです。PRXはミクロ発生装置でブラックホールを持っているチームで、マクロをさせてくれません。僕の得意分野から離れています。だから明日はNO VCでやろっかなって。

——そんな(笑)

Art:苦手である一方で、フィジカル的にDFMはPRXを倒すために作られたといっても良いと思います。ただ、重くは考えません。

——ありがとうございました!

PRXはこれで
DFMはこれだそう(試合後にステージで行われたインタビューより)

快進撃を続けるDFMの次戦の相手はPRX。11月29日(金)18時より開幕です。フィジカル最強集団PRXにDFMがどんな戦いを仕掛けるのか、お見逃しなく!

《岡野 朔太郎》

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「最高の妥協点で会おう」 岡野 朔太郎

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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