アセンション出場チーム地域枠が公開―東南アジアが4~6枠ある理由を解説【VCT Ascension Pacific 2025】

6月30日に「VCT Ascension Pacific 2025」出場チームの地域枠が発表されました。

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アセンション出場チーム地域枠が公開―東南アジアが4~6枠ある理由を解説【VCT Ascension Pacific 2025】
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タイ・バンコクで10月に開催される「VCT Ascension Pacific 2025」出場チームの地域枠が発表されました。アセンションにはPacificに属する各地域から全10チームが出場し、2026年度のVCT Pacificリーグへの参加権をかけて戦います。

インターナショナルリーグに参加するゲストチームの防衛システム導入や、東南アジア地域のリーグ統合により、アセンション出場地域の枠に昨年とは異なる変更がなされています。

◆アセンション出場地域枠

  • 東南アジア:4チーム

  • 韓国:1チーム

  • 日本:1チーム

  • 南アジア:1チーム

  • オセアニア:1チーム

  • フレックス:2チーム

VCT Ascension Pacific 2025には計10チームが参加。昨年からの大きな変更点として、東南アジアがひとつの地域として4枠与えられ、フレックスの2枠が設けられています。

この理由には、これまでインドネシア、マレーシア/シンガポール、フィリピン、タイ、ベトナム、台湾/香港の各地域で行われたChallengersが、昨年10月より東南アジアとしてひとつの地域に統合されたことにあります。

また、フレックスとして設けられ2枠は、現在のPacificリーグに参加しているゲストチーム(Nongshim RedForceBOOM Esports)が、参加権延長・降格戦・降格の条件(後述)で示す、参加権延長の条件を満たすことができなかった場合、東南アジアチームに与えられます。

つまるところ、昨年の東南アジアチームにバラバラに与えられていた枠がまとまっただけであり、大きな変化はないというわけです。

2024年の出場チーム。

◆ゲストチームの降格条件をおさらい

アセンション昇格チーム(ゲストチーム)は2年間、インターナショナルリーグへの参加権を得られるという条件でしたが2025年にはこれが撤廃されました。変更後は1年間の参加となり成績に応じて参加権の延長、降格戦、降格が決まるようになりました。

参加権延長・降格戦・降格の条件は以下です。

参加権延長

Extend(延長):Ascensionチームが(インターナショナルリーグのトップ4として)Championsに進出すると、出場枠の期間がもう1年延長されます。Ascensionの両チームがChampionsに進出した場合、トーナメントで最も優れた成績を残したチームが残留し、もう一方のチームは自身の出場枠を防衛するため、Ascensionで競うことになります。

Fight(争奪):Ascensionチームがインターナショナルリーグでトップ8に入った場合、自分たちの出場枠を守る機会を得ます。チームは、新たに参入するChallengersチームとAscensionで対戦し、インターナショナルリーグでの出場枠を再獲得するか、Challengersに戻るかを決定します。

Relegate(降格):チームがStage 2のプレイオフに進出できなかった場合(インターナショナルリーグの下位4チームとなった場合)、それぞれの地域のChallengersリーグに降格します。両方のAscensionチームが降格した場合は新たに2つのチームが昇格し、強豪チームを打倒する機会が与えられます。

Championsに出場することで1年の延長、チャンピオンシップポイントでトップ8入りすることでアセンションで降格戦参加、Championsに出場できずチャンピオンシップポイントで下位4チームとなることで自動降格となります。



《佐藤 颯哉》

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ゲーム中心のせいかつ 佐藤 颯哉

好きなエージェントはブリーチ・ソーヴァでイニシエーターOTP。 好きなチャンピオンはティーモ。 『ポケットモンスター』「Chronicle」「関優太」「猫麦とろろ」「一ノ瀬うるは」ファンボーイ。

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