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『LoL』競技シーンの歴史の中でも、誰もが認める日本歴代最高のADCプレイヤーと言えば「DetonatioN FocusMe(DFM)」のYutapon(@yutapongo)さん。競技シーン最初期から複数のロールで活躍し、日本チーム史上最高となるWorldsベスト16進出を果たすなど、数々の大会で名シーンを生み出してきたプレイヤーです。
近年はストリーマーとして独特なソロランク配信を行っているだけでなく、ストリーマー大会「League The k4sen(LTK)」では「MASTERS」階級に参加。TOPレーンから多大なゲームへの影響力を発揮し、レーンコーチとしても活躍しました。
今回はそんな日本『LoL』界のアイコンのひとりであるYutaponさんにインタビュー。最近『LoL』を始めた方にもぜひ知って欲しいそのキャリアや、パーソナルな視点に迫りました。
――今回はYutaponさんの『LoL』のキャリアを振り返っていきたいと思います。まずは最初に「『LoL』との出会い」を教えていただけますか。
Yutapon:一緒にFPSをプレイしていたクランのメンバーに「面白いゲームがあるよ」と誘われたのがきっかけでしたね。たしか15歳の時だったと思います。シーズンで言えばシーズン1の中盤くらいだったかな。
当時の自分はMOBAジャンルの存在すら知らなかったので、こんなゲームジャンルがあるんだなと、本当に新鮮でした。
――Yutaponさんと言えばプロシーンではADCとして長らく活躍し、TOPレーンでの出場もありましたが、始めたばかりのYutaponさんはどんなプレイヤーでしたか?
Yutapon:なんでもやっていましたね。当時はゲームシステム的にも今と違ってあらゆるロールが出来ないと困る状態だったので、あらゆるチャンピオンを触りながら「色んなキャラがいて楽しいな~」って感じの遊び方でした。
――システム面でもまだ洗練されていない時期ですし、日本語化も日本サーバー実装もまだ先ですので、ゲームを理解して上達していくのは大変だったのではないでしょうか。
Yutapon:日本語での情報もほとんどなかったですし、英語もあまり読めなかったので、ただひたすらにゲーム数をこなしてましたね。試行錯誤してみては「これはこんな感じが良いのかな」と自分で学ぶことの繰り返しだった記憶があります。

――すぐにゲームにはハマりましたか?
Yutapon:ランクに行けるサモナーレベル30に到達する前から相当面白いゲームだなと感じて、もう睡眠時間を削りながら遊んでいました。
――『LoL』に出会う前も仲間とFPSをプレイしていたとのお話もありましたが、当時から趣味と言えばゲームという幼少期でしたか。
Yutapon:そうっすね。ほんとに全然外に出て遊ぶことなく、ずっとゲームにハマっていました。ジャンルは色々ですけれど、基本はPCでオンラインゲームを遊んでいましたね。
――そんな幅広くプレイしていたゲーマーのYutaponさんが『LoL』の競技シーンにチャレンジしていくようになったきっかけはどのようなものだったのでしょう。
Yutapon:シーズン1の頃は今のようなランクではなくて、レーティングが数字で表示されるシステムだったんですよね。それが最初はレート800、今で言うとアイアンくらいまで落ちたんですよ。ただシーズンの間に当時最高のプラチナまで上がれて「結構このゲームいけるな」って思い始めました。
それでもまだ日本での知名度は低かったですし、大会も全然なかったので、そこまで考えずにプレイしていましたね。シーズン3くらいから大会が結構開催されるようになって本格的に競技に臨むようになりましたし、段々と「大会で上手くやりたい」マインドに切り替わっていきました。
――ちなみにYutaponさんと言えばモニターと顔の近さ、あとは『LoL』画面設定の明るいイメージがあるのですが、これらは当時からですか。
Yutapon:画面の明るさは気分次第でまちまちなんですが、モニターとの近さはずっとですね。元々FPSをやっていて、その頃の名残で近いままやっています。

――確かに、FPSはかなりモニターに近づいてプレイする人が多い印象です。あとは今すっかりイメージが定着したサイオンですが、この頃からサイオンは好きでしたか?
Yutapon:当時のリワークされる前のサイオンも好きではありましたけれど、今ほど超好きではなかったですね。ハマったのは割と最近で、6~7年前くらいじゃないですかね。EUの有名なストリーマーがプレイしているのを見て「このチャンピオンはマジで深いんだな」と魅力に気づかされました。

――そんなYutaponさんが参加していたアマチュアチーム「FocusMe」が、プロチーム「DetonatioN」に迎えられる形で、2015年に「DetonatioN FocusMe(以下、DFM)」が生まれました。日本初となる本格的なフルタイム活動・給与制のプロチームとして大きな話題にもなりましたが、当時のYutaponさんの感覚はどのようなものだったのでしょうか。
Yutapon:正直に言えば「気が付いたらプロになっていた」感覚でした。声をかけてもらって、面白そうだからやってみましたけれど、僕は学校に通いながらでもあったので、気持ちの面でもそこまで覚悟を決めて「マジでやるぞ」という意識ではなかったですね。
――流れの中で歩み始めたプロの道ですが、そこから実に10年以上もDFMでの選手活動が続きました。プロとして自覚や上を目指していく覚悟が生まれた転換点のような瞬間はありましたか。
Yutapon:明確に切り替わったのは大学を卒業するタイミング(2019年)ですかね。当初は卒業後は就職するつもりだったんですが、仕事をしながらプロを続ける選択肢を考えた時に「流石に無理じゃね」と思って、そこでプロゲーマーの道一本で行くぞと。
――2014年のLJLスタート以降、競技シーンにはさまざまな転換点がありましたが、ストリーマーとして活動している現在までDFM一筋です。移籍を考えたことはなかったのでしょうか。
Yutapon:1回だけあって、当時の「Rampage」に声をかけていただいた時は移籍するか結構悩みました。ただ、そこで移籍しない決断をしてからはまったく考えることもなかったです。勝てるチームが良いなとは思っていたんですが、それが普通にDFMだったので。
――仰る通り、DFMは長らくLJLの最強チームとして優勝を繰り返してきました。ただ、そこから世界大会へと駒を進めると苦戦が続き、もどかしいポジションにあったと思います。モチベーションはどのようにキープしていたのでしょうか。
Yutapon:自分の中で毎年「やればやるだけ良くなってる」印象があって、それなら来年は全然行けるんじゃないかという希望がシンプルにモチベーションに繋がっていましたね。ちょっとでも良くなっていると実感できるだけで、すごくモチベーションに繋がるので。
――YutaponさんはTOPやSUPなど、ADC以外のロールでも幅広く競技シーンでの出場経験をお持ちです。結局はどのロールが一番好きかも聞いてみたいです。
Yutapon:これはもう、明確にADCです。
――言語化するとしたら、どのようなポイントがADCの魅力ですか。
Yutapon:「結局最後はADC」みたいな印象なんですよね。うまくやれれば自分のおかげで勝てたなと思える試合もありますし、逆に負けたら自分のせいだとも思えるのがすごく面白いっす。
逆にソロランクではTOPですね。これも勝っても負けても自分のせいに出来るし、自分以外に左右される要因が少ないレーンなので、勝手にできるTOPがおもろいです。
――それだけ競技シーンにおけるADCは責任が重いという見方もできますが、それでもプロでやるならADCが絶対的に面白いと。
Yutapon:そうですね。一般的にADCが弱いと言われるシーズンも何度もありましたけれど、そういうタイミングでも僕は弱いとはまったく思っていなくて、「結局『LoL』はBOTゲームじゃね?」と面白さを感じていました。

――ADCとしては、かつての「ADCはタンク」発言も知られているように、積極的に前に出てリスクを取るプレイスタイルが印象に残っています。
Yutapon:最近でこそ知られるようになりましたけれど、当時は「ADCが前に出て相手のアグロを引いて集団戦を起こす」アクションがあまり知られてなくて、分かりやすいように「ADCはタンク」と言ったんですよね。
やっぱりADCは相手をベイトする動きがかなり大事で、大胆なアクションが成功するとマジで面白いロールなので、ADCが好きですね。
――ゼリがメタの中心だった時期は特にそのアクションも決まりやすく、見ていても目が離せない感覚がありました。プレイスタイルも含めて、好きなADCチャンピオンは誰になりますか?
Yutapon:ゼリしかないですね。ダントツで面白いです。カイ=サも良いんですけれど、レーニングが超楽しくないのでそこまで好きじゃなかったです。
――逆にあまり得意ではなかったけれど、試合のために練習したチャンピオンはいましたか?
Yutapon:それはルシアンかな。(強いコンボピックの)ルシアン&ナミが上手く使えなくてやりたくなかったんですけれど、練習していくうちにかなり出来るようになったので良かったですね。でも、結構苦労は長かったです。
――他にもポケットピックとしてSUPセナにBOTサイオンを組み合わせる選択肢もあったのがYutaponさんの特徴でした。実際には警戒されてBANされてしまったとのことでしたが。
Yutapon:そうなんですよ。セナサイオンはスクリムの勝率が良くて、ほぼ負けなかったんです。良すぎたのか、スクリムをしていないチームにもBANされてしまって本番で出せなかったんですよね。
――Yutapon選手と言えばサイオン、というのは他のチームにとっても常識になりつつあったのかも知れません。
Yutapon:かも知れないですね(笑)。
――本当にたくさんのゲームを戦ってきましたが、中でも印象に残っている試合やシーンはありますか。
Yutapon:やっぱり「Worlds 2021」でベスト16を決めた「Cloud9(C9)」戦ですかね。
――あの試合は相当なインパクトでしたね。
Yutapon:あの頃はかなり"いける”感覚があって、他にも同じ年のMSIの「DWG KIA(現:Dplus Kia)」戦も、LCKチームと当たっても思ったよりもいけるんだなと手応えもありました。
――2021年頃は特に良い感触があったのでしょうか。
Yutapon:どうだろう、普段より特別良いとまで言える感じではなかったですかね。ただ、C9戦も別にそこまでワンチャンを狙う感覚ではなく、全然勝てるだろうと思って臨んでいました。決して格上だとは思ってなかったですね。
――やはり大きな舞台になると自身の感触に反して本番でパフォーマンスが出せないことも多いと聞きますが、Yutaponさんは本番の緊張感でうまくいかないことはありましたか。
Yutapon:自分のキャラにもよって、例えばエズリアルの時は緊張がありますね。それこそWorlds 2021のC9戦ではエズリアルを使っていたんですけれど、かなり緊張してスキルショットが上手くいかなかったんです。試合には勝利して記憶に残っていますけれど、自分のエズリアル自体はめっちゃ下手だった印象も残っていますね。
――あまり緊張を表に出されないので、少し意外ですね。逆に「自分が上手かった」と自画自賛できるほど、手応えを感じた試合はいかがでしょうか。
Yutapon:同じ年のMSIのC9戦でカイ=サを使った試合ですね。勝敗はちょっと覚えてないんですが、自分で上手かったなと思える満足いく動きができました。
――それだけ2021年は充実のシーズンだったことが伺えますね。学校に通いながらプロ生活をスタートしたYutaponさんも、その頃にはベテランの域に入っていました。キャリアの中で思い出に残っているチームメイトとのエピソードも教えていただきたいです。
Yutapon:これもWorlds 2021の、グループステージに進んでからの「100 Thieves」戦ですね。自分がマジで良くなくて、完全にADC差で負けたなと感じてプロ人生で一番ヘコんだんですよ。その時にかなりチームメンバーが優しく慰めてくれて、それまであんまりそういう側になることがなかったのもあって「みんな優しいな」と感じた思い出です。
――「ベテランとして引っ張らなければ」といった意識はあったのでしょうか。
Yutapon:一緒のチームでやっていた日本人プレイヤーがEviさんとかPazくんとか、あまり年齢が変わらないメンバーだったのもあって、先輩としてやらなきゃみたいな感覚は全然なかったですね(笑)。
――チームメイトと言えば、ADCとしてたくさんのSUPとコンビを組んできましたが、それぞれ特徴が異なる中で特にインパクトのあった選手は誰でしたか。
Yutapon:これはHarpかな。レーン戦のディテールが本当に細かくて、組んでからは「自分はこれまで結構適当に『LoL』やってたんだな」と思わされました。最初は要求されることがめっちゃ多くて大変だったんですけれど、慣れたらマジおもろかったっす。

――すごくアグレッシブかつピックプールも広いSUPでしたが、Yutaponさんへのインパクトも大きかったのですね。
Yutapon:レーン戦のやり方もかなり理解が深まったので、(組めて)良かったです。
――そんな様々な経験を経て、2024年を最後に選手活動休止へと至りました。競技シーンから離れる決断についても振り返っていただけますか。
Yutapon:さっきも言ったように、やっぱり「良くなってる」ことがモチベーションだったんですが、自分自身のパフォーマンスが頭打ちというか、毎年良くなっていることを実感できなくなって「こんなものかな」と。
ここまで人生をかけて長く続けるとは思ってもなかったので、長く続いた方だなと自分では感じています。逆に今もまだモチベーションを保って一線級で戦っているEviさんとかは本当にすごいですね。
――現在はストリーマーとして活動されていますが、競技から離れて『LoL』への取り組み方や見え方は変化しましたか?
Yutapon:意外と変化はないですね。
――『LoL』に限らず、長くプロ活動を続けている選手はゲームがあまり楽しめなくなったり練習がきつくなったりと、辛さを感じてしまうケースも珍しくないですが。
Yutapon:練習、特にスクリムはまったくそう感じたことはなかったですね。ソロランクは時々しんどさもありましたし、惰性で回している感覚もありました。
――それは良い環境で練習できていたことの裏付けと言えるかも知れません。
Yutapon:本当にそうだと思います。
――ストリーマーになると遊ぶゲームの選択肢も広がると思います。それこそYutaponさんは『VALORANT』でレディアント到達経験があることでも有名ですが、もし『LoL』のプロでなければ他のゲームでプロになっていたでしょうか?
Yutapon:間違いなく何かのタイトルでプロになっていたでしょうね。特に『Overwatch』がリリースされた時は面白すぎて、ちょっと悩んだくらいです。既に『LoL』のプロだったので「流石に」でしたけれど(笑)。
――これはストリーマーになる以前からでしたが、YutaponさんのYouTubeに挙がる動画はサムネイルが非常に凝っていて面白く、ファンも多いと思います。どのような経緯で始まり、どのように制作されているのでしょうか。
Yutapon:これは僕も詳細は分からなくて、チームのアートディレクターの方が趣味で作ってくれているらしいです(笑)。そんなに多くない宣材写真からうまく編集して作ってくれていて、話題にもなるので正直ありがたいです。

――そうだったんですね。ではYutaponさんも完成まではまったく知らないと。
Yutapon:そうなんです。「今日この動画がアップされます」連絡と一緒にサムネが送られてきて「今日もすごいな~」って(笑)。
――グッズにもなるくらいですからね(笑)。ちなみに好きなサムネイルはありますか?
Yutapon:配信のコメントでデータに言及された時に、僕は「それってKRサーバーのマスター以上の統計ですか?」ってめっちゃ聞くんですよ。それをイジって「データは嘘をつかないよ」って眼鏡クイクイしてるサムネは好きでしたね。
――ありがとうございます。最近は大会などでLJLで戦った旧知のプレイヤーとストリーマーとして再会することもあれば、新たな交流もありますね。
Yutapon:僕の場合はプロの間にストリーマーさんたちとの交流が全然なかったので、LTKなどで今まであまり接点がなかった人と話す機会があるのは新鮮でおもろいです。
――そのLTKでは直近の「シーズン:パンデモニウム」にて、MASTERS階級でTOPレーナーとしての出場もありました。改めてLTKを振り返っての感想も教えてください。
Yutapon:見知った仲と言いますか、古くから戦ってきたプレイヤーが多かったので一緒にチームを組んだり対戦したりすること自体面白かったですね。NEXTとCOREの人に教えながらの試合だったので、負けたら面目が立たないプレッシャーも若干あって、それもちょっとおもろかったです。

――昨年のLTKからBOTレーンもTOPレーンもコーチングされていましたが、人に教えるのはまたプレイするのとは違った難しさがあり、向き不向きもありますよね。
Yutapon:ですね。決して嫌いではないですけれど、どっちかと言うと向いてない方かなと思っています。自分でプレイするなら「こうすべきだった」と振り返りやすいんですけれど、教えるとなると正解が見えなくて答え合わせ出来ないので、コーチングした後に「これ良かったのかな」と自分では分かりづらくて、難しかったです。
ただ、これまで人に教えることってあまりなかったんですが、やってみたら面白かったので、経験としては楽しかったですし、やって良かったなとも思ってます。
――個人コーチもそうですし、チームコーチになるとドラフトでBAN&PICKもやらなければいけませんよね。
Yutapon:僕はBAN&PICKは間違いなく下手だと分かるので、マジでやりたくないっす(笑)。やっぱりプレイヤーの得意不得意も考慮しなければいけないと思うんですけれど、自分はそこに寄り添えなさそうなので。

――自分の正解がどうしても優先されてしまうと。
Yutapon:そうなっちゃいそうです。
――ドラフトと言えば、ちょうどYutaponさんが選手を休止された後にフィアレスドラフトが始まりました。もし自分が選手としてフィアレスドラフトに臨むとなると、歓迎できるタイプでしたか?
Yutapon:好きだったと思います。ADCだったらできないチャンピオンはないので、楽しかったでしょうね。あ、TOPだと困りますね。
――確かに、TOPではそこまで手札が多い印象はなかったです。実際にプロでTOPを担当していた頃はどれくらいのプールがあったのでしょうか。
Yutapon:マジで2、3個ですね。サイオンがまずあって、あとはランブルとかが出来るかな……くらいだったので、フィアレスドラフトがあったらやばかったです(笑)。
――LTKの影響もあり、今は本当に『LoL』が盛り上がっていますね。ただ、その一方で競技シーンはLJLも変革期を迎え、LCPでのチャレンジも続いています。LCPウォッチパーティも実施されているYutaponさんの目線で、今の競技シーン、特に日本チームを見ていての心境はいかがでしょうか。
Yutapon:プロシーンの注目度を高めるには、結局勝つしかないですよね。最近だとSHG(福岡ソフトバンクホークス)はマジで勝てそうな感じがあるので、上手く行ってほしいなと思って観ていますね。
――Yutaponさんは今なお日本人最強ADCプレイヤーとして名前が挙がりますが、それは同時に今の新しい世代のADCプレイヤーが苦戦を強いられていることの裏返しでもあると思います。少し難しい質問かも知れませんが、世界に通用するADCプレイヤー育成という課題を乗り越えるために必要なことは何なのか、Yutaponさんの私見を聞いてみたいです。
Yutapon:これは明確に、ちゃんと言語化して教えてくれるSUPと一緒にプレイする機会がほとんどないからだと思います。僕もHarpという本当に上手いSUPが色々と教えてくれたので、かなり成長できました。
BOTレーンって、教えてくれる人がいないと良かったのか良くなかったのかが分かりづらくて、すごく(成長が)難しいんですよ。相手のレベルにもよって出来ること・出来ないことがいくらでもあるので、そこを教えてくれる人がいないと、難しいと思います。
△Harp選手はLCPの舞台でもDFMを支え続け、2025年末を持って選手活動を休止
――2v2のレーンなので複雑さも高く、動画などでの研究にも限度がありますよね。
Yutapon:そうですね。もちろん上手いSUPと組むだけでなく専門的なレーンコーチをつけるなどしないと、限界があると思います。
――SHGのADCを務めるMarble選手もSUPのVsta選手のアグレッシブな動きに合わせることで自分も成長できているとおっしゃっていました。
Yutapon:Marbleくんも絶対そうだと思います。VstaもHarpと同じで自分からゲームを動かすタイプで、そういう選手にはちゃんと合わせられないとゲームにならなくなってしまうので、必然的に合わせられるよう上手くなっていくのは間違いないと思います。
――ありがとうございます。それでは最後に今後について聞いてみたいと思いますが、何かストリーマーとしてやってみたいことや展望はありますか?
Yutapon:あんまりないかもですね……。今はウォッチパーティーも楽しいですし、最近始まった週末限定の5vs5ランクがかなり面白くて、今できるコンテンツをちゃんと味わいたいです。たまには他ゲーでも遊んでいますが。

――逆に他タイトルのイベントや大会にコーチングされる立場で出場するYutaponさんも見てみたいですね。
Yutapon:やってみたいですね。あんまりそういう経験もないので、呼んでもらえたら嬉しいです。
――視聴者の中にはYutaponさんのサイオンやグラガスを真似してみる方も多いと思いますし、私もよくビルドを真似しています。最近の盛り上がりも受けて、ぜひ『LoL』ビギナーの方に向けてのコメントもいただけますか。
Yutapon:やっぱりこのゲームは色んなチャンピオンがいて、本当に面白いか面白くないかが変わると思うんですよね。なので自分に合うチャンピオンを見つけて楽しく遊んでもらえたら良いなと。
――ありがとうございます。ちなみにYutaponさん的にチャンピオンの面白さの基準になるようなポイントはありますか?
Yutapon:どうですかね……足は速い方が好きかも。
――確かに、独自のMSビルドのグラガスをよく見ますね(笑)。

Yutapon:結構判断基準かも知れないです。
――上手さだけでなくそういったユニークさも含め、今後の配信や活動も楽しみにしています!ありがとうございました!
Yutapon:ありがとうございました。