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『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の年間最大の公式大会「Worlds 2025」もいよいよ決勝戦を残すのみ。フィアレスドラフト導入後初となるWorldsでここまでピックされたチャンピオン数など、ピッケムやクリスタルボールの行方が徐々に明らかになってきています。
LoL Esportsにまつわるさまざまなデータを投稿しているMonsieur Yordle(@MonsieurYordle)氏は、Xにて今大会を含めた過去のWorldsにてピックされたチャンピオンの数を紹介。
今シーズンよりBo3、Bo5といった長期戦での多様性あるドラフトを実現するため、「1度ピックされたチャンピオンはそのシリーズ内では使用できない」仕組みの「フィアレスドラフト」が本格導入されていますが、この投稿によると現時点で「93体」のチャンピオンがピックされたとのこと。
過去大会と比較するとあまり増加していないようにも感じられますが、今年から各地域リーグのフォーマットが刷新されたことによってWorldsの大会方式もアップデート。プレイインステージが1マッチのみとなったことで全体の試合数が少なくなった影響も考えられます。近年で最も多くのチャンピオンがピックされた2022年大会は127試合で109体のチャンピオンがピックされましたが、2025年大会はここまで79試合ながら既に93チャンピオンに到達しており、試合数を上回るバリエーションのチャンピオンが登場する展開が楽しめるようになっていることが分かります。
大会にまつわるデータを予想するPick'emの「クリスタルボール」では「ピックされる異なるチャンピオンの総数」が問われていましたが、決勝戦のBo5のドラフトを見越しても100を超えない結果となりそうです。同じく「ティーモはピックされる?」という問題についても、残念ながら出番はなく「いいえ、絶対にない」が正解になるのも間違いないでしょう。

その他のクリスタルボールについてもかなり行方が定まりつつあり、最もピックされるチャンピオンは「シン・ジャオ」となり、対して最もバンされるのは「ユナラ」でした。決勝の試合内容・結果によってまだまだ変動する項目もありますが、ここまで最も多くの種類のチャンピオンをピックしたチームはT1の53体で、個人では同じくT1のFaker選手がプレイインの3体を含め、ここまで14体ものチャンピオンを使い分けながら決勝へと勝ち進んできています。
これらの情報は統計サイトDPM.LOLが提供する「PICK'EMS TRACKER」で確認が可能。その他の項目では今大会でのペンタキルとリバーススイープは未だに0。バロンスティールは1回だけ発生しており、自身のクリスタルボールが正解となるためには決勝でどんな展開が望ましいかを考えながら観戦するのも面白いのではないでしょうか。

待望の決勝戦は11月9日16時(日本時間)より開始予定です。