7月上旬からサウジアラビア・リヤドで開催中の「Esports World Cup 2025(EWC 2025)」。WEEK 2となる7月16日から『League of Legends(LoL)』の試合が行なわれています。
7月18日にはLCK代表・T1が、グループステージから勝ち上がってきたLEC代表のMovistar KOI(MKOI)と対戦。Game 1ではT1が有利に試合を進めて勝利しましたが、Game 2ではMKOIが見事にやり返し1-1に持ち込みます。勝負のGame 3では、開始4分のMidガンクを皮切りに再びT1が優勢に。最終的に2-1でT1の勝利となりました。これによりT1はセミファイナルに進出し、LPL代表のAnyone's Legend(AL)と対戦します。
本稿では、試合終了後に本放送にて実施されたT1 Oner選手のインタビュー翻訳をお届けします。
◆プロスポーツをやっていれば負けることもある
――Oner選手、まずは勝利おめでとうございます。今日はLECの第1シードであるMKOIと対戦しました。やはり大変な戦いとなりましたが、LECのトップシードを相手にした戦いはどんな試合だったと感じているか、彼らの試合についての評価はいかがですか。
Oner:第1シードだけあって強かったと思います。僕らもサウジアラビアへ来て時差に慣れるのが大変で、相手チームもそうだったとは思いますけど僕らもきついスケジュールのなかで試合をしました。それでもこうして2-1で気分良く勝つことができたのは幸いでしたね。ここから、さらにしっかり準備していかなければならないと思います。
――ちょっと辛いお話になりますが約一週間前、MSIファイナルで残念ながら敗北し、その後すぐにこちらへ来てEWCの準備に入りました。その過程について、どのように準備したのか聞かせてください。
Oner:僕らは準優勝ということで決勝では負けてしまいましたけど、プロスポーツをやっていれば負けることもあるので、大きく未練を残していたわけでもなかったです。その後すぐにEWCがあったので、頑張って準備しましたね。この試合で勝てればいいんだという思いもあり、今回のEWCでもかなり準備しました。
――ディフェンディングチャンピオンとしてその座を守って再び優勝するためにやってきたかと思いますが、その点がプレッシャーにはなっていませんか。
Oner:プレッシャーはとくにないと思います。僕らがいつもどおりにやれば今回の「EWC 2025」も優勝できると思うので、プレッシャーにはなっていないですね。
――では、「キー」を砕きに行きましょう。
