世界的な人気を誇るeスポーツチームT1のFaker選手が、MSI 2025のインタビューで将来の子どもに関する考えを語りました。プロゲーマーとして長年第一線で活躍してきた自身の経験を踏まえてか、「リーグ・オブ・レジェンドを強制するつもりはない」と発言、注目を集めています。
◆Faker「子どもたちにLoLを強制するつもりはない」
T1のFaker選手は、7月12日に公開された海外メディアのインタビューにて、「MSI 2025」の決勝戦に関するものや、自身のこれまでの道のりまで多岐にわたる質問に回答しました。
その中でも、「もし将来お子さんができて、LoLがまだ人気だったら、その子にプレイを教えますか?Faker Jr.のような子供が出てくる可能性はあるでしょうか?」という質問に対し、Faker選手は「私はプロゲーマーとして実際に生活していて、その大変さをよく知っているので、子供たちにリーグ・オブ・レジェンドを強制したり、教えたりはしません。だから、子供がやりたいことを何でもやらせてあげるつもりです」と回答しました。
Faker選手はこれまで輝かしい経歴を残してきた一方で、2023年の夏には手首の怪我の影響でLCKの試合を一時欠場。2024年には試合後に悔しさを滲ませる姿が話題となるなど、身体的にも精神的にもプロゲーマーの大変さを経験してきた選手です。そのような経験から、今回のインタビューでの発言に繋がったのかもしれません。
T1は7月16日からスタートする「Esports World Cup 2025」にディフェンディングチャンピオンとして参加します。