ZETA DIVISION『VALORANT』部門は4月13日(日)、TenTen選手が「T1 Academy」より移籍加入することを発表しました。Dep選手は「インピンジメント症候群」によりロスターから外れることとなります。
◆日本のNORTHEPTIONやFAV gamingで活躍したTenTenが加入
TenTen選手は2022年から『VALORANT』のプロとして活動している韓国の選手で、かつては日本のNORTHEPTIONやFAV gamingなどで活躍し、昨年9月からは韓国のT1のアカデミーチームに所属して活動していました。なお、T1のトップチーム所属のMeteor選手はTenTen選手の実の兄になります。
今回のロスター変更についてZETA DIVISIONは、「Dep選手が左肩の強い痛み(インピンジメント症候群)により選手としての活動継続が困難であるため」と説明。現在Dep選手は日本に帰国し、医師と共に治療とリハビリに取り組んでいます。インピンジメント症候群とは、肩や腕を頻繁に動かすフィジカルスポーツ選手やeスポーツ選手に見られやすい疾患の一つであり、腕の上げ下げに伴う痛みや夜間痛などが主な症状であるとのこと。
なお、ZETA DIVISIONのゼネラルマネジャーを務めるPangTong氏によるとDep選手は現在回復傾向にあり、2週間程度での復帰を予定しているそうです。
「VCT Pacific」開催期間中ながらも急なロスター変更となったZETA DIVISION。次戦は4月14日(月)17時からのTALON戦です。