『リーグ・オブ・レジェンド』の韓国におけるプロリーグ「LCK」。そのキックオフトーナメントである「LCK Cup 2025」が現在韓国・ソウルで行われています。このLCK Cupで惜しくも6位敗退となってしまった昨年度王者のT1ですが、ミッドレーナーを務めるFaker選手が海外メディアでインタビューに応じました。自身のキャリアの振り返りから「ロールを変わるなら?」といった話題まで、さまざまな質問に答えています。
◆プロ選手としてのキャリアの中で最も幸せだった瞬間は「Worlds 優勝」
今までWorldsを5度も制覇しているFaker選手。本インタビュー内でもキャリアで最も幸せだった瞬間を聞かれると「一番幸せな瞬間は間違いなくWorldsで優勝したときです。最近 (昨年) 、Worldsで優勝しましたが、チームとして一緒に成し遂げた成果だったので、最高の気分でした。ファンの皆さんがどれだけ喜んでくれたかを考えると、さらに特別な気持ちになりました。」と昨年を振り返りました。
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続いてプロキャリアが終わる時どのような存在として記憶されたいかと聞かれると、「記憶に残ってもらえるだけでも本当に感謝していますし、それだけでも私にとっては大きな意味があります。それ以上に、人々が私からインスピレーションを得て、多くの良い影響を受けてくれることを願っています。それが私にとって一番の意味です」といかにもFaker選手らしい謙虚な返答を見せました。
◆Faker選手が今でもプレイし続ける理由とは
また、もし自分のロールを変更するならどこに変更するかと問われると、「最初はジャングルをプレイしたいと思っていましたが、最近はトップレーンをプレイするのもとても楽しいことに気付きました。」と意外な回答。
そして最後に今でもプレイをし続ける理由を聞かれると、「過去にこだわらず、今に集中するようにしています。今が私の全盛期だと信じていますし、ファンの皆さんにさらに良い自分の一面を見せたいという思いが、私のモチベーションの大きな部分を占めています。」とこのインタビューを締めくくりました。
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昨年のWorldsまで7度連続の国際大会出場を成し遂げていたFaker選手ですが、惜しくも今回の「First Stand」では出場権を逃してしまいました。次の国際大会である「Mid-Season Invitational」では出場権を獲得することが出来るでしょうか。4月より開幕する「LCK Regular Season」に期待です。