1月15日から韓国・ソウルのLoL Parkにて「LCK CUP2025」が行われています。
その「LCK CUP2025」において、T1は1勝1敗で迎えた1月24日のKT戦の試合前に急遽ロスターを変更。テレコムウォーと呼ばれる大事なライバル対決を前に、絶対的なADCであるGumayusi選手に代わり、T1の2部チームであるT1 Esports Academyに所属していた、18歳のADC・Smash選手をコールアップし、先発メンバーとして起用することを決断しました。
2024年シーズンのSmash選手はRekkles選手とBOTデュオを組み、LCK CL(LCK2部リーグ)の試合に出場。リー・シンやタム・ケンチ、サイオンといったADCではあまりピックされない珍しいチャンピオンを披露し、そのピックプールの広さと高いキャリー力で話題となった選手でした。
Smash選手とコンビを組んだRekkles選手は、Worlds2024のインタビューで「長い間、自分が今まで見てきた中で最高のADCだと思う」と彼のことを絶賛しています。
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◆一軍デビュー戦からいきなり持ち前のキャリー力が大爆発
Smash選手はデビュー戦となったKT戦でカイサ・エズリアル・ザヤをピック。GAME1では勝利し、続くGAME2では敗れてしまったものの、エズリアルで50,000を超えるダメージを叩き出すなど、そのポテンシャルの高さを存分に発揮します。
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結果的に試合は2-1でT1が勝利。抜群のキャリー力で自身のデビュー戦を勝利で飾るだけではなく、一軍デビュー初戦からPOM(Player of the Match)を獲得するといった大活躍を見せました。
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続く1月26日に行われたNS戦ではケイトリン・ジンクスをピックし、安定感のあるプレーでチームの勝利に貢献すると、2月1日に行われたGen.Gとの大一番でもカイサ・エズリアル・ゼリというピックで、持ち前のキャリー力を遺憾なく発揮。ゲームカウント2-1でT1が勝利すると、デビューから3試合目にして早くも2度目のPOMを獲得しました。
Gen.G戦においては3試合で25キルを奪いながらも、デス数はわずか「2」という素晴らしいスタッツを残しています。
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Smash選手が加入して以降のT1は3戦全勝。彼の活躍もあり、T1はグループバトル終了時点で4勝1敗とグループバロンを首位で通過し、プレイイン第1シードを獲得しました。
突然のコールアップにも関わらず、デビューからわずか3試合8ゲームでKDA 50/9/4という素晴らしいパフォーマンスを披露し、一躍注目の的となったSmash選手。今週から始まるプレイインで、果たして彼がどのような姿を見せてくれるのか。若き18歳ADCの今後の活躍から目が離せません!!
LCK CUP2025プレイインは2月7日からスタート。T1は2月7日に行われるNS vs BROの勝者と2月8日(土)に対戦します。