「アイスボックス・Aサイトの攻めに対する回答がすぐに出せなかった」―ZETA hiroronn選手に訊くDRX戦の感想とチームの近況…まとめ役は“Laz”から“SugarZ3ro”に【インタビュー】

Masters Shanghaiの興奮冷めやらぬなか開幕したVCT Pacific Stage 2。DRX戦を終えたZETA DIVISIONよりhiroronn選手に試合の感想やチームの近況などを伺いました。

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「アイスボックス・Aサイトの攻めに対する回答がすぐに出せなかった」―ZETA hiroronn選手に訊くDRX戦の感想とチームの近況…まとめ役は“Laz”から“SugarZ3ro”に【インタビュー】
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6月15日についに開幕したVCT Pacific Stage 2。初戦は、ZETA vs DRXという日本のファンには馴染みのある対戦カードとなりました。

DRXのストレート勝ちで始まったこの試合、黒星を上げることはできなかったものの、DRXに対して2年ぶりのマップ取得となり、現在グループ全勝中のDRXに一矢報いたZETA。今回はそんなZETA DIVISIONよりhiroronn選手にDRX戦の感想とチームの近況を伺いました。

――試合、大変お疲れ様でした。まずは感想を教えてください。

hiroronn:1試合目は流れに持って行かれて、2試合目はちょっと巻き返せたんですけど、全体的に相手のプレイが上手かったなという印象ですね。こっちが対応しきれていない部分が多くあってそのまま3マップ目も負けてしまったのかなと。

――アイスボックスは残念ながらストレートで敗れてしまいましたが、その後のサンセットは素晴らしい試合運びだったと思います。気持ちの切り替えはどう行いましたか?

hiroronn:ストレートで負けてしまって、雰囲気的には落ちていたんですが、Carlaoコーチからアドバイスと言いましょうか、心の持ちようみたいなものを教えてもらったんです。試合が始まったら、ちょっとずつテンションを上げていきました。

――アイスボックスで特に上手くいかなかったことなどあれば教えてください。

hiroronn:守りのほとんどで敵はAサイトを攻めてきていたと思うんですけど、そのAサイトの攻めに対する回答がすぐに出せなかったので、そのままズルズルと負けちゃったのかなと思います。

◆今の”まとめ役”はSugarZ3ro

――合同インタビューでのSugarZ3ro選手が、チームの課題として「声出しが足りなかった」とおっしゃっていました。これはhiroronn選手も感じましたか?

hiroronn:アイスボックスしかり、コミュニケーション面で対策が出せなかったり、自分たちのプレイがチームで共有できずに個人個人のプレイになってしまったり、チームとしてちゃんと動けてなかった部分はすごく感じているので、声出しが足りなかったのは正しいと思います。

――IGLについて、以前はLaz選手とhiroronn選手でコールをするというスタイルだという話があったと思うんですが、現在はSugarZ3ro選手がその役割を担っているということでした。IGLの変更の流れや現体制について教えてください。

hiroronn:そもそもZETAはIGLを1人に絞る、みたいなことはしていません。とはいえラウンド開始時にある程度、そのラウンド中にやることをまとめる人が必要で、それが元々はLazさんだったんですけど、それがどんどん移っていきました。僕については、そんな風にまとめる感じではないんですけど意見を出したりはしています。ZETAはいろんな人が意見を出すので、それを最終的にSugarZ3roさんがまとめるっていう形に今はなっているのかなと思います。

――プレイスタイル面で、Laz選手が戦術をまとめていた時とSugarZ3ro選手がまとめていた時ではなにか違いは感じますか?

hiroronn:正直そんなに変わらないと思いますね。LazさんもSugarZ3roさんもIGLのスタイルはあまり変わらなくて、バランスがいいIGLなのかなと思っています。

◆得意よりプレイスタイルに合わせたピック

――アイスボックスではhiroronn選手とYuran選手の使用エージェントがイニシエーター同士で入れ替わっていましたが、そうなった背景などあれば教えてください。

hiroronn:Kickoff、Stage 1を通してKAY/O、ブリーチといったサブイニシエーター、主にフラッシュ系のイニシエーターを使っていたんですけど、Yuranくんのプレイスタイルと僕のプレイスタイルを比べた時に、Yuranくんは味方を動かして積極的にプレイしているのに対し、僕はどちらかというと味方に合わせるタイプのプレイスタイルということCarlaoに言われたんです。Carlaoから「一度、チェンジしてやってみないか」ということで、それが今も続いているという感じですね。

――サンセットではKickoffの頃とほぼ同じ構成を出していました。構成を変えるに至った理由があれば教えてください。

hiroronn:Stage 1の時は新しいエージェント構成と言いましょうか、自分たちが得意なエージェントをピックして新しいメタを作ろうという流れだったんです。フェニックスやチェンバーなどは出せるマップが限られていますし。今はどちらかというと、メタに合わせたような構成へと全体的に寄っていっています。

――ブリーズは来週からマッププールを外れるということもあり、どのチームも避けそうだなという印象でした。ディサイダーマップがブリーズになることは想定内だったんでしょうか?

hiroronn:一応、想定内ではありました。今までは基本的にブリーズをBANしていたんですが、Week 1しか使えないけどちょっとやってみようかということで、ある程度の練習は積んでいました。まあ、経験値的には少なかったのかなと思います。

――プレイオフからは新マップのアビスがマッププールに加わりますが、それを見据えての練習などはされていますか?マップの感想と併せてお聞かせください。

hiroronn:プレイオフからなので、まだ練習には取り組めていません。強そうなキャラを試してみたり、ランクマッチでプレイしたりなどは個人的にあると思うんですけど。マップの印象としては、全体的に広くてブリーズと同じようにメインセットが強いマップなのかなとは思っています。

――ありがとうございます。最後に次戦DFM戦への意気込みとファンへのメッセージをお願いします。

hiroronn:日本チーム同士の戦いになりますし、初戦負けてしまったのでここからはほとんど負けられない試合になるので全力を出して頑張ります。今回は負けてしまったんですが、次は修正して頑張るので引き続き応援よろしくお願いします。

《Wolfram》

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First Strike Japanで『VALORANT』の競技シーンにハマる。Masters Tokyo以来通訳としての活動を始め、気がついたら記事執筆も。最近の趣味はPacific、EMEA、Americasリーグの連続リアタイ。

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