『リーグ・オブ・レジェンド』“Fakerスキン”登場の影響?パッチ14.12配信からアーリ・ルブランのBAN率が上昇傾向に

「Fakerスキン使わせない戦法」が流行の兆し?

League of Legends アップデート
『リーグ・オブ・レジェンド』“Fakerスキン”登場の影響?パッチ14.12配信からアーリ・ルブランのBAN率が上昇傾向に
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6月12日から『リーグ・オブ・レジェンド』にてパッチ14.12が配信され、猛威を振るっていたファーストストライクのルーンにナーフが行われるなど各種バランス調整が行われました。

中でも本パッチで注目されている要素といえば、Faker選手のHall of Legends(殿堂入り)を祝したスキンやイベントパスの登場です。

記念スキン「不滅なる伝説アーリ」はその美麗なビジュアルや特殊エフェクトなど完成度の高さもさることながら、最も高額なバンドル「シグネチャー 不滅なる伝説コレクション」の6万RP近い強気な価格設定も話題に。


そんな通称“Fakerスキン”を巡ってはSNS上で「Fakerスキンを使いたいプレイヤーが多いはずだから、対策としてアーリをBANする」という宣言も見られていましたが、実際に『LoL』に関する統計サイト「OP.GG」のデータを見てみると、グローバルの全ランク帯でのアーリはBAN率が13%台の中盤に。以前から使用率・BAN率ともに高い人気チャンピオンのアーリですが、前パッチ14.11と比較して4ポイントほど上昇しています。

執筆時点でミッドのBAN率3位に(画像はOP.GGより)

パッチ14.12では性能面に調整を受けていないにも関わらずこの変動ぶりはなかなかのもので、同じく本イベントでスキンが実装されたルブランも性能面に変更はないもののピック率・BAN率ともに大きく増加。まだ僅かな期間のデータとは言え「相手の使いたいチャンピオンを封じる」ための攻防が繰り広げられているのか、記念スキンの登場はメタにも少なくない影響を及ぼしているのかもしれません。

覚醒せし伝説ルブラン スキン

なお、Fakerスキンに関連しては「ヴィエゴのパッシブ『王の支配』で敵のアーリを乗っ取る」や「ニーコのパッシブ『駆け巡る色彩』で味方のアーリに変身する」ことで無料でスキンを使用するというアイデアもユーザーの間で囁かれていましたが、現時点で両チャンピオンのピック率に大きな変動はないようです。

Hall of Legendsイベントは2024年7月9日15:59(日本時間)まで実施中。クイックマッチなどBANのないモードなら確実に任意のスキンを使用できますので、どうぞご安心ください。

《ハル飯田》

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ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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