• VALORANT
  • eスポーツ

VCT 2027「Cups」へ出場枠が明らかに―日本は3枠…韓国と並ぶ最多配分、オープンチームには10万ドル支払いも

Riot GamesがVCT Pacific 2027の地域別スロット配分を公開しました。日本には韓国と並ぶ最多の3枠が割り当てられています。

FISTBUMP編集部

FISTBUMP編集部

Riot Gamesは2026年10月28日、2027年シーズンのVCT Pacificについて、地域別の出場枠や大会の仕組みを公開しました。

2027年のVCTは、Stage 1とStage 2のトーナメントが2つの「Cups」に置き換えられ、年間50以上の大会が開催される構成へと変わります。PacificではKickoffがタイ・バンコク、Cup 1がフィリピン・マニラ、Cup 2が日本・東京で開催されることがすでに発表済みです。

今回はそこに、Pacific地域の詳細が明らかになった形です。

日本に3枠、韓国と並ぶ最多配分

Cupsへの直接的な出場権が与えられるのは、以下の6地域です。

  • 韓国:3枠

  • 日本:3枠

  • タイ:1枠

  • インドネシア:1枠

  • ベトナム:1枠

  • 東南アジア:2枠

  • LCQ(ラストチャンス予選):1枠

日本は韓国と並ぶ最多の3枠が割り当てられました。

Riot Gamesは「APACはVCTの中で最も多くの地域を擁するという点がユニーク」としたうえで、「同じ地域のパートナーチームのCups出場が確定事項であっても、オープンチームにチャンスが与えられるよう考慮されている」と説明しています。

なお南アジアとオセアニアには、Last Chance Qualifier(LCQ)を通じたCups出場の道筋が用意されます。

オープンチームには1大会につき10万ドル

KickoffとCupsへの出場チームは、賞金プールの一定割合を受け取れる可能性があります。

加えてKickoffまたはCupsへの出場権を得たオープンチームには、イベントごとに10万米ドルが支払われます。

Riot Gamesは「パートナーチームであるかどうかにかかわらず、確かな戦績を残したチームが有意義な支援を得られるようにする」ことが目標だとしています。

また地域Playoffに出場するチームも、Cupsへの出場権に加えて10万米ドルの固定報酬の獲得を目指すことになります。

Kickoffは12チーム、オープン枠は4つ

Kickoffは、パートナーチームのスロット獲得が保証された唯一のトーナメントです。

12チームによるトーナメントで、内訳はパートナーチーム8チーム、オープンチーム4チームとなります。

オープンチームが出場権を得るには、以下の予選を勝ち抜く必要があります。

  • VCT Pacific Kickoff 韓国予選

  • VCT Pacific Kickoff 日本予選

  • VCT Pacific Kickoff SEA予選

  • VCT Pacific Kickoff LCQ

Kickoffの上位3チームがMasters 1への出場権を獲得します。

2027 Kickoff予選は2026年末に開始予定です。

パートナーチームの特権は「Kickoff出場権のみ」

今回の発表で明確になったのが、パートナーチームの位置づけです。

Riot Gamesは「パートナーチームには自動的にKickoffへの出場権が与えられますが、彼らが享受できる特権はそれ以外には何もないのです」と明言しました。

パートナーチームがKickoff経由でMasters 1への、あるいはManila Cup経由でMasters 2への出場権を得られなかった場合、プレイイントーナメントに出場する必要があります。さらにそのトーナメントで下位に甘んじた場合は、他のすべてのチームと同様にオープン予選から戦うことになります。

一方、プレイインでの成績が良ければ、地域Playoffでブラケットの上位に配置される特権を得られます。

パートナーかどうかに関わりなく、Masters SeoulまたはMasters Valenciaへの出場権を獲得したチームは、オープン予選とプレイインが免除され、次の地域Playoffにダイレクトに参加できます。

Cupsへの道筋は3段階

Cupsへの出場権を得る唯一の方法は、地域のPlayoffを通過することです。

オープン予選

各地域で複数回実施され、条件を満たしていればどのチームでも参加できます。敗退しても次のオープン予選に再挑戦が可能です。

Riot Gamesは「小規模なチームにとっては格好の練習の機会となり、技術を磨きランクを上げるのに役立つ」としています。

プレイイン

地域のPlayoffへのシード権を得る上位4チームが決まります。

ただしこの枠数は、その地域のチームの世界大会での成績によって変動します。Masters SeoulまたはMasters Valenciaへの出場権を獲得したチームは、必ず上位4チームの一つに選ばれるためです。

たとえばタイの2チームがMasters Seoulへの出場権を獲得した場合、次のタイのプレイインでPlayoffへ進めるのは2チームのみとなります。

なおKickoffまたはCup 1への出場権を得たチームには、自動的にプレイイン1または2への出場権が与えられます。

プレイオフ

その地域の上位8チームが、Cupsへの出場権を懸けて戦います。

LCQは8チームで実施

Cupsへの直接枠が与えられない地域にもプロへの道筋を用意するため、Pacific Last Chance Qualifier(LCQ)が導入されます。

Playoffの直後に開催されるPacific LCQは8チームで実施され、内訳は南アジアから2チーム、オセアニアから1チーム、ベトナムのPlayoff第2シード、タイとインドネシアの第2・第3シードです。

優勝チームがCupsへの出場権を獲得します。

またKickoff専用のLCQも毎年開催されますが、こちらは4チームのみ。内訳は南アジアから2チーム、オセアニアから1チーム、SEA Kickoff Playoffトーナメントの次点チームとなります。

地域のKickoffオープン予選に関する情報は、近日中に案内される予定です。


SPECIAL CONTENTS ここだけの特別な記事