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Riot Gamesは『VALORANT』の新たなマップ「サミット」を発表。6月22日に行われた「Masters London」グランドファイナルのショーマッチにて初お披露目されました。サミットは6月25日に開幕する「シーズン 2026 // Act 4」にて登場します。
本稿では、実装に先駆けて一足先に公開されたマップの全貌をエリアごとに徹底分析。新たな戦場で輝くのは、どのアビリティ、そしてどのエージェントなのでしょうか。

※内容は先行体験時のものです。リリース後とは異なる場合がある点はご注意ください。

サミットはA・ミッド・Bの3レーン構造になっており、各レーンに新しいギミック“展開可能な壁”が存在します。この壁はラウンド開始時には開いた状態で、近くにあるスイッチにダメージを与えることで壁が展開。壁が展開されると、エージェントはもちろん、銃弾も通らなくなり、導線や射線を切ることができます。
壁はスイッチが破壊されると、2秒ほどで完全に閉鎖されます。スイッチの音はかなり大きく、壁のアクション音は大抵聞こえます。壁が展開するとき、壁の真下にいると壁に押しつぶされてデスしてしまうので注意が必要です。競技シーンにおいて、5人が壁に挟まれてラウンド終了…みたいなシーンがいつか見られるかもしれません。
壁のイメージとしては「アセント」のAショート、マーケットの壁です。しかし、アセントの壁は破壊可能ですが、サミットの壁は破壊不可能。貫通が「高」に設定されている武器でも、壁抜きはできません。一度スイッチが押されると次のラウンド開始まで開くことはありません。


基本は、攻撃側が進行してスイッチに射線を通し、壁を展開して防衛側からの射線を切ったり、リテイクの方向を絞るために使われます。
スイッチのHPは150程度で、ヴァンダルなら4発で壁を展開することができます。また、ソーヴァのショックダーツや、ブリーチのアフターショック、テホの誘導サルヴォ、ブリムストーンのオービタルストライクなどのダメージを与えるユーティリティーでもスイッチに当てることによって壁を展開することができます。定点などが開発されれば壁を使ったフェイクなどが生まれるかもしれません。
どのスイッチも地面から離れた部分にあるため、モロトフ系のダメージユーティリティーでは破壊できない模様。唯一、地面から近いBサイトのスイッチは、縦に当たり判定が大きいキルジョイのナノスワームやフェニックスのブレイズ(カーテン)でダメージを与えることが可能です。


展開後の壁はどこも同じ形で、上部に隙間が空いています。通常は射線を通せず、ユーティリティーを通すだけの穴のように見えますが、Aサイトの壁は防衛側がセージのバリアオーブを用いて“いやらしい”射線を通すことが可能です。防衛側がラウンド開始直後に壁を展開し、バリアオーブを用いてここで待ち受けるという戦術もあるかもしれません。ほかのレーンは高低差があるため、射線がかなり限られてしまいます。



サミットは前述のとおり、A、ミッド、Bの3レーン構造で、スパイクを設置するサイトは2つあります。マップ全体の印象は、「カロード」が一番近いです。しかしこれはマップの形の話で、コンセプトは別のように感じます。一部「ロータス」や「サンセット」「パール」に似た構造の部分もあり、横に広めなマップで、サイトが狭い代わりにミッドでの攻防、周辺のエリアの押し引きが重要になるマップだと考えられます。
両メインとも攻撃側と守備側の開始位置が近く、ラッシュに気づきやすい点も特徴の一つです。メインのチョークポイントはかなり狭く、進行遅延系のユーティリティーで止まってしまうと、ローテートの時間も含めて攻撃側は厳しいラウンドとなるでしょう。攻撃側も守備側もスポーンを経由してローテートをする場合約20秒ほどかかります。
Aサイトはかなり狭い場所になっており、オブジェクトも少なく、サイト中で耐えるという選択肢は現実的ではありません。そのため、メイン~ガーデンで実質的なAサイトの攻防が行われるでしょう。防衛側はスイッチが押されるまではリンク、アート、ケイヴの3か所からガーデンへアクセスできますが、スイッチが壊されてしまうとアートからの道が途絶え、2か所からのリテイクを強いられます。
続いて、BサイトはAに比べると広く、「サンセット」のBサイトと「ロータス」のAサイトを合わせたような構造になっています。Bサイトへはリンク、ジム、タワー、ドロップの4か所からアクセス可能。壁が展開されてもタワー以外の3か所からリテイクに行くことができます。Bサイトも、サイト中にオブジェクトが少なく、中で耐えるということが難しい印象。リンクやドロップ、タワーから射線を通して守る必要がありそうです。
そして、ミッドは「パール」と同じような構造をしており、攻撃側に2つ、守備側にも2つのアクセスがあります。全体マップにおけるミッドの割合は半分ほどのエリアを占めており、このエリアを取得するとローテートの時間を短縮できるため、攻撃、守備側ともに重要なエリアとなるでしょう。
このマップで一番重要なレーンだと考えられます。構造は「パール」のミッドに似ています。ミッドのエリアは中央ファウンテン、中央ボトム/中央ベンドの2段階に分けられており、Aを挟む場合にはベンド、Bを挟む場合にはボトムまで取得しなくてはなりません。しかし隠れるオブジェクトが少なく、ドライ勝負やフラッシュでのピークがしやすいため、攻撃側のリソース負担は少ないように感じます。
守り方はパールと同様、攻め側のタイルもしくはトップにスモークを炊き、フラッシュなどで片方と勝負したり、プッシュを行うと主導権を握れるでしょう。

中央ボトムにある展開壁は、起動すると中央ウィンドウからの射線が切れますが、守備側のローテートが見えなくなり、スポーンを経由するより早くなるというデメリットもあります。逆に、守備側が展開することでミッドからのスポーン側へのラークを抑制できるというメリットもあります。Aプラントが確定したシーンなどで守備側がウィンドウからの射線を通す必要がなくなれば、壁を展開するのも一つの手段かもしれません。


スパイクを設置可能なAサイトには貫通可能な箱が2つしか配置されておらず、サイト中で耐えるのは困難でしょう。守備側はガーデンで攻めを止め切るか、相手にエリアを広げられない守り方が求められます。攻撃側はメインからサイトへの距離も近いため、サイトに入ることができれば、相手の寄りが間に合う前にプラントが可能だと考えられます。しかし、その後攻撃側はメインに引いて解除を遅延するということが難しい構造になっているため、エリアを広げることが重要です。リンク側に攻めるのか、ケイヴ・アート側を攻めるのかを考える必要があります。

展開壁はアートからの射線通し、リテイクを阻止できます。しかし、壁をあえて展開しないことでケイヴにいる敵をサイトとガーデンから挟むなどの戦術があるかもしれません。
ミッド挟みを行う場合は、メインから進行している人がスイッチを壊して壁を展開してあげると、リンクにいる敵はサイト内への逃げ場がなくなり、スポーン側に引くしかなくなります。攻撃側はエリアも広く取れている状態なのでリテイクに余裕をもって対処できるでしょう。壁を展開する場合、メインからスイッチへの射線が通るため、箱もあり少し難易度は高めですが、慣れればモク抜きでも狙えそうです。


マップに点在する緑色の箱はすべて銃弾が貫通します。カロード実装当初のように抜ける壁は少ないですが、箱は抜けます。

Bサイトには見覚えのある構造が多く、「サンセット」のBにかなり似た作りになっています。Aサイトに比べたらサイト中での耐えも成立しやすいように見えます。攻撃側はメインにタワーからの射線が通るため、スモークを炊いてから壁を展開し、射線を切るのが良いでしょう。Bもメインからスイッチへの射線が通るため、慣れればモク抜きでも狙えそうです。


タワーからつながるドロップは「ロータス」にあるドロップと同じ構造をしており、守備(タワー)側からは降りれるが、シュラウドステップ、アップドラフトなどのユーティリティーなしでは戻ることができません。狭いエリアであるためポジションが判明してしまうと苦しい戦いを強いられることになります。
B挟みもミッドのファウンテンを取得後、ボトム、リンクとエリアを取得する必要があります。Aと同様に攻撃側にあまり負担のある構造ではないため、サイトに行き着いてからの展開がカギとなるでしょう。
サミット攻略の糸口は、ずばり守備側は「勝負するポイントを絞る」こと、攻撃側は「リテイクの対策」だと考えられます。1つ前に実装されたカロードは“多重構造”がコンセプトとなっており、引きながら守ることでサイトへ到達する頃には攻撃側がユーティリティーを失い、リソースを奪うという戦略をとることができました。しかし、サミットはサイト内で耐えることが難しい上に、サイトまでの距離が比較的近いため、引きながら守るということが困難です。そこで、「メインで強く当たり、相手の動きを止める」「最終防衛ラインを決め、リテイクに備える」など勝負するポイントを明確にしてフォーカスを合わせた守備が重要であると考えられます。「サイトでの守備が苦しい」ということは「攻撃側がプラントした後も苦しい」と同義であるため、守備の方針がしっかり意識し、リソースを残すことができれば勝率も上がるのではないでしょうか。
逆に、攻撃側は「プラント後の動きをどうするか」が重要だと感じます。メインからのラッシュの場合、どちらのサイトもエリアを広げて相手のリテイクに対して負担をかけることが必要です。しかし、エリアを広げてもスパイクに対して射線を通せるポジションは多くはないため、的確なポジショニングとエリアの押し引きが求められます。どのマップよりもリテイクに対するカウンターを考え、相手に時間を使わせることが重要になると考えられます。
レイズ
ペイント弾でポジションを潰すことができます。両メインのチョークポイントが狭いため、ブラストパックで射線を広げる動きは強力です。ブームボットで細かい索敵もまかなえます。
ネオン
狭いサイトに対して広範囲のリレーボルト、ファストレーンを使ったエントリー性能が光ります。特にAサイト中やミッドではショットガンの距離で戦えることも多く、時間のかかるローテートが速いのも魅力です。
フェニックス
角が多いため、カーブボールと相性がいいです。ブレイズもホットハンドもポジションを潰せる上、攻撃側はAのアルティメットオーブが取得しやすい位置にあるため、ラン・イット・バックを高回転で回すことができます。
スカイ
ガイディングライトによるイニシエート性能とエリアを強引に広げる動きが優秀です。シーカーも自動追尾、トレイルブレイザーも手動で索敵するため、定点などに頼らず使うことができ、マップの構造が頭に入るまでは無難なエージェントだと考えられます。
フェイド
プラウラーを使った細かい索敵が魅力です。シーズを使った遅延やファイトのサポート性能も高く、ナイトフォールは広範囲索敵できるため、索敵イニシエーターとしての役割をしっかり果たせます。
テホ
誘導サルヴォでポジションを潰したり、射線の通らない位置から解除阻害できます。アルマゲドンは広範囲のポジションを潰しながらスイッチを破壊して壁の展開もできるため、ラッシュにおいてはかなり強いと感じます。
アストラ
どんな距離でもスモークをすぐに焚くことのできる唯一のエージェントです。グラビティウェルでの遅延性能や射線を通さず解除阻害できるのも強みです。
オーメン
シュラウドステップでのポジショニング変更、オフアングルを作れる場所が豊富です。範囲をブラインドにできるパラノイアも強力。
サイファー
スパイカメラやトラップワイヤーで距離関係なしにエリアを管理できるのが強みです。エリアの押し引きが重要なマップだと考えられるので、ガジェットで管理できるセンチネルは優秀。
ヴァイス
1方向からのラッシュを絶対に止めることができ、味方の寄りを間に合わせることができます。特にBサイトはラッシュが止まると再展開に時間がかかり、攻めの難易度が上がると考えられます。
新マップ「サミット」の舞台となるのは、中国山間部の美しい街に位置する「レディアント訓練アカデミー」です。ここは世界各地からレディアントが集まり、自身の能力をより深く理解し制御するための訓練を行う場所で、アビリティー管理のための最新鋭の設備が備えられています。
かつてはレディアントの僧院があった場所でもあり、エージェントの一人である「セージ」も、ヴァロラントに加入する前はここで学んでいました。
まず目が行くのは、スポーン地点から見える思わず息をのむようなマップ外の背景。攻撃側では星空にオーロラ、守備側では大きな建物の後ろから朝日が差し込む様子がうかがえます。


また、舞台が中国のアカデミーということで、マップ内にはアカデミーらしい宿舎や、売店が存在します。ほかにも卓球台や、ゲーミングルームなどのレクリエーション部屋も。校内とみられる中央ウィンドウから守備側のエリアには、トロフィーの表彰棚、またその近くには先人の「レディアント」の偉人と思われる5人の像などが飾られています。







さらに、カロードにも存在した射撃などで壊せるマスコットがサミットにも存在。マップのいたるところに存在しています。また、どのマップでもおなじみの戦略ベアなどのマスコットもいます。

まだまだサミットには『VALORANT』の世界観を散りばめたオブジェクトが存在しているので、実装された暁にはご自身の目で確かめてみてください!
新マップ「サミット」は6月25日(木)から実装されます。新たなマップではどのような構成、攻め方、定点、メタが生まれるのでしょうか?『VALORANT』の今後の展開に注目です!