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日本一の称号、そしてアジア太平洋リーグ「LCP」への挑戦権を争う『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国内公式大会「LJL」が今年も開幕します!
2025年から大きな変革を迎えたLJLは今季も一般応募によるオープン予選形式に。3Split制の年間スケジュールとなっており、2月21日には2026年シーズン最初の大会となる「LJL Winter」のメインステージがスタート。

本稿では「LJL Winter」のメインステージ観戦を更に楽しめるよう、先駆けて実施されたオープン予選を勝ち抜いた8チームと、昨年の活躍からシード権を持つ4チームの陣容と注目ポイントをおさらいします。(ロスター紹介の太字は外国籍選手)
TOP:kkkkkkkkk
JG:Ellim
MID:DICE
BOT:raki
SUP:Bruce
コーチ:Son/Motive
かつてLJLに参戦し、KakkunやTaNa、Momoら現在LCPで戦うメンバーも在籍していたFENNELが『LoL』部門を再始動。昨年のLJL覇者である「QT DIG∞」との協業により、シードスポットで本戦へ出場します。
EllimとDICEの実績十分の韓国人MID-JGラインに加え、「VARREL YOUTH」よりTOPのkkkkkkkkk(ケーナイン)とBOTのrakiが加入。さらにSUPは「Burning Core Toyama(BCT)」でJGを務めたBruceがロールスワップで担当することとなり、若き日本人プレイヤーが集まるチームとなりました。
チームも5年、10年と先を見据えた長期的な計画を掲げて『LoL』シーンと向き合っていく方針を打ち出しており、昨年見事な修正力でLJL制覇に貢献したSonヘッドコーチ、SUP指導を主に担当するMotiveコーチの手腕にも注目です。
TOP:IU
JG:Dopaminw
MID:Yoshida
BOT:kumuo/wada1
SUP:Nagi
コーチ:Rylai
昨年彗星の如くLJLに現れ、JGキャリーのスタイルを貫き通して一大旋風を巻き起こした「YYG」。今季はロスターを一新しており戦術的には読めないチームではあるものの、日本人プレイヤーはLJLアカデミーチーム経験者や、昨年「Deltan Gaming」でLJLに出場したkumuoら競技シーン経験はバッチリ。ここに海外からのプレイヤーが融合することで新たなYYGカラーが描かれます。
TOPのIUは中国から、そしてJGのDopaminwはフランスからの新加入。昨年に引き続き指揮を執るRylaiヘッドコーチと共に、LJLにトリコロールの波を起こしてくれるでしょうか。
TOP:YellowYoshi
JG:ankochan
MID:Ramune
BOT:Archer
SUP:Patch
コーチ:EL
予選2位通過は、歴戦のLJL戦士が集結した「Rising Gaming」。経験値のあるチームだけに勝負強さも期待されるところで、昨季「Dream in 24」で競技シーンに復帰したRamuneがMIDとしてチームの軸となる役割を果たすでしょう。
選手兼任コーチのELは予選でJGのスタメンを務めましたが、本戦ではBOTのArcherとSUPのPatchがKRデュオに。どうやらBOTレーンのパワーには自信アリの様子で、本戦では”EL指揮官”の指導を受けて臨む日本人JGのAnkochanがチームを上昇気流に乗せる役割を担います。
オープン予選ではスタンドインとしてhetel、AceとやはりLJLファンにはお馴染みの顔ぶれも参加しており、新進気鋭のチームが集まる2026年のLJLにおいてベテランパワーで門番として立ちはだかる存在です。
TOP:PonG
JG:Kreative
MID:Cryo
BOT:Aquila
SUP:Shivq
オープン予選を3位通過でダークホース的存在となったのは「NOVEX」。キャリアの浅い選手が中心となった若いチームで、MIDのCryoとBOTのAquilaもKR選手ながら競技シーン歴は浅い若手プレイヤー。友人関係にあるメンバーが集まっているとのことで、連携を武器に見事な成績で予選を通過しました。
昨年はYYGにてMIDを務めたKreativeがJGとして出場しているのが注目ポイントで、予選では単騎バックドアを決めるなど、経験豊富なプレイヤーとしてチームを牽引しています。コーチ不在ながら予選9連勝で勝ち上がった勢いそのままに、本戦でも大暴れを狙います。
TOP:Gecko
JG:Kangkuk
MID:Razer
BOT:Fulid
SUP:chico
コーチ:YSDS/Distance
昨年から引き続きLJLに参戦する「Clocks」が9勝5敗で予選を突破。TOPの19歳Gecko、そしてJGの20歳Kangkukの若きKRコンビが牽引するチームで、予選のドラフトを見るとキンドレッドやニダリーのJGピックに、MIDがサイオンやガリオでサポートすることでバランスを取る戦略も。MIDのRazerは昨年はメイジのピックが多かったものの、今季はチームに合わせた幅広いピックで応えています。
これで昨年の3Splitを含めて4大会連続でのオープン予選突破となり、新生LJLは本戦皆勤賞。昨年も奮戦したものの僅かにプレイオフ進出には届かず、継続力を武器に今季こそ難関突破に挑みます。
TOP:udon
JG:Elative
MID:Jericho/ichida
BOT:Gimi
SUP:anakin/Outlaw
コーチ:sign/Paka
混戦となったオープン予選をボーダーラインの8勝でくぐり抜けた「Uwinks」。udonやJerichoら昨年異なるチームで戦った顔ぶれが集結したロスターで、予選で敗れた相手が同じグループに割り振られたため、本戦でどこまでリベンジできるかが上位進出のカギに。
JGのKR選手ElativeはなんとKR1300LPを超えるチャレンジャーランカーで、試合数も400戦以上をプレイしているソロキュー戦士。日々の練習で磨いた個人技を武器に下克上を狙います。
TOP:antana/claude
JG:Fubuki
MID:Gukbo
BOT:Vox
SUP:f4ke
コーチ:Pooh/Somanwx/Vapor
若手を見出し、育成し、そして羽ばたかせていく日本LoLの新たな登龍門。昨年は日本人5名ロスターでSplit準優勝にも輝くなど、チーム一丸となっての戦いぶりでシーンを盛り上げ、3選手が新たなチームへと進みました。
今季はapaMEN氏がGMとなり、6選手と3名のコーチが新加入。LJLで活躍したPoohヘッドコーチの元、若きプレイヤーとコーチたちが群雄割拠の舞台に挑みます。TOPのantanaは「アンストッパブル田中」の略なのだとか。
MIDとBOTにはLCKのアカデミーからKR選手を迎え、チームとしてのストロングポイントが明確に。JGのFubukiとSUPのf4keは昨年「BraVeLY」でも共に戦った仲間で、連携に一日の長がある彼らのゲームメイクがキーとなるでしょう。
TOP:Potential
JG:Grit
MID:Ravvy
BOT:Damocles
SUP:Kurafuto
コーチ:Tobi/Pisu
LCPに参戦している「DetonatioN FocusMe(DFM)」のアカデミーチームが今季も参戦。トップチームだけでなく、アカデミーも数々の選手を輩出してきた名門です。
昨年はアグレッシブさを全面に押し出したスタイルで上位に食い込みましたが、TOPのMomo選手がLCPへとコールアップされるなど3選手が変更に。
注目はチャレンジャーJGのGritと、U19選手権で優勝したMIDのRavvyの日本人コンビ。ゲームの軸とされるMID・JGラインをフレッシュな顔ぶれで構築しています。グループを突破すればRavvyは共にU19選手権を制したチームメイトのkkkkkkkkkやshivqとLJLでの"再会"も果たせるでしょう。
TOP:Pink
JG:Imagine
MID:Enapon
BOT:wanan
SUP:JustFocus
コーチ:Jubssal/Sai
オープン予選を12勝2敗の首位で駆け抜けたのは新進気鋭の「Inferno Drive Tokyo」。
MIDはBCTでSUPもプレイしたEnapon、BOTは昨季DFM.Aで安定したプレイぶりを披露したwanan(前プレイヤー名はDeant9)と、昨年のLJLで存在感を放った顔ぶれに、「CRカップ」でも登場したImagineとJustFocusの幼馴染コンビにも注目が集まります。
JGのImagineはオープン予選でもキヤナやカジックスといった攻撃的なチャンピオンを何度もピックしており、果敢に攻め入るチームカラーを体現。念願叶い2人揃ってのLJL参戦を果たしたKRコンビに加え、Jubssalコーチも既に日本語でのコミュニケーションもバッチリである様子が伺えます。東京発、最強のチャレンジャーが今年のLJLで台風の目となれるでしょうか。
TOP:SnowRabbit
JG:Amel
MID:rre
BOT:NaiNa
SUP:Saki
コーチ:Vical
『LoL』の攻略情報サイト「LoL Guide」がチームを編成し、LJLに殴り込み。選手発掘と実戦を通じての育成、そして成長過程・知見の共有を重視しており、SNSでの盛んな情報発信だけでなくスクリムの模様が公開されているのも特徴です。
LJLで何度もチームを上位に引き上げWorldsにも出場した名将VicaLコーチが若手育成をテーマに掲げて挑む今シーズン。予選ではリヴェンやイレリアも実戦投入しているTOPの17歳プレイヤーSnowRabbit、チーム唯一のKR選手となるJGのAmelがLJLへ颯爽と名乗りを上げます。DFM.Aよりrre、YYGよりNaiNa、VLYよりSakiと、昨年各チームでスタメンを張り続けたプレイヤーがその経験を糧にどれだけ戦えるか。シーズンを通しての伸びしろにも大きな期待を寄せたいチームです。
TOP:advance
JG:Ham/HRK
MID:Alps
BOT:Godot
SUP:koisi
コーチ:Eria
「VRChat」コミュニティ発祥という異色のチーム「New Meta」が5位通過で本戦へ。9勝5敗ながら首位のIDTも破っており、爆発力を秘めたロスターと言えるでしょう。
戦績を見るとTOPのKRプレイヤーであるadvenceがファイターで大暴れする試合も多く、対戦相手としては要警戒のポイント。チームとしてTOPを勝たせる動きが出来れば、新たなメタを生み出せるはず。本戦に向けては予選で撃破した「Velbeli海賊団」からJGのHRKが加入。SUPのkoisi、GM兼SUBMIDのラックス使いEriaともども同チーム所属経験があり、元海賊団員の力も借りて次のステージに挑みます。
TOP:Hannah
JG:ice/mcf
MID:Karaage
BOT:MayR
SUP:raku
コーチ:Tetu/Lambda
オープン予選出場チームの中でも一際情報の少ない存在ながら、着実に勝利を積み上げ突破ラインへと滑り込んだ「Fast8」。MIDのKaraage、BOTのMayRは昨年もLJLに出場した顔ぶれであり、JG・SUPの大胆なピックに連動しての戦い方が長所のチームです。
予選ではヴァルスMIDを起用してIDTを撃破するなど飛び道具を生かした番狂わせの可能性も秘めており、メインステージ1ではそのIDTと同組に。本戦では連勝からのFast8プラン実行となるでしょうか。
今季はシードチームが揃ってロスターを刷新しており、予選突破組も「Clocks」以外は新チームと非常にフレッシュな印象に。勢力図は完全に未確定で、オープン予選上位組が有力候補ではありつつも、どのチームにも突破の可能性を秘めていると言えるでしょう。
昨シーズン活躍した選手が各チームに散らばりつつ、歴戦のLJL戦士からルーキーまでタレント揃いの「LJL Winter」。各グループ上位4チームがメインステージ1を突破し、プレイオフの4枠を争う「メインステージ2」へと進出します。

今季もチャンピオンシップポイント制が導入されているため、今Splitの成績は年間を通じて大きな影響を持つものに。予選で残念ながら敗退となったチームを含め、日本の『LoL』シーンを熱くせんと集いしプレイヤーたちによる戦いは2月21日のDay1から3月29日のFINALまで。約1ヶ月に渡る熱戦にご注目ください。