VCT EMEAのチームが“スクリムの結果”を公開…“スクリムの勝利に価値があるのか”という議論も勃発

VCT EMEAで戦う「GIANTX」のeスポーツヘッドであるDavid Alonso氏は、2月11日から3月25日にかけての『VALORANT』部門のスクリム結果をSNS上で公開しました。

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VCT EMEAのチームが“スクリムの結果”を公開…“スクリムの勝利に価値があるのか”という議論も勃発
VCT EMEAのチームが“スクリムの結果”を公開…“スクリムの勝利に価値があるのか”という議論も勃発

VCT EMEAで戦う「GIANTX」のeスポーツヘッドであるDavid Alonso氏は3月26日(水)、オフシーズンの『VALORANT』部門におけるスクリムの結果を公開。昨年11月から約400マップをスクリムでプレイし、72%の勝率を記録していることなどが明らかになりました。

◆VCTチームに対しても54%の勝率を記録

GIANTXはイギリスのeスポーツ「Excel Esports」とスペインのeスポーツチーム「Giants」が合併して誕生したeスポーツチームで、「VCT EMEA」には2023年より出場しています(2023年は合併前のGiants名義)。

David Alonso氏は、2月11日から3月25日までに行った114回のスクリムの結果を公開。さらに2024年11月から約400マップを練習したといい、72%の勝率を達成し(Tier 1チームに対しては54%)、59%のラウンド勝率を維持したとのこと。

スクリムは原則として非公開で行われるため、このように結果を公開するのは『VALORANT』競技シーンにおいて極めて異例と言えます。David Alonso氏は公開にいたった理由について「透明性を高め、よりファンに近づくため」と説明しています。

Redditではこの透明性の高さを支持する声が挙がった一方で、“スクリムの勝利に価値があるのか”という議論も勃発。XQQコーチ(ZETA DIVISION)が「本番は柔軟性が求められるのでスクリムと同じようにはいかない。(結果より)内容を重視している」とコメントしたVCT Pacificの映像などが取り上げられ、スクリムの結果がなにを意味するのか、コミュニティで話し合われています。


「VCT EMEA Stage 1」初戦では、Kickoff王者のTeam Vitalityに対して0-2で敗れてしまったGIANTX。黒星スタートとはなりましたが、「VCT Masters Toronto」に向けて勝利を積み重ねることはできるでしょうか。

《Reuru》

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VALORANT EsportsとLoL Esportsを愛する者 Reuru

IGNITION SERIESからVALORANT Esportsの沼にハマって行ったオタク。LoL EsportsはWorlds 2021でのDFMのGroup Stage進出を機に本格的に追い始めた。好きなVALORANTのエージェントはキルジョイと2コン構成の時のヴァイパーで、好きなリーグ・オブ・レジェンドのチャンピオンはノーチラス。

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