【単独インタビュー】ZETA Dep「Kickoffに比べたらかなり自信ある」―王者・T1との初戦を終えたDepに訊く試合の手応えやウェイレイの評価【VCT Pacific Stage 1】

T1との初戦を終えたZETA DIVISIONのDep選手にインタビュー。構成やコーチ陣の新体制について、そして新エージェント・ウェイレイについても伺いました。

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【単独インタビュー】ZETA Dep「Kickoffに比べたらかなり自信ある」―王者・T1との初戦を終えたDepに訊く試合の手応えやウェイレイの評価【VCT Pacific Stage 1】
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2025年、メンバーを大きく変更してVCTに臨むこととなったZETA DIVISION(ZETA)。VCT Pacific Kickoff(Kickoff)では勝ち星を拾えず、それから約2ヶ月を経て「VCT Pacific Stage1」に臨みます。

そんなZETAの初戦は、Masters Bangkokで優勝したばかりのT1。勝利とはいかなかったものの、1マップを返す激闘となりました。そんなZETAよりDep選手に、試合の感想や構成について、そして新エージェントであるウェイレイについても伺いました。

――試合お疲れさまでした。今日の試合の感想を教えてください。

Dep:久しぶりの0pingということで、普段の40pingとエイムがかなりずれてしまったなという感覚がありました。まあでもこれで治せると思うのでいいかな、って感じです。

――Kickoffから約2ヶ月の準備期間を経てのリーグ初戦、現行の世界王者との対戦となり、スプリットでは勝利を収めました。Kickoffと比べての手応えや、準備期間で修正した点など教えてください。

Dep:Kickoffに比べたらかなり自信はありますね。最近はチームの方針をみんなでうまくできるようになったので。

◆ネオンが一番、だがヨルは「できることがいっぱいある」

――スプリットは構成をほぼ一新しての試合となりましたが、これはKickoffでのNS戦を受けてのことなのか、マッププールやエージェントプールの変更を受けてのことなのか、話せる範囲でお願いします。

Dep:構成は、Masters Bangkokを見ててめちゃ強そうだなと思ったので、一旦真似してやったらまあまあうまくいったので、そのまま使っているという感じですね。

――スプリットではヨルでのフラグシーンが目立っていたと思います。ヘイヴンでもKickoffのネオンからヨルにピックを変更されていましたが、レイズやネオンからヨルへの変更の経緯があれば教えてください。

Dep:単純にヨルの方ができること多くね、ってなって今ヨル使ってるって感じですね。ヨルじゃなきゃできないことがいっぱいあるんじゃないかなと思っています。

――Dep選手個人としてもレイズやネオンよりもヨルの方が自分のプレイスタイルに合っていると感じているところはあるのでしょうか?

Dep:肌感で言ったらネオンが一番いいですけど、ネオン以外だったらあんま全部変わんないなって感じなので、個人的には。ネオン以外だったらなんでもいいやって感じですね。

――本日の試合ではCLZ選手とXdll選手にも少しピックの変更があったかと思います。テホとブリーチが入れ替わったりなど、イニシエーター同士のエージェントの入れ替えの経緯を教えてください。

Dep:Kickoffの前からなんですけど、俺個人として俺がIGLやるんだったら索敵系やってる時の方がやりやすいので、そっちの方がいいんじゃないかなみたいな話になって。CLZと話したら、「確かに俺もそうなんすよー」って言ってて、今に至りますね。

◆ウェイレイは「ワンチャンある」が、ネオンの方が「100倍強い」

――エージェント構成に関してもうひとつ伺います。本日は両試合ウェイレイはピックされずでしたが、新エージェントということでチーム内で話題にはなったかと思います。チームとして、また個人としてウェイレイをどう評価しますか?

Dep:出てすぐにランクめっちゃやってみたんですけど、まあなんか、うまいこと使ったら強いのかなって感じです。準備が必要なのかなって思いましたね、チームでやるとしたら。

――ネオンと比べて評価するならいかがでしょうか?

Dep:マンパワーで言ったらネオンの方が100倍くらい強いですね。

――以降、ウェイレイピックは期待していいんでしょうか?

Dep:まあワンチャンあるかなって感じですね。どっかで入れるかもしれないですね、1マップ。

◆Johntaコーチ脱退後の新体制

――ちょうど1ヶ月ほど前にJohntaコーチが退団されました。Johntaコーチ込みの体制のころはXQQコーチはどちらかというと選手の精神面のサポートに回っていたということでしたが、今のコーチ陣の役割分担はどう変わりましたか?

Dep:今はXQQさんもCarlaoも一緒にミーティングして2人で頑張ってやってくれてます。

――戦術面も2人で分担しているのでしょうか?

Dep:そうですね。戦術面はやっぱXQQさん、まあヘッドコーチなのでそっちが多いんですけど。Carlaoがめっちゃフィードバックしてくれるので、最近はそんな感じです。

――コーチ陣の変更に際して、チームの雰囲気や戦術にどんな変化がありましたか?

Dep:なんかみんなパニックになることは減ったんじゃないですか?多分(笑)。ごちゃごちゃになって負ける、みたいなラウンドがあんまなくなった気がしますね。スクリムとかやってて。

――それは戦術面を主に担当しているXQQコーチとタイムアウト中に話すことができる、というのも大きいのでしょうか?

Dep:タイムアウトは割とみんなも喋るしXQQさんも喋るので、いろんな人から情報が出てきて、割と整理しやすくはなってますね。前はタイムアウトをCLZが取ってCLZだけ考えるみたいな感じだったんですけど、今は違うので。

――ありがとうございます。最後にStage1の目標とファンへのメッセージをお願いします。

Dep:本当は練習期間の少なかったT1を倒したかったんですけど負けてしまったので、ここから全部勝ちます。マジで。

《Wolfram》

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Wolfram

First Strike Japanで『VALORANT』の競技シーンにハマる。Masters Tokyo以来通訳としての活動を始め、気がついたら記事執筆も。最近の趣味はPacific、EMEA、Americasリーグの連続リアタイ。

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