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Masters Londonは史上初の韓国チーム不在の国際大会に—PRXがT1を下し、Pacific最後のチケットを獲得【VCT Pacific 2026 Stage 1】

PRXの勝利でT1含む韓国チームが全て敗退。Masters Londonは史上初の韓国チーム不在の国際大会へ

えとのす棘

えとのす棘

5月15日(金)、ベトナム・ホーチミンにて開催されたVCT Pacific 2026 Stage 1 Lower Bracket準決勝で、T1とPaper Rex(PRX)の対戦が行われました。国際大会での優勝経験を持つ両チームが、Masters Londonの出場権を懸けた負ければ終了の一戦に臨みました。

試合はT1ピックのスプリットからスタート。PRXがファーストラウンドを取ったものの、T1は第5ラウンドのスリフティーからアルティメットを起点とした攻めで6ラウンドを連取し、前半をリードで折り返します。しかし後半、PRXがギアを上げてT1の守備を次々と崩し、逆転で第1マップを奪いました。続くPRXピックのアセントでは再びT1が序盤を支配しますが、PRXはalecksコーチのタイムアウトで立て直し、サイドチェンジ後はシーソーゲームに。先にマッチポイントに到達したT1が勝利し、試合は最終マップのブリーズへ。ブリーズではPRXが速攻アタックでT1を圧倒し、大差で前半を折り返します。T1も粘りましたがPRXが再び突き放し、マップカウント2-1で勝利を収めました。

この結果、PRXがMasters Londonへの出場権を獲得。一方、T1を含む韓国チームはすべて敗退し、VALORANT史上初めて韓国チーム不在の国際大会となります。

16大会連続の韓国チーム国際大会出場記録が遂に途絶える

これまでGen.G、T1、Nongshim RedForceなど、多くの国際大会王者を生み出してきた韓国地域でしたが、Masters Londonではその記録が途切れることになります。2021年のMasters ReykjavikでのNUTURN Gamingをはじめ、KRXの前身であるVision StrikersやF4Qなど、数多くの韓国チームが国際舞台に送り込まれてきました。2023年のPacificリーグ発足後もその勢いは続き、2024年のMasters ShanghaiではGen.GがPacific地域初の国際大会優勝を達成。Masters Bangkokでは出場枠を独占するなど、韓国チームがPacificを支配した時期もありました。しかし今回、ついにその歴史に終止符が打たれました。これはPacific全体の競争激化と、各チームの躍進を象徴する出来事と言えるでしょう。


Masters Londonは現地時間6月6日から6月21日にかけて開催され、各地域の上位3チームが出場。PacificからはFULL SENSE、Global Esports、そしてPaper Rexの3チームが参加します。

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