【LoL】次回パッチで「メル」ナーフ含む調整へ―勝率振るわずもBAN率高く、フラストレーションの要因を削りスケール性能を高める方針

次回パッチ25.S1.4における「メル」の性能調整内容が予告。対面時のフラストレーションを軽減し、終盤のスケールを高める狙いに。

League of Legends アップデート
【LoL】次回パッチで「メル」ナーフ含む調整へ―勝率振るわずもBAN率高く、フラストレーションの要因を削りスケール性能を高める方針
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『リーグオブレジェンド』パッチ25.S1.2で登場した最新チャンピオン「メル」について、次回パッチとなる25.S1.4で弱体化を含む性能調整が行われることが開発関係者のXRedditの投稿から明らかになりました。

◆Qの弱体化などで序盤の安定感が低下し、APスケールが向上

リードゲームデザイナーのMatthew Leung-Harrison氏は、Xにて次回パッチのプレビューを一部公開。現在強い状態にあるタンクアイテムやサポートとして活躍中のエリスに加えて、メルの性能調整が予告されています。

Matthew氏によると、実装後はプレイヤーがメルについて学ぶ時間が必要であったものの「数試合プレイすると勝率が急上昇する」状態にあり、今回の調整は「対面した際のフラストレーションを軽減」する狙いがあると明かしています。

RedditでもチャンピオンデザイナーのMyles 'Emizery' Salholm氏が詳細な数値変更を公開。Qスキルの射程と弾速が低下。また、序盤におけるWスキルのマナコストとEスキルのスネア時間が弱体化されますが、EスキルとRスキルのAPによるスケールは向上しており、序盤戦における安定感とパワーがは落ちたものの終盤戦のスケールが増加しています。

◆勝率とBAN率がともに40%台という異例の状態

「反射スキル」の存在で実装前から大いに話題を呼んだメルは、扱いやすい性能もあって実装直後から50%超の勝率を記録し、一時はOPとの評価に。しかし数日後にホットフィックスによって各スキルが弱体化され、カウンターマッチアップも研究されたことで現在の勝率は幅広いスキル帯で50%を大きく割り込んでいます。

勝率では振るわない状態に陥っているメルですが、未だにBAN率は圧倒的に高いまま。その要因としてはレーンで頻繁に使用できるQスキルが避けづらくフラストレーションが高いことや、オープンにすることで“反射され得るスキルを持ったチャンピオンを先にピックしづらい”状況になってしまうことが考えられています。

競技シーンでもパッチ25.S1.3が導入されたことでメルが登場していますが、対面を見ながらピックされている状態で“BAN必須”とまでは言えませんが、Wスキル「反駁」で活躍する集団戦も見られました。レーン主導権がより重視されるプロシーンにおいても序盤戦の調整が与える影響は少なくないと予想されます。

レナータ・グラスクのRスキル「敵対的買収」を反射でカウンターするシーンも

パッチ予告においてもメルの変更は「弱体化」ではなく「調整」欄に入れられているように、BAN率の高さは“強すぎる”ことではないという難しい状態にあるメルの動向に注目が集まります。

なお、これらの調整はPBE段階のため、本実装までに変更が入る可能性があることにも留意が必要です。実際に導入される詳細な変更については、次回パッチ「25.S1.4」の情報をお待ちください。

《ハル飯田》

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ハル飯田

ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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