「VCT Pacific Kickoff」が韓国・ソウルのSangam Colosseumにて1月18日から2月9日にかけて開催されます。本記事では、VCT Pacific Kickoff開幕に先駆けて行われたプレスカンファレンスに登壇した、DetonatioN FocusMe（以下、DFM）のJinboong選手、ZETA DIVISION（以下、ZETA）のCLZ選手に対する質問を抜粋してお届けします。
なお、同プレスカンファレンスでは、VCT Pacific Stage 2 Finalsが「日本・東京」で開催することも発表されました。
◆Masters Bangkokへの出場権をかけたダブルエリミネーション
2025年のVCT Pacificには、Nongshim RedForceとBOOM Esportsの2チームが新たに参加。シーズンの幕開けとなるVCT Pacific Kickoffでは出場する全12チームがダブルエリミネーション形式で12日間にわたって戦います。上位2チームは、2025年最初の世界大会であり、東南アジアで開催される初の世界大会でもある、Masters Bangkokへの出場権を獲得します。
日本チームの試合は、1月18日（土／19：00～）よりZETA DIVISION vs NS、1月19日（日／19：00～）にDetonatioN FocusMe vs RRQが実施されます。
◆撃ち合いに自信のある新たなZETA DIVISION
――新ロスターとなったCLZ選手に質問です。ZETAチームの強みと、完成度を教えてください。
CLZ：新メンバーはかなり火力もあって、撃ち合いにも引けを取らないメンバーが揃っている強いチームだと思っています。スクリムの勝率が高く、チーム全体の調子もすごく良いので、自分たちも勝てる状態に整えた自信があります。
――イニシエーターを担当しているCLZ選手は、新エージェント「テホ」に関してどのように感じていますか？
CLZ：評価点はまだわからないですが、チームで使ったらめちゃくちゃ強そうだと感じています。スキルの多さが印象的で、2つの地点にミサイルを発射できるアビリティ（誘導サルヴォ）はリチャージもあってめちゃくちゃ強力だと思うのでこれからどうなるのか楽しみです。
――VCT Pacificに出場するチームの中で、どのチームと対戦するのが楽しみですか？
CLZ：本当にどのチームとも対戦するのは楽しみですが、一番は「Red Bull Home Ground 2024 APAC Qualifier」で負けてしまったT1と再戦するのが楽しみですね。
◆DFMの強みは「若い力が生み出す創造力」
――DFMのJinboong選手は、オフシーズン大会の結果を受けてチームがどのように成長できたと考えていますか？また、gyen選手を含めた練習の成果や展望を教えてください。
Jinboong：SSeeS選手入りでのオフシーズンの戦績は、正直期待を大きく上回るものでした。今メインロスターの5人で練習していて、まだまだチームワークの面で課題が残っていることもあって不安だというのが正直なところですが、自分たちの強みを活かせるように練習してきた成果を出せればと思っています。
――DFMの強みはなんですか？
Jinboong：個人技、フィジカル、そして創造力だと思います。僕たちよりもプロ経験が短く若い選手たちが、どんどんスタイルが古くなってしまう僕らに新しいアイデアをくれるので、それが強みになると思います。
――オフシーズン躍進の理由はついてはどう考えていますか？
Jinboong：チームワークをより優先し、チーム一丸となってプレイすることを意識しました。
なお、初戦で対戦するRRQのMonyet選手は、「DFMは去年と比べてずっと強いチームになっていると思います。オフシーズンでも何度か対戦しましたが、いつも接戦でした。準備の面では特に特別なことはせず、他チームの対戦と同じように準備して臨めたらと思います」と語りました。
日本チームの試合は、1月18日（土／19：00～）よりZETA DIVISION vs NS、翌日の1月19日（日／19：00～）にDetonatioN FocusMe vs RRQが実施されます。
