1月10日(日本時間)、Riot Gamesより『リーグ・オブ・レジェンド』の「LoL Dev Update」が公開され、ゲームプレイやeスポーツに関する今後の情報が多数公開されました。
◆2025年シーズンの幕開けは「ようこそ、ノクサスへ」
2025年のシーズン1はシネマティック「Welcome to Noxus /ようこそ、ノクサスへ」が公開されたようにノクサスがテーマとなっており、サモナーズリフトが変貌を遂げ、オブジェクトなどの見た目や音楽もノクサス仕様に変化しています。
マップの地形を恒久的に変化させ、倒したチームには恒久的なバフを付与する新しいエピックモンスター「災禍の使者アタカン」が登場するほか、新ルーンやアイテム、テレポートの変更、そしてより強力な新ブーツにアクセスできる「力の偉業」と呼ばれるシステムが追加されます。
今年のランクリセットは1月9日各地域の現地時間12時00分に実施される1回のみで、シーズン1は8パッチにまたがり、2つのActに分けられることも発表されました。
◆飛翔物を反射する新チャンピオン「メル」
アニメーションシリーズ『Arcane』に登場したメル・メダルダが、次パッチよりプレイアブルなチャンピオンとして登場します。
メルは『Arcane』season2でノクサスのルーツや遺産を受け入れた姿で登場し、スキル「反証」ではメルを対象とする投擲物は攻撃者に、メルを対象としない飛翔物は敵の方向へと反射する能力を持つことも明かされています。
メルはシーズンミッションから無料でアンロック可能で、ストーリーについては2月にリリースされる小説『Ambessa:Chosenof the Wolf,』で詳しく語られるとのこと。今シーズンはゲーム内の「アリーナ」モードやミニゲームなどでルーンテラの世界を表現するイベントも実施されます。
また、今シーズンはルブランのビジュアルアップデートをはじめ、後半には他のチャンピオンにもアップデートを行うことが予告されています。
◆カスタマイズコンテンツ
新パッチ25.S1.1では「黒薔薇の仮面」スキンが登場していますが、今後もノクサスをテーマとしたスキンが多数リリースされます。
既に明らかになっているもの以外では、ミシックエッセンスで入手可能になるプレステージスキンとしてカシオペアとキヤナが登場すること、そして「カフェキューティーズ」などの人気スキンテーマが復活することがUpdate内で予告されています。
また、今年リリースされる勝利の栄光スキンは3種類で、「レディアントサーペント セト」は巳年を記念したシーズン最初のイグゾルテッドスキンとしてリリースされます。今シーズン2つ目のイグゾルテッドスキンはモルデカイザーとなり、テーマは後に発表予定です。
◆Esportsでは「フィアレスドラフト」導入 今後の大会開催地情報も
地域が再編成された競技シーンでは今季から世界的に3スプリット制へと統一され、Split 1では前の試合で使用されたチャンピオンをバンする「フィアレスドラフト」が採用されます。BO5の最終戦ともなると両チーム合わせて50体のチャンピオンをピックすることとなり、
各リーグSplit 1の上位チームは3月10日~16日に韓国・ソウルのLoL Parkで開催される「First Stand Tournament」へと進出。優勝チームはMSI 2025での地域戦でブラケットステージ直通の権利が獲得できます。
今シーズンの国際大会は「MSI 2025」はカナダのバンクバーにて6月27日から7月12日にかけて開催。そして「Worlds 2025」は、北京でのプレイインとスイスステージを経て上海での準々決勝と準決勝、そして成都での決勝戦と、中国の象徴的な都市を巡る日程で開催されることも告知されています。
来年以降の国際大会の開催地についても情報が公開されており、2026年は「First Stand」がブラジル、「MSI」は韓国、「Worlds」は北米で開催予定。翌2027年の「First Stand」は東南アジアとなり、「MSI」はヨーロッパ、「Worlds」は韓国で開催予定と明かされています。