「げまげま」全員にインタビュー! 『LoL』レジェンドたちとの対戦を振り返る―勝利のカギは「KRの経験」だけじゃなく「報告しなかったスカトルスティール」や「アニビアでの耐え」!?【Riot Games ONE】

らいじん、しゃるる、スタンミ、じゃすぱー、たぬき忍者の5人へインタビュー。レジェンドチームと戦った感想や試合の裏話など伺いました。

League of Legends インタビュー・コラム
「げまげま」全員にインタビュー! 『LoL』レジェンドたちとの対戦を振り返る―勝利のカギは「KRの経験」だけじゃなく「報告しなかったスカトルスティール」や「アニビアでの耐え」!?【Riot Games ONE】
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12月14日・15日にKアリーナ横浜にて「Riot Games ONE 2024」が開催されました。FISTBUMPでは、イベント内の「Legendary Legends Showmatch」にてStreamer Teamとして出場し、レジェンドチームに見事勝利した「げまげま」の皆さんへインタビュー。終始笑いに包まれていた様子をお届けします。

対決の様子はこちらから視聴可能です

◆最初のスカトルスティールはあえて言わなかった

──最初に簡単な自己紹介をお願いします。

らいじん:TOPレーンを担当しました、らいじんです。

しゃるる:JGを担当しました、しゃるるです。

スタンミ:MIDレーン担当のスタンミです。

じゃすぱー:チームげまげまで「かわいい」を担当してます、じゃすぱーです。

スタンミ:やめろお前(笑)!

じゃすぱー:え~、かわいいだけじゃ...

スタンミ:だめですか。じゃないんだよ!

たぬき忍者:SUPを担当したたぬき忍者でござる!

──レジェンドチームとの対戦は特別ルールもあり、相手のピックを予想しやすい環境だったかと思います。今回のピックを決めたのはいつ頃だったのでしょうか。

らいじん:さっきですね。今日控え室で決めました。昨日の試合も見ましたし、スクリムの結果も踏まえると「相手のディーラーの選択肢が限られているのでダメージが最終的に足りなくなる」可能性が高いと思ったんです。なのでレートゲームまで順調に行けるような構成を組もうと、トップとサポートにタンクを置いて、ADCにエズリアルを強制することにしました。ティーモは予想外でしたけどね。

じゃすぱー:MIDルブランは嫌だったよね、絶対。

らいじん:最初はルブランはいてもいいかなと思ったんですけど、昨日のパフォーマンスを見てBANすると決めました。なので、脅威になるならライズかなと。

──各自やりたいピックが選べたという感覚でしょうか。

じゃすぱー:俺はエズリアルやりたかったな。

しゃるる:むしろ僕はキンドレッドはあまりやるつもりじゃなかったですね。ダメージが欲しいのでグレイブスの予定だったんですが、CCが無くて追いかけるファイトの形も強くないので、イチかバチか大キャリーを狙って急遽キンドレッドにしました。

──狙い通りの大キャリーとなりましたね。序盤に(キンドレッドのマークがついた)リフトスカトルをMadLifeにスティールされるという事件もありましたが。

じゃすぱーたぬき忍者スタンミ: そんなんあったの!?

らいじん:1個目でしょ?

じゃすぱーたぬき忍者スタンミ: 1個目!?

スカトルのヘルスが僅か「2」残ったところを見逃さずスティールするMadLife選手

──それはチームに共有していなかったんですね。

しゃるる:言わなかったですね(笑)。

じゃすぱー:それは士気下がるもん。ファーストブラッドアナウンスより萎えるから、言われなくて良かったわ。

スタンミ:知らなかった~。

らいじん:壇上のインタビューで「スカトルを取られた腹いせにガンクを決めた」って話が出てたのはそれだったんだね。

じゃすぱー:言ってた!っていうか試合中だけじゃなくて今の今まで黙ってたの(笑)。そりゃ自分がMVPって言わないよね。

しゃるる:最高効率を狙ったのよ。ワード置いてからスカトルを取ればカウンターガンクも警戒できるから、それからBOTガンクに行けばいいなって。それでリコールかガンクに行くかを考えて「あと1発はジャングルペットが殴ってくれるだろう」と思ってたらブッシュからスレッシュが出てきてペシっとやられたんだよね。

スタンミ:それにしてはマーク(を溜めるの)速かったね。

らいじん:上側で回収できてたね。

◆KRサーバーチャレンジで一番変わったのは「たぬき忍者」

──スタンミさんは『VALORANT』での出演もあり、タイトな練習スケジュールながらPerkzという非常に強力な対面でした。何か対策やメンバーからのアドバイスはあったのでしょうか。

スタンミ:たぬき忍者が練習でもアドバイスしてくれましたね。あと、僕は『LoL』配信で耐えるプレイを10年間やってきたという経験もあり、アニビアで耐えることは余裕でしたね。

じゃすぱー:BOTから緑のやつ(スレッシュ)が来るまでは……。

スタンミ:そうね(笑)。でも、耐えは今までの配信で培われたものが活きたなってマジで思いましたよ。

──他4人は直前までKRサーバーでのブートキャンプに挑戦していましたが、スタンミさんの目線で一番変化があったメンバーは誰でしょうか。

スタンミ:一番はやっぱり忍者かな。素人目で見るとですけど、自信がついてコールが増えたのがわかります。それ以前って、コールはここ(しゃるる&らいじん)の問答だったんですよ。

しゃるる:そうだったね。

スタンミ:でも帰ってくるとそれが変わって、たぬき忍者&らいじんのコールになって、そこに信頼を置いているJGも含めて変わったなって。人間的に成長したんだなって感じました。

しゃるる:それで自分もディーラー担当できるようになったね。

じゃすぱー:にんにんはKRマスター最速だったもんね。

たぬき忍者: 「この速度で行けるんだ俺」って、流石に嬉しかったですね。

──じゃすぱーさんの単独でのKRサーバーチャレンジを含めると、見事に皆さんマスター帯まで到達されて成長を実感したのではないでしょうか。

スタンミ:なんか向こうからフォローされると痛いね(笑)。

じゃすぱー:最終日に32時間ぶっ続けで回して、エメラルドからダイヤに上がりました……。

──自分はいち視聴者として時間的にもうダイヤは難しいだろうと思って拝見していたので、見事な粘りに感動しました。ちなみにKRサーバーチャレンジではしゃるるさんが定期的に「わかっちゃう」のが非常に好きだったんですが。

じゃすぱー:「俺わかっちゃった」ってやつね。

スタンミ:声でかいから皆のマイクに入るんだよね。

しゃるる: 俺そんなにわかってた?

らいじん:1日1回はわかってた。

じゃすぱー:なんなら初日でわかってたよ。

──そうした「わかり」の中から今回の対戦に活かされた部分があれば教えてください。

しゃるる:戦闘が多い動きに慣れましたね。チームゲームって、以前は「ファームして育って皆で集団戦しよう」という心持ちだったんですが、多少ファームを捨ててでも寄ってファイトを起こしたほうが良いのかなっていう判断は以前より強くできるようになりました。

レジェンドチームのinSec選手はKRサーバーを普段回していることもあってそれに近い動きで、読みやすさはありましたね。むしろ初日に対戦した高校生チームの方がちょっと読みづらかったです。

◆次は「T1」に会いたい

──今回のレジェンドチームは非常に豪華なゲストでしたが、もし今後も同様に機会があれば対戦したい選手やレジェンドはいますか?

じゃすぱー:T1! 1回は生で会ってみたいですね。

らいじん:戦いたいとは思わないけどな(笑)。

しゃるる:Canyonには会ってみたいかな。

スタンミ:Bjergsen!

じゃすぱー:じゃあShroud!

一同:(笑)

らいじん:ちょっと違うじゃん。それで言えばNinjaもLoLやってたよね。

たぬき忍者:NA忍者vsJP忍者でござるか。

スタンミ:あとは『LoL』をやったことがあると発言している韓国アイドルの皆さんを集めて欲しいです。

じゃすぱー:確かにどんなレベルなのか知りたいね。

らいじん:一番うまい人は誰なのか気になるね。

じゃすぱー:テテはKRダイヤらしいよ。

※「テテ」ことBTSのV氏は過去にLoLランクがダイヤかつ名誉レベル5であることがわかる画像をSNSに投稿して話題に。

しゃるる:戦いたいかは別ですが、レジェンドよりも現役の選手に興味がありますね。

らいじん:今回も福岡ソフトバンクホークス ゲーミング(SHG)がレジェンドと対戦していましたが、こういうのがもっと見たいですね。世界大会だと勝ち進まないとなかなか対戦できないチームも多いので「どういう試合になるんだろうな」というのがイベントで実現すると嬉しいです。

──確かに『VALORANT』では今回のRiot Games ONEでもプロチーム同士のエキシビションマッチが実現していますから、可能性はあるのではないでしょうか。

らいじん:あれを見て「良いな」と思ってたんですよね。

スタンミ:サッカーでいうバルセロナとかレアル・マドリードみたいなチームが来日してJ1チームと戦うみたいなのはワクワクしますよね。

──では次回は「日本チーム vs T1」を実施して、その裏で皆さんが会うと。

らいじん:良いですね。俺たちは実況解説の間に5人で挟まろう。

一同:(笑)

──ありがとうございます。最後に本イベントの感想をお願いします。

らいじん:今年は、気持ち的に「豪華だったな」って感じですね。ブートキャンプまで手伝ってもらって、Kアリーナにも海外からレジェンド選手を呼んで、『LoL』に力を入れてもらっている感覚が嬉しかったですね。来年のRGOがどうなるかはわからないですけど、Riot Gamesのゲームで『LoL』が一番好きなので、これからも『LoL』を頑張ってもらえたら嬉しいです。

スタンミ:僕は『VALORANT』も『LoL』でも出演して、ゲーマーへのリスペクトがすごくあるなと感じました。プレイ環境がトップクラスにやりやすくて、演者側も楽しいイベントとしていい経験ができました。

しゃるる:確かに環境は良かったですね。RGO全体でいろいろなプログラムが行われて、自分も「しゃるる杯」をやらせてもらいましたし、全体を通して豪華でした。最後にはこうしてすごい人たちと戦わせてもらえてうれしかったです。あと高校生と戦えたのも個人的に嬉しかったですね。ずっと見ていた子たちとの勝負で、内容も良い試合だったと思いますので、非常に満足度が高いです。

スタンミ:そういうのって見ている人に伝わるよね。

しゃるる:そうだね!

たぬき忍者:RGOは本当にいろんなイベントがあって、自分もブートキャンプに「しゃるる杯」に「TFT鰹節杯」にとかなりいろいろなことに参加させていただいて楽しかったです。これがまた来年とかもあるとすごい嬉しいなと思いました。

じゃすぱー:私じゃすぱーは今年202……?

らいじん:4。

じゃすぱー:2024年はいろんなことがあって、配信も少なくなって出演イベントもあまりなかったんですが、今年最後に大好きな憧れのBang選手に、写真とサインをもらい、対戦できる機会ももらえて感謝しかありません。素敵な2024年になりました。年越せます。

スタンミ:なんか韓国に居すぎて韓国人が喋る日本語みたいになってない?

じゃすぱー:チンチャ?  ※「本当に?」の韓国語

──そんなBangさんとの対面はいかがでしたか。

じゃすぱー:結構いけたっす!いけたよね?自分ではそう思うんですけど、気付いたら前に立てなくなってましたね。

──Bangさんにもじゃすぱーさんとの対戦の感想を聞いてみたいと思います。本日はありがとうございました。

一同:ありがとうございました!

▼じゃすぱーさんとの対面の感想を聞いたBang選手へのインタビューはこちら▼


<取材・執筆:ハル飯田/編集・撮影:松田和真>

《ハル飯田》

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ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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