VCT 2025(VALORANT Champions Tour 2025)が1月のKickoffトーナメントを皮切りにいよいよ開幕。全地域のトーナメント表が出揃いました。
本稿では、改めてKickoffトーナメントのフォーマットをおさらいしつつ、チャンピオンシップポイントの改修によって高まった各トーナメントの重要度についてお伝えします。
◆上位2チームがMasters Bangkokへ
Kickoffトーナメントとは、VCT各地域(EMEA・CN・Americas・Pacific)における2025年最初の大会です。各地域でそれぞれ12チームがダブルエリミネーション形式で対戦し、上位2チームがMasters Bangkokへの出場権を手に入れます。なお、Champions 2024に出場した4チームは第二試合からスタートするシード権を獲得しています。
合計8チームが出場するMasters Bangkok(2月20日~3月2日)は、全8チームによるスイスステージでスタートし、4チームがプレイオフに進出、その後ダブルエリミネーション形式で戦います。
◆チャンピオンシップポイント改修により、それぞれの大会の重要度が高まる
VCTでは年に2回のMasters(Bangkok・Toronto)と、年間王者を決めるChampions(Paris)の3回の国際大会があります。Mastersはそれぞれリーグの上位チームが出場しますが、Championsにはリーグの上位チームに加え、年間を通じて活躍することで得られる「チャンピオンシップポイント」の上位2チームも出場可能です(2024年はリーグ上位3チームとポイント上位1チームだったが、改修された)。
このチャンピオンシップポイントは、それぞれのレギュラーシーズンでの勝利およびMastersで上位に食い込むことで獲得可能です(2024年までは優勝チームのみであり限定的であったが、2025年から改修された)。今回のKickoffトーナメントでは、1位から4位まで、Masters Bangkokでは1位から4位までがポイントを獲得します。
◆Kickoffトーナメント対戦表
■VCT Pacific(1月18日)
日本のDetonatioN FocusMe(DFM)の初戦の相手はRRQ、ZETA DIVISIONの相手はNS(AscensionではSin Prisa Gamingとして出場)です。