12月14日・15日に開催された「Riot Games ONE」にて行われた「PRO INVITATIONAL」。DFM vs. Fnaticの試合でBoaster選手が魅せた“神回避”プレイが話題となっています。
◆DFM vs FNC戦で魅せたBoaster選手の「神回避」!?
話題のプレイが起こったのは15日に行われたDFM vs.Fnaticの第11ラウンド。Boaster選手が一人でサイトを守るアビスのAサイトに、比較的早いタイミングでDFMがセットプレイで攻めてきます。
その際にBoaster選手は、KAY/Oのヌル/コマンドやフラッシュによって大きく動きや視界が制限されたうえ、同時にソーヴァのリコンボルトやハンターズフューリーが襲ってくるなど、マップ外に転落しかけながらもなんとかスポーン側へ退却。
ハンターズフューリーの一発目でダメージを受けてしまったものの、スポーン側の階段で静止することによって追撃を防ぐBoaster選手。実況のOooDaさんもこれには「あえて止まった!?これがハンターズフューリーを避けるメタなのか…!?」と反応しています。
しかし、このタイミングでのBoaster選手のワイプを見るとマウスやキーボードから両手を離しており、「What's!?」と言わんばかりの驚きの表情を見せています。このことからも配信のコメント欄などでは、デバイスになにか不具合があったことを推察する声もありました。
◆実は「裏画面」に行ってました…Boaster選手本人や“Caster”が反応
試合ののち、Boaster選手は自身のXを更新。神回避の飛び出したラウンドについて言及するユーザーの投稿を引用するかたちで、あの時の真相を語っています。Boaster選手は「まず、ステージの端から飛び降りたと思ったんだ。しかもそのあと、Windowsキーを押しちゃった。」とコメントし、ハンターズフューリーの回避は偶然が重なった結果であったことが判明します。
改めて実際の動きを確認すると、フラッシュで視界を奪われた状態のまま、壁に身体を擦りつけるように移動しており、ステージ端のギリギリで身体の向きをなんとか修正しています。そのままディフェンス側スポーンに退却し、階段の部分で静止。Boaster選手ほどの実力を持つ選手なら、「あえて」と言われても納得してしまうかも…。
また、Boaster選手だけでなく“Caster”もこの投稿に反応。「(前略)『ごめん、裏画面いった』俺は“yue”」でおなじみの公式キャスターyueさんが「Boaster裏画面!?」と同氏の投稿を引用しています。
話題となった第11ラウンドではその後、Chronicle選手とcrashies選手のプレイによってFnatic側が取得。この試合でBoaster選手は珍プレイだけでなく、クラッチを決めるなど圧巻のプレイも魅せています。