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2026年1月下旬に開幕した「VCT Pacific 2026 Kickoff」。2月13日にはアッパーブラケット決勝戦が行なわれRex Regum Qeon(RRQ)とNongshim RedForce(NS)が対戦しました。
第1マップはRRQピックのカロード。1マップ目からオーバータイムに突入する接戦が繰り広げられましたが、主導権をうまく握ったRRQがまずはゲームを制します。続く2マップ目はバインド。NSらしい積極的なプレイで取り返しました。3マップ目となったヘイヴンでは、勢いに乗ったNSが持ち前のスピード感でRRQを圧倒します。
2-1で王手をかけたNSでしたが、4マップ目のアビスではRRQが渾身の守りで勝利をもぎとり、勝負は最終マップへ。5マップ目となったブリーズでは再びNSの攻撃がすさまじい。RRQも反撃を試みますが、最終的にNSが勝利をもぎ取りました。これによりNSは第1シードでMasters Santiago進出を果たしました。
試合終了後に行なわれたNSのプレスカンファレンスの模様をお届けします。

――まずは各自、今日の試合の感想を聞かせてください。
SilKanoN:ありきたりな感想ですが、勝てて本当に嬉しいです。Rb選手を除くと我々は国際戦がみんな初めてなのでワクワクもしていますし、そのぶん残りの期間きちんと準備してMastersで良いところがお見せできるようしっかり整理して準備したいと思います。
Francis:プロゲーマーになってから夢に見続けていて、目標だった1部大会で優勝できてすごく良かったんですが、今日は自分が上手くやれなかったので(苦笑)、勝ってくれたチームメンバーたちに感謝しています。
Rb:こうして優勝できて本当に嬉しいです。僕がNSに入って若い選手たちと初めて一緒に戦って、いろいろな過程を経てきました。ときにはケンカしたこともありましたし練習が多くてお互いに大変だったこともありましたが、お互いに頼りつつ信頼し合ってやってきたのでここまで来られたんだと思います。Masters Santiagoに第1シードで進出したので、現地へ行って新たな姿をお見せしたいと思います。
Dambi:今回Pacificで優勝できて良かったです。アマチュアのときから夢見ていたMastersに行くことができてとても嬉しいです。Mastersに行って良いプレイをして、優勝までできたらいいんですけどね(苦笑)。頑張りたいと思います。
Ivy:僕らがこれまでティア1であまり良い成績が出せなかったんですけど、今日こうして優勝してMastersにも進出できて、とても意味深い感じがしますね。
Xross:個人的にプレッシャーが大きく上手くやりたいという気持ちが大きかったんですけど、今日上手くやれて優勝できたのが信じられないです。

――Rb選手は『VALORANT』リーグが始まってからVision Strikers、DRXを経て、中国リーグへ行きましたが再び韓国のNSに来て、アセンションまで行って再び1部リーグのVCT Pacific Kickoffで優勝しました。これまでのキャリアについて振り返ってみてどのように感じていますか。
Rb:Vision Strikersのときから始めてDRXにいたときまでは良い感じの流れでいけるんじゃないかと個人的に考えていました。ですが、VCT CNリーグや韓国のNSに移籍して、アセンションにも出るなど、あらゆる経験をしました。ポジティブに言うと、良い経験になったと思いますね。ただひとつ言うなら、アセンションは"死の場所"と言いますか(苦笑)、本当に本当の最後の命というものを経験したように思います。そのおかげで、Kickoffでより一層切実さとは何なのかということを感じた気がしましたね。

――SilKanoNヘッドコーチに質問です。今年からの新しいトレンドと言えるかと思いますが、相対的にチームに若い選手がいればいるほどより良い成績やより良いパフォーマンスを見せるケースがあります。そういったことに対する考えや、なぜそうなっていると思うかについて聞かせていただけますか。
SilKanoN:一般的に若い選手たちは、各自の家でゲームに触れつつ自分が上手くなるために自分ならではのプレイを作り上げていくのですが、ゲームを学んでいない若い選手たちの場合は自分ならではのプレイだけに集中するので、パフォーマンスが多少高い状態になっていると思います。かと言ってすべての若い選手たちが上手いとは思いません。自分だけのプレイを持ちつつ、チームにうまく溶け込める選手が強いと私は思います。
――NSが初めて昇格チームのなかでMastersに進出したチームとなりましたが、それについての感想はいかがですか。
Rb:正直、アセンションから勝ち上がってきたばかりのチームというと新星チームなので勝ち上がるのは難しいと皆さん考えるので、国際大会まで行くのは厳しいだろうと思われるじゃないですか。僕はアセンションの経験が一度だけではあるものの、ほかの選手たちはその前にも経験しているので、それで僕らは国際大会のチャンスを伺えたんじゃないかと思います。そして、アセンションから国際大会に勝ち上がれたチームっていうのは極少数なわけですよ。例えばDragon Ranger GamingとかXLG Esportsといったチームだけなので、僕らもアセンションから勝ち上がることができて非常に嬉しいです。

――この質問はどなたに答えていただいても大丈夫です。国際大会で対戦したいチームはありますか。
Xross:僕はFnaticと対戦したいです。Fnaticは強いチームという感じがするので、一度対戦して勝ってみたい相手ですね。
――Rb選手への質問です。最後に国際大会へ進出したのは3年前、2023年のChampions LAでした。そして今年2026年にMasters Santiagoへ新しいチームメンバーと進出することになりましたが、感想を聞かせてください。
Rb:3年ぶりに国際大会に戻って来てどんなプレイを見せるのか、皆さんも期待していることと思います。新しいチームで勝ち上がることができて、僕らのチームならユニークなスタイルがお見せできるんじゃないかと僕も大きく期待しているので、皆さんも楽しみにしていただけたらとお伝えしたいです。
――Dambi選手に質問です。Masters Santiagoに進出しましたが、NSのどんな"テイスト"を見せたいですか。
Dambi:辛口!(笑)
――Ivy選手に質問です。今日の試合より以前からRRQは「韓国キラー」とも呼ばれていましたが、そういったことがある程度プレッシャーになっていましたか。
Ivy:プレッシャーはなかったと思います。以前にRRQに何度か勝ったことがあったので、そういうプレッシャーはなかったですね。
