【パッチノート14.22 公開】新チャンプ「アンベッサ」実装! ミニオンウェーブの速度変更でローム系チャンピオンに追い風【リーグ・オブ・レジェンド】

『LoL』のパッチノート「14.22」が配信。新チャンピオン「アンベッサ」が実装され、システム面を含む数多くの項目が調整されています。

League of Legends アップデート
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2024年11月6日(日本時間)に『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチノート「14.22」が配信されました。

今パッチでは169体目となる新チャンピオン「アンベッサ」が実装されるほか、アイテムとチャンピオン性能の調整、そしてミニオンウェーブの速度に関する変更も行われています。


◆アップデート概要

戦乱の母「アンベッサ」実装

14.22の大きなトピックスは、新チャンピオン「アンベッサ」の実装です。

アニメーションシリーズ「Arcane(アーケイン)」に登場するノクサス出身の将軍が、11月7日4時(日本時間)よりサモナーズリフトに君臨。今回もピック時限定のBGM機能が搭載されているほか、チャンピオンバイオグラフィーなども公開されています。


高い機動力とパワーを兼ね備えた存在として実装前から注目を集めている169体目のチャンピオン「アンベッサ」はメタにどのような影響を及ぼすでしょうか。

ミニオンウェーブの速度変更で“MIDからのローム”がポイントに

サモナーズリフトにおけるミニオンの速度はパッチ「13.10」で調整され、長らく「ミッドレーンとサイドレーンのウェーブが正確に同じタイミングでぶつかり合う」状態となっていましたが、今回のパッチによって「時間とともにウェーブがぶつかり合う時間がずれていく」システムへと変更されています。

パッチノートにも「ミッドレーナーがロームしてサイドレーンでアクションを行える時間が徐々に増えていく」と明記されているため、サイドで少数戦アクションを起こしたいアサシン系チャンピオンにとっては大きな追い風となるのではないでしょうか。

ただし今シーズンからはタワーシージを手助けする「ヴォイドグラブ」が登場しており、獲得状況によってはロームに時間をかけてしまうとタワープレートを失うことにもなりかねません。状況に応じた的確なロームと、それぞれのレーナーによるガンク警戒がより重要な環境となりそうです。

ワーウィックは少し巨大化し、イレリアはサイドプッシュも視野に

「14.22」では調整を含めると30体近いチャンピオンの性能に変更が入っています。大きな変更が施されているのがワーウィックで、特に体力の低下した敵チャンピオンを見つけ出して狩るWスキル「血の追跡」が戦闘中も使用可能になるなど利便性が高くなるよう調整。「チャンピオンサイズ15%アップ」とスキルショットの回避は大変になりましたが、巨大化した体とWスキルによって勢いよくガンクを決められれば大きな脅威となるのではないでしょうか。

また、イレリアはタワーへの攻撃でも固有スキル「アイオニアの熱情」のスタックが維持できるようになり、タワーにも部分的なダメージを与えるように変更されています。純粋なスプリットプッシャーとまでは行かずとも、これによってサイドを強気に押す選択肢も効果的になりそうです。

他にもシェンやイラオイ、カ・サンテなどがナーフ対象となっており、変わって長らくナーフを受け続けていたランブルがバフ。これによってTOPレーンの勢力図も大きく変わるのではないでしょうか。ソロレーナーではロームの有用性が上がったこともあり、バフを受けたフィズやカタリナは活躍できる場面が増えそうなパッチとなっています。

新スキン「狼に選ばれし者 」も登場のカタリナは前述のミニオン変更と今回のバフで注目されるチャンピオン

ボットレーンでは瞬く間にレーン強者となっていたコーキと、変わり種として人気だったAPCセラフィーン、そしてサポートで高い瞬間火力を誇っていたポッピーが弱体化。特にポッピーは攻撃速度こそ上がっているものの基礎ADが4ダウンと手痛い調整になっており、ダメージ出力は大きく低下してしまいそうです。

アイテムでは「スタティック シヴ」の効果が大きく変更されているほか、ADCのサモナースペルで最優先の状態が続いていた「バリア」も弱体化されているので対面によってはクレンズやヒールも候補に挙がってくるなど、特にマークスマンはスペルを含めたビルド面の見直しを検討する余地がありそうな環境となっています。

◆パッチハイライト

アンベッサ

「お前たちのあらゆる失敗が将軍である私の威厳に関わることとなる。よく覚えておくのね。」
戦乱の母ことアンベッサが、ダッシュしてダッシュしてダッシュして日本時間2024年11月7日4時00分にサモナーズリフトにやってきます!
アンベッサ:スキル紹介はこちら
アンベッサ:チャンピオンバイオはこちら
ティーモのリリースパッチにて、彼のテーマソングが出撃BGMとして再生されるようにしたところ、多くのプレイヤーから好評をいただいたので、アンベッサでもやってみることにしました! パッチ14.22では、アンベッサのリリースを記念して、彼女をプレイすると「Blood Sweat and Tears」のアレンジバージョンが出撃BGMとして流れます。新チャンピオンやアップデートされたチャンピオンを祝福する、このささやかな新機能を楽しんでいただけることを願っています!

システム

賞金のトラッキング

賞金がスコアボードに表示される頻度が意図したよりも低くなっていました。この不具合が修正されています。
賞金がスコアボードに表示される最小額が150ゴールドから100ゴールドに低下しました。

サイドレーンミニオン

昨年、ミッドレーンとサイドレーンのウェーブが正確に同じタイミングでぶつかり合うようにしたことで、ミッドレーナーがウェーブをクリアしてからロームすると、サイドレーンも同じようなタイミングでウェーブがクリアされるようになっていました。この変更をおよそ半分だけ元に戻します。試合の序盤は同じタイミングでウェーブがぶつかり合うものの、時間とともにタイミングがずれていき、ミッドレーナーがロームしてサイドレーンでアクションを行える時間が徐々に増えていきます。この移動速度ボーナスを試合時間に応じて減少させることで、最序盤のレーン戦は比較的安全なものにしつつ、レベル6以降のロームはより簡単になるはずです。

サイドレーンミニオンの移動速度ボーナス:ミニオンが徐々に減少する増加移動速度を獲得:最初の14分は120の移動速度 ⇒ 最初の14分は試合時間に応じて120~0の移動速度

◆チャンピオン

エイトロックス

Rのダメージが減少。
エイトロックスは低MMR帯で最高のトップレーナーの1人となっており、プレイヤーが「ショウジンの矛」による新たなトリックを発見したことでさらに強くなるのが予想されるため、弱体化を行うことにしました。彼が圧倒的な活躍を見せている低MMR帯のみを対象とするべく、試合終盤のレイドボスっぷりを少し低下させています。
R - ワールドエンダー
合計攻撃力:20/32.5/45% ⇒ 20/30/40%

アニビア

レベルアップごとの物理防御が減少。Eのダメージが低下。
アニビアは射程の長さと固有スキルがもたらすレーン戦での安全性により、安定してスケーリングできています。彼女の影響力があまり大きくないことから、その点は妥当だと思いますが、安定してスケーリングできることを考慮して、試合終盤のダメージと耐久力は下げるべきでしょう。
基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:4.9 ⇒ 4.5
E - フロストバイト
ダメージ:50/75/100/125/150(+魔力の60%) ⇒ 50/75/100/125/150(+魔力の55%)

ブリッツクランク

Eのダメージが増加。
ブリッツクランクは悲しい状態になっているので、手助けしたいと思います。パッチ14.19でゲーム内におけるダメージが全体的に低下したことを考慮して、彼のダメージを増加させ、キルを奪う脅威を高めます。
E - パワーフィスト
ダメージ:合計攻撃力の180%(+魔力の25%) ⇒ 合計攻撃力の200%(+魔力の25%)

ブライアー

基本体力が増加。
ブライアーは最近の「ルインドキング ブレード」の弱体化で最も大きな影響を受けたチャンピオンの1人です。このアイテムの現在の状態には満足しているので、それを利用するチャンピオンに再調整を行います。ブライアーは手助けを必要としているので、彼女の耐久力を高めてバーサーク状態で生き延びやすくし、特に試合の序盤と彼女が大きく苦戦している高MMR帯に影響を与えられるようにしました。
基本ステータス
基本体力:590 ⇒ 625

コーキ

レベルアップごとの攻撃力とマナが減少。
コーキは“使える”を飛び越えて“強すぎ”に着地してしまいました。彼が再び使われるようになり、プレイヤーのほとんどが彼をボットレーンで使っていることはとても嬉しく思っています。それらのプレイヤーが今後も彼を使ってくれるなら嬉しいですが、いつまでも夢うつつでいてもらうわけにもいきません。レベルアップごとの増加ステータスとマナプールを弱体化して、「マナムネ」が頻繁に購入されているミッドレーンと、プッシュするためにスキルを連打することがそれほど重要ではないボットレーンとの差を広げたいと考えました。
基本ステータス
レベルアップごとの攻撃力:2.5 ⇒ 2
レベルアップごとのマナ:54 ⇒ 40

フィズ

QとWのダメージが増加。
フィズは今年初めの反映率の弱体化に始まり、パッチ14.19と14.21で使用アイテムが弱体化されたことを受けて、キルへの脅威を失い続けています。キルの脅威を少しでも取り戻すため、攻撃的なQのメリットを高めつつ、Wの発動効果を少し強化しました。
Q - ウニトゲストライク
ダメージ:10/25/40/55/70(+魔力の45%) ⇒ 10/25/40/55/70(+魔力の55%)
W - シートライデント
発動効果ダメージ:50/70/90/110/130(+魔力の40%) ⇒ 50/70/90/110/130(+魔力の45%)

イラオイ

基本攻撃力とレベルアップごとのマナが減少。
イラオイは最近、特に低MMR帯で敵を圧倒しているようです。そこで試合序盤のダメージと試合終盤の立ち回りの容易さを低下させて、敵が彼女に打ち勝てるチャンスを高めました。
基本ステータス
攻撃力:68 ⇒ 65
レベルアップごとのマナ:60 ⇒ 50

イレリア

固有スキルの効果時間が建造物でリフレッシュされ、建造物に対して半分のダメージを与えるように。
イレリアに主に利便性を向上させる小規模な強化を行い、建造物を攻撃中に固有スキルのスタックを維持できるようにして、さらに建造物に部分的なダメージを与えられるようにしました。この変更によるパワーの増加は使用感に対して小さく、変更後もタワーへの破壊力に関しては同クラスのほとんどのチャンピオンよりも劣るでしょうが、スプリットプッシュやレーン戦で得た優位を活かすことはかなりやりやすくなるはずです。
固有スキル - アイオニアの熱情
NEW:建造物に通常攻撃を行うとスタックがリフレッシュされるように
NEW:建造物には50%のダメージを与えるように

ジャックス

Rのクールダウンを延長、ダメージが減少。
ジャックスは現在、少し活躍できすぎているようです。ここ最近、耐久力と持続ダメージが増加していることには満足していますが、長めの戦闘パターンの重要性を高めるため、瞬間火力を低下させました。
R - ウェポングランドマスター
クールダウン:100/90/80秒 ⇒ 110/100/90秒
ダメージ:150/250/350(+魔力の100%) ⇒ 100/175/250(+魔力の100%)

カタリナ

EとRのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
カタリナは「ソーサラー シューズ」の固定貫通力の弱体化でかなり影響を受けており、現在は少し弱い状態にあるため、パワーを取り戻させたいと思います。すでに十分高い短期的な瞬間火力を増やすことなく、彼女が対戦相手の体力を奪い取るチャンスを増やしました。
E - 瞬歩
クールダウン:14/12.5/11/9.5/8秒 ⇒ 12/11/10/9/8秒
R - デスロータス
クールダウン:90/60/45秒 ⇒ 75/60/45秒

ケイル

固有スキルの攻撃速度が増加。
ケイルは非常にシンプルなチャンピオンで、レーン戦においてほぼすべてのマッチアップで負けが確定するがゆえに、自身のパワーレベルを自分ではほとんどコントロールできないことを考えると、本来よりも活躍ができていないと言えます。そこで彼女の最大パワーレベルを増加させ、彼女独自の強みと弱いレーン戦フェーズを選択したことの埋め合わせが得られるようにしました。
固有スキル - 聖なる上昇
スタックごとの攻撃速度:6%(+魔力100ごとに0.5%) ⇒ 6%(+魔力100ごとに1%)
最大攻撃速度:30%(+魔力100ごとに2.5%) ⇒ 30%(+魔力100ごとに5%)

カ・サンテ

Qのダメージが減少。Eのダッシュ速度が上昇。
カ・サンテの試合序盤が強すぎるため、弱体化することにしました。それとは別に、彼はオールアウト状態では容易にカイトされてしまいます。最近のリワークで得られた対抗の余地を失くしてしまわないよう慎重になりたいので、現時点ではダッシュ速度に小規模な改善を行います。
Q - 破撃のエントーフォ
ダメージ:80/110/140/170/200(+増加防御力の40%) ⇒ 70/100/130/160/190(+増加防御力の40%)
E - 辰砂の足取り
「オールアウト」のダッシュ速度:950(+移動速度) ⇒ 1250(+移動速度)

リリア

レベルアップごとの物理防御が減少。固有スキルの継続体力回復量が減少。
リリアは相変わらずジャングルの女王として跳ねまわっているので、再び弱体化を行い、そのパワーを適切なレベルまで抑制します。彼女が試合終盤に確定で得られる耐久力を低下させて、彼女を倒すことの難易度を適切にしました。
基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:5.2 ⇒ 4.5
固有スキル - 夢を集める大枝
モンスターからの継続体力回復量:39~54(チャンピオンレベルに応じて)(+魔力の15%) ⇒ 39(+魔力の15%)

マオカイ

基本移動速度と体力が増加。Eの苗木の移動速度をリワーク。
現在、マオカイは少し弱い状態にあるので、現状では問題ないトップレーンにおけるパワーは高めないようにしながら、ジャングラーやサポートとしての能力を高めます。そこで、彼の移動速度を元に戻しつつ、試合序盤の耐久力を増加させました。また、“苗木の速度を上げるために急いでブーツを購入する”という不自然な最適化を整えました。
基本ステータス
移動速度:330 ⇒ 335
基本体力:635 ⇒ 665
E - 苗木投げ
苗木の移動速度:400/425/445/460(ブーツに応じて) ⇒ 400~460(チャンピオンレベル1~13で一定割合で増加)

モルデカイザー

Eのダメージが低下。
モルデカイザーは低MMR帯を圧倒しているので、そのレベル帯でのダメージを弱体化します。スキルの高いプレイヤーは彼のEを高確率で回避するので、そのダメージを低下させれば、彼が最も活躍できているスキル帯での弱体化に繋がるはずです。
E - 死の呪縛
ダメージ:70/85/100/115/130(+魔力の60%) ⇒ 60/75/90/105/120(+魔力の40%)

ポッピー

基本攻撃力が減少。基本攻撃速度が増加。
数パッチ前に、サポートのパワーレベルが理由でポッピーに弱体化の鉄槌を振るいましたが、そこから再びNo.1ピックの地位に這い上がって来たので、再び弱体化を行うことにしました。彼女がサポートで一般的に使用しているツールである「ヘイルブレード」、「ブラッドソング」、「デッド マン プレート」の糧となっている基本攻撃力を低下させることで、サポートを対象とした弱体化を行うとともに、その補償として攻撃速度を少し増加させることで、トップレーンとジャングルにおける持続ダメージを同程度に維持します。
基本ステータス
攻撃力:64 ⇒ 60
チャンピオンレベル1の攻撃速度:0.625 ⇒ 0.658

ランブル

基本体力が増加。
ランブルは試合序盤のダメージが何度も弱体化されており、想定よりもレーンで活躍できなくなっています。単純に以前のダメージへの弱体化を元に戻すのではなく、レーンにおける威圧感の低下を踏まえて、彼の基礎的な生存性を改善することにしました。
基本ステータス
基本体力:625 ⇒ 655

セラフィーン

Qのダメージが減少。
セラフィーンはボットレーンで少し強くなり過ぎているので、サポートのセラフィーンにはあまり影響を与えないように、APCに対する限定的な弱体化を行います。
Q - ハイノート
ダメージ:60/85/110/135/160(+魔力の60%) ⇒ 60/85/110/135/160(+魔力の50%)

シェン

固有スキルのクールダウンとクールダウン短縮量が増加。Rのシールド量が減少。
シェンは最近のアイテムシステムの変更とゴールド価値の低下を謳歌しており、見逃しておけないほど強くなっています。彼の行動妨害効果と1v1性能、試合終盤のタンク性能は維持したいので、シェン使いたちが失ってもいいと思っているであろう部分のパワーを低下させました。
固有スキル - 内気功
クールダウン:10秒 ⇒ 11秒
クールダウン短縮:4~7.5(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 4~8(チャンピオンレベルに応じて)
R - 瞬身護法
シールド量:130/290/450(+増加体力の16%) ⇒ 120/220/320(+増加体力の15%)
最大シールド量:208/464/720(+増加体力の25.6%) ⇒ 192/352/512(+増加体力の24%)

スウェイン

魔法防御が増加。Qのダメージが増加。Eのクールダウンが低スキルレベルで短縮。Rの体力回復量が増加。
スウェインはアップデートがリリースされて少し弱くなりましたが、新たなツールセットの活躍ぶりには満足しています。彼のパワーをある程度増加させる余地が生まれたので、ムキムキのミッドレーナーとして空間を支配する能力を高めつつ、基本的な強みとなっているスキルの威力を高めました。
基本ステータス
魔法防御:30 ⇒ 31
レベルアップごとの魔法防御:1.3 ⇒ 1.55
Q - 死の手
ダメージ:60/85/110/135/160(+魔力の45%) ⇒ 60/90/120/150/180(+魔力の45%)
最大ダメージ:120/170/220/270/320(+魔力の90%) ⇒ 120/180/240/300/360(+魔力の90%)
E - 束縛の爪
クールダウン:14/13/12/11/10秒 ⇒ 12/11.5/11/10.5/10秒
R - 魔帝戴冠
毎秒体力回復量:15/30/45(+魔力の5%)(+増加体力の1.25%) ⇒ 15/30/45(+魔力の5%)(+増加体力の1.5%)

サイラス

レベルアップごとの体力が減少。
サイラスが体力アイテムをビルドすることが増えた点には満足していますが、現状は少し強すぎます。そこでレベルアップごとの体力増加量を減らして耐久力を下げることで、体力アイテムをビルドするメリットをさらに高めました。
基本ステータス
レベルアップごとの体力:129 ⇒ 122

シンドラ

Wのダメージが減少。
現在、シンドラはミッドレーナーとして強すぎる状態にあり、スケーリングが始まってしまえば回避困難なダメージを大量に与えられます。彼女は大量のダメージを与えるうえでRを必要としていないことが多く、それによって反撃される可能性がほぼ無い状態でプレイできているため、アルティメット以外の瞬間火力を低下させることにしました。
W - ダークフォース
ダメージ:70/110/150/190/230(+魔力の70%) ⇒ 70/105/140/175/210(+魔力の65%)

ウディア

Rのダメージが減少。
ウディアのQを最大化するビルドは良い感じですが、Rを最大化するビルドはここ最近強すぎる状態にあります。彼は「運命の灰」である程度パワーを失ったものの、「デッド マン プレート」と最近の体系的な戦闘への移行には大いに満足しているようです。Rを最大化してタンクアイテムを中心にビルドした際の脅威が高すぎることから、このパッチでは彼のタンキーなビルドにおけるRのダメージを低下させることにしました。
R - 氷翼の嵐
ダメージ:80/170/260/350/440(+魔力の140%) ⇒ 80/150/220/290/360(+魔力の140%)
強化ダメージ:最大体力の8~16%(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 最大体力の8~14%(チャンピオンレベルに応じて)
モンスターに対する上限:60(+魔力の400%)(+増加攻撃力の800%) ⇒ 80~400(チャンピオンレベルに応じて)

ヴァルス

Wのダメージが増加。
ヴァルスも前回のパッチの「ルインドキング ブレード」の弱体化で影響を受けているので、少し強化を行うことにしました。ただし、私たちとしてはこれからも脅威より通常攻撃時効果を中心にプレイして欲しいと考えているため、持続的なダメージにまつわる能力を強化しています。
W - 枯死の矢筒
通常攻撃時ダメージ:5/10/15/20/25 ⇒ 8/13/18/23/28

ヴェイン

Rのダメージが増加。
ヴェインは妥当な位置にいましたが、パッチ14.21の「ルインドキング ブレード」の弱体化で大きな影響を受けました。そこで、試合を通してRによるキルの脅威を高めることで、試合序盤のレーン戦には影響を与えないようにしつつ、少しパワーを取り戻させたいと思います。
R - ファイナルアワー
増加攻撃力:25/40/55 ⇒ 35/50/65

ヴェル=コズ

EとRのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
ヴェル=コズはやや弱い状態にあるため、パワーを少し取り戻させます。現在、サポートとミッドレーナーとしては十分なダメージを与えられているものの、その他の領域では少し弱いため、スキルのクールダウンを短縮することにしました。Eのクールダウンは最後に最大化するという点で厳しく、Rは序盤でキルを狙う上で重要なためです。
E - 地殻砕裂
クールダウン:16/15/14/13/12秒 ⇒ 14/13.5/13/12.5/12秒
R - 生体破壊光線
クールダウン:120/100/80秒 ⇒ 100/90/80秒

ヴァイ

固有スキルのシールド量が増加。
ヴァイは少し打たれ弱くなっており、前衛という役割を十分に果たせていません。そこで耐久力を高めるために「ケンカの作法」を強化します。戦闘が長引けば「ケンカの作法」を複数回リフレッシュすることができるので、そのメリットが高まるでしょう。
固有スキル - ケンカの作法
シールド量:最大体力の12% ⇒ 最大体力の14%

ワーウィック

大量の調整。
このパッチではワーウィックに小規模なアップデートが行われます! 少し大きくなって怖くなることに加えて、通常攻撃による戦闘がスムーズに感じられるような利便性向上の変更を行いました。また、Wのクールダウンのパラダイムを変更し、偵察ツールとして使いやすくしています。
基本ステータス
キャラクターモデルのサイズ:15%増加
W - 血の追跡
マナコスト:70 ⇒ 55
クールダウン:100/85/70/55/40秒 ⇒ 80/70/60/50/40秒
自動効果:体力が50%未満の敵にダメージを与えるために使用した場合、スキルも攻撃速度増加効果を発動するように。通常攻撃とスキルで増加した攻撃速度が攻撃間も持続するように。
自動効果のボーナス:体力が20%未満の敵には250%増加 ⇒ 体力が25%未満の敵には200%増加
クールダウン短縮:追跡できる対象がいなかった場合は2倍の速度で短縮 ⇒ 発動効果で誰も見つからなかったら30%短縮
発動効果の受け付け不能時間を削除:チャンピオンと戦闘中も使用可能に
E - 怒りの咆哮
E2使用後の通常攻撃の受け付け不能時間: 0.5秒 ⇒ 0.25秒
R - 絶狼牙連撃
命中半径:100 ⇒ 150
NEW 爪は前に:自身の前方にいるチャンピオンにのみ食い込むようになります

ウーコン

基本マナが増加。Wのクールダウンが低スキルレベルで短縮。
ウーコンはトップやジャングルであまり活躍できていないため、強化を施します。彼は一般的にWを最後に最大化しているため、試合を通してクールダウンが非常に長くなっていますが、これは不要だと考えました。トップレーンでのダメージトレードとジャングルの移動を改善するため、Wの序盤のクールダウンを短縮し、また基本マナを強化することでトップレーンにおいてもっとスキルを使用できるようにしました。
基本ステータス
マナ:300 ⇒ 330
W - 戦士の幻惑
クールダウン:22/20/18/16/14秒 ⇒ 18/17/16/15/14秒

◆アイテム

妖夢の霊剣

「オポチュニティー」と「妖夢の霊剣」の両方を、表面的にはパワーが中立に見えるやり方でシフトさせます。ただし、プレイヤーはどちらを購入するか選択できるので、瞬間火力系アサシンには先鋭化した「オポチュニティー」が良く見えるでしょうし、ロームしたいチャンピオンには先鋭化した「妖夢の霊剣」が良く見えるでしょう。どちらのアイテムも異なるアサシンに活用されることを期待していますが、誰にも活用されていないようであれば、いつものように喜んで再調整を行うつもりです。
レシピ:セレイテッド ダーク + レクトリクス + ピッケル + 150ゴールド ⇒ セレイテッド ダーク + レクトリクス + ロング ソード + 675ゴールド
攻撃力:+60 ⇒ +55
移動速度:0 ⇒ +4%

オポチュニティー

「妖夢の霊剣」を参照。
レシピ:セレイテッド ダーク + レクトリクス + 925ゴールド ⇒ セレイテッド ダーク + ピッケル + ロング ソード + 475ゴールド
攻撃力:+50 ⇒ +55
移動速度:+4% ⇒ 0
「臨戦態勢」の脅威:10/6 ⇒ 11/7

スタティック シヴ

「スタティック シヴ」にリワークを行い、いくつかのデザインの問題を解決します。このアイテムを最大限活用するには非常に特殊な最適化が必要でした。ウェーブクリアアイテムでありながら、徐々に対面のチャンピオンの体力を削ることが可能で、集団戦で密かに大量の瞬間火力を与えることから、あまり喜ばれていませんでした。低コストで手に入る序盤のウェーブクリアアイテムとしての特徴は維持しながら、このアイテムにもっとシンプルな使用目的を与えます。
トータルゴールドコスト:2900ゴールド ⇒ 2700ゴールド
攻撃力:+50 ⇒ +45
攻撃速度:+35% ⇒ +30%
電気スパーク:リメイク - 8秒以内の最初の通常攻撃3回が通常攻撃時効果で連鎖する電撃を放ち、最大5体の対象(通常攻撃の対象を含む)に60の魔法ダメージを与える。このダメージはミニオン/モンスターに対しては85に増加する(クールダウン25秒~10秒、チャンピオンレベル7~12)
電気ショック:リメイク - キルまたはアシストを奪うと「電気スパーク」のクールダウンがリセットされる

ユン・タル ワイルドアロー

今年初めに疑似クリティカルダメージを削除した際に約束していたように、「ユン・タル ワイルドアロー」を試合序盤の通常攻撃クリティカルアイテムへとリメイクします。「ユン・タル ワイルドアロー」は最初のスロットに購入されることを意図されていますが、試合終盤のクリティカルADCビルドに組み込まれており、同種のアイテム(エッセンス リーバー、コレクター)よりも弱い状態で始まりますが、集団戦のDPSにおいてスケーリングし、これらを上回るようになっています。システムに大きなアップデートを行ったときはいつもそうしているように、そのユーザーベースとパフォーマンスを計測して、クリティカルADCの分野で活用されているかを測定していきます。
トータルゴールドコスト:2950ゴールド ⇒ 3000ゴールド
レシピ:ピッケル + ヌーンクィヴァー + 775ゴールド ⇒ B.F.ソード + 偵察兵のパチンコ + ロング ソード + 750ゴールド
攻撃力:+60 ⇒ +50
クリティカル:+25% ⇒ 削除
NEW 攻撃速度:+25%
鋸刃:削除
NEW 固有スキル - 訓練を積めば脅威となる:通常攻撃時効果でクリティカル率が0.2%恒久的に増加する。最大25%まで。
NEW 固有スキル - 疾風:敵チャンピオンに通常攻撃を行うと、4秒間、攻撃速度が30%増加する(クールダウン40秒、通常攻撃で1秒短縮、クリティカルなら2秒短縮)。

サモナースペル

バリア

数ヵ月前にサモナースペルをアップデートして、バリアがボットレーンで活用されるようにしました。しかし、少々やり過ぎてしまったようで、バリアは他の何よりも優先されるようになってしまいました。ボットレーンにおけるサモナースペルの選択肢を増やすとともに、瞬間火力チャンピオンがバリアを利用するチャンピオンをもう少し倒しやすくするため、バリアを少し弱体化しました。
シールド量:120~480(チャンピオンレベルに応じて) ⇒ 100~460(チャンピオンレベルに応じて)

スマイト

昨年、スマイトの対象指定に余裕を持たせて、敵チャンピオンと重なっているときでもドラゴンにスマイトできるようにしました。その後、ヴォイドグラブが追加されたことで、グラブの死体に合わせてスマイトした際に、最も近くの生きているグラブを対象に指定してしまうことが増えました。このような形でスマイトを無駄にしてしまうのは申し訳ないので、対象指定の範囲を狭め、カーソルのかなり近くでない限り、エピックモンスターを探さないようにしました。
エピックモンスターの対象指定猶予:300 ⇒ 125


新スキン「狼に選ばれし者」シリーズや「Arcane』」バージョンのランダムミッドマップ「進歩の橋」などが登場しているパッチ「14.22」。詳細な内容についてはパッチノート全文をご確認ください。

《ハル飯田》

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ハル飯田

ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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