南シナ海にて新種のカニが発見され、中国の学者らによって『リーグ・オブ・レジェンド』のティーモにちなんだ名前「Gothus Teemo」と名付けられました。
◆新種のカニに“ティーモ”の名前が?
7月9日に公開された研究論文によると、このオウギガニ科(Xanthidae)の新属新種は、南シナ海のパラセル諸島・スパラトリー諸島などで、サンゴ礁への生物学調査中に発見されたとのこと。
体長数ミリと小さなこのカニの外見の特徴は、茶色からクリーム色のまだら模様であり、表面にはきめ細かい短い毛をまとい、ふわふわとしています。
この外見の特徴がぴったりであるとして、『リーグ・オブ・レジェンド』に登場する象徴的なチャンピオンの一人である"ティーモ"の名前をとって「Gothus Teemo」と名付けられました。
論文のEtymology(語源)の項では、「ティーモのふわふわで小柄な外見と、茶色と白が混ざった毛皮は、新種カニの小柄な体格や密集した毛、茶色の縞模様の色彩を連想させる」と記されています。
なお、論文を読む限りでは、毒キノコの設置や毒の吹き矢を放ってくることはないようです。