2024年6月2日、『VALORANT』は正式リリースから4周年を迎えました。お祝いのアートとして全エージェントの“棒人間”バージョンが公開され、これにあやかったプロチームによるビジュアルアートやファンアートが寄せられています。
◆元々『Project A』として発表されていた
『VALORANT』は、2019年10月16日に行われた『リーグ・オブ・レジェンド』10周年記念番組「Riot Pls」にて、『Project A』としてその存在がお披露目されました。翌年4月からはアメリカ、カナダ、ヨーロッパを皮切りにベータテストが実施。当初は2020年夏にリリースを予定していました。
2020年といえば、新型コロナウイルスによるパンデミック下にあり、開発者によるDev Diariesも自宅から収録されていたり、物理的なデータセンターが不足したりと、『VALORANT』の開発も少なからず影響を受けていました。
そして、ベータ開始から数週間後の5月には、「こんなときだからこそ、早く届けたいと思いましたが、数ヶ月後のリリースはできなくなってしまいました……なぜなら数週間後にリリースするからです!」という茶目っ気たっぷりのサプライズ映像が公開。当初の発表から大幅に繰り上がった2020年6月2日(火)に日本を含む多数の地域で正式リリースを迎えました。
◆全エージェントが“棒人間”になったビジュアルが公開
4周年を迎えた2024年6月2日には『VALORANT』の公式Xで全エージェントが“棒人間”になったものが公開されました。
これは、ベータ当時のキーアート(仮画像)が「棒人間ジェットがブレードストームで棒人間フェニックスにナイフを投げている」ものであったと、Riot Gamesのエンジニア、Marcus Reid氏(Riot Nu)が公開したものが元ネタであり、4年の歳月を経て多くのエージェントが『VALORANT』に登場したことを実感させるものとなっています。
これにあやかった多くのファンアートが寄せられており、プロチームPaper Rex(PRX)がメンバーを棒人間化したものを投稿したり(KRÜ Esports/Talon Esportsも投稿している)、日本のイラストレーター、絵描き熊さん(@oekakiebear)も個性豊かなエージェントがぎっしりと詰め込まれたファンアートを公開したりと、多くのファンが4周年をお祝いしています。
4年を通じて多くのマップ、エージェント、スキン、ゲームモードが登場したほか、現在開催中のMasters Shanghaiでは新マップのお披露目が予告されています。