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QTD Kippei「自分の強みがTier1で通用したのは伝わった」──DFM戦惜敗で幕を閉じたQTDの1年と、次なるステージへの思い【VCT Pacific 2026】

DFMに惜敗し今シーズンを終えたQT DIG∞の試合後会見。RelifeコーチとKippei選手が登壇し、日本一へと躍進した1年を「85点」と総括。Tier1で通用した手応えとアジアで勝つための課題を振り返り、来季のさらなる飛躍を誓いました。

てんび〜

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2026年8月15日、VCT Pacific Stage 2 プレイインの6日目にて、QT DIG∞(QTD)がDetonatioN FocusMe(DFM)と対戦し、1-2で惜しくも敗れる結果となりました。

試合後に行われたプレスカンファレンスには、RelifeヘッドコーチとKippei選手が登壇。劇的な逆転劇を見せたロータスでの判断や、大躍進だった2026年シーズンの評価などを語りました。

Relifeコーチ「心構えを変えていかなければ」アジアで勝つための課題

―― 対戦お疲れ様でした。試合を通しての感想をお願いします。

Relifeコーチ:第2マップ(ロータス)でのカムバックは見ていて本当に楽しかったと思います。しかし、第3マップ(ブリーズ)に関しては、自分たちが現在抱えている課題が出てしまい、そのまま負けてしまったなという印象です。

―― 第3マップ(ブリーズ)ではサイファーに変更したCaedye選手に苦戦した印象を受けました。DFM戦を通じて想定通りだったところ・想定外だったところを教えてください。

Relifeコーチ:全体的に想定通りだったと思っています。1マップ目(アセント)で上手くいかなかったというのも、第3マップの攻め側で問題が解決できなかったというのも、「練習通りの課題が出たのかな」と思っているので、そんなに想定外だったみたいなことはないです。サイファー構成に関しても、自分たちも使っていて強い構成だというのは知っているので、「来るかもな」とは思っていました。

―― 今年のQTDは、「VALORANT Challengers Japan 2026」を通して非常に高いレベルでステップアップを遂げてきました。この1年を振り返ってみて、Relifeコーチ自身でチームに点数をつけるとしたら何点になるか、理由とともに教えてください。

Relifeコーチ:僕は「85点」ぐらいをつけたいなと思っています。 それは純粋に、今までずっと頑張ってベスト4とか3位ぐらいにはなれていたけど、優勝や決勝戦まではたどり着けなくて。その中で、みんなが成長して決勝戦にたどり着くことができたというのは素晴らしいことだったなと思っているので、85点をつけたいです。

ただ、残りの「足りなかった15点」だなと思っているところは……。日本で優勝するということはすごい目標として掲げていて、みんな明確に目標が見えていたと思うんです。ただ「パシフィックで勝って、プレイオフに行って、チャンピオンズまで行く」というところは目標が大きすぎて、正確に捉えられていなかったのかなと僕の中で思っていて。どっちかというと、日本の決勝戦とかの方がみんなのエネルギーはもっと出ていたなと思っていました。

今年は日本一になれたので、次はちゃんとアジアで通用するチームになるために、心構えやマインドセットを変えていかなきゃいけないなと。その部分が足りなかった15点かなと思っています。

―― ロータスの9-11の場面についてお伺いします。CメインでMeiy選手が4キルを獲得するヒーロープレイを見せましたが、次のラウンドではKippei選手がマルチキルを返し、DFMに流れを渡しませんでした。最後の2v2の状況での判断と、その時の感情について教えてください。

Kippei選手:ドアを開けられたやつですよね?もうCメインに入っちゃったからには逃げられないポジションだったんです。テレポート(シュラウドステップ)とかもなくて……。オフライン環境なのでPingがいつもよりめちゃくちゃ低いんですけど、それを活かして「もう置いて全員倒してやろう」みたいな感じでやったらマルチキルが取れました。

その時の感情は……そうですね、ホッとしました。「これで終わらなくてよかった」と思いました。

―― 今回の大会では、対戦した両チームからピックマップを取り切る結果を残しました。今回の経験から、今後のキャリアに活きそうな教訓はありましたか。

Kippei選手:Tier1のステージで海外のチームと戦えたというのは大きな経験だと思いますし、自分の強みが通用したのはむちゃくちゃ伝わりました。ただそれと同時に「ここはまだ甘いな」とか、自分の弱みも結構見えたと思うので、そこを活かして来年頑張っていきたいです。

―― Relifeコーチが以前の対談動画で「今年一番成長したのはKippei選手だ」とお話しされていましたが、Kippei選手ご自身としては、この1年で一番変わったと感じる部分はどこでしょうか。

Kippei選手:たぶんRelifeさんの動画だと「コミュニケーション」って言ってたと思うんですけど、もちろんそれもむちゃくちゃ成長したなと思います。ただ、去年までも自分の強みは出ていたんですが「上手く見せられていないな」という感覚があって。スタッツとかを見ても「要所要所は強いけど、そんなに振るっていないな」という印象が多かったと思います。

今年に入ってからは、自分のプレイスタイルとか、合っているプレイというのを見つけることができて、自分の強みを結構活かせているんじゃないかなと思います。

―― そのお話を聞いて、改めてRelifeコーチはいかがでしょうか。

Relifeコーチ:僕的にはプレイスタイルももちろんそうだと思うんですけど、どっちかというと「味方を使ってプレイする」みたいなところとか、味方を引っ張るプレイだったり、コールができているというのが、個人的には一番伸びているのかなと思って見ていました。

―― 来シーズンから従来のリーグ制度が変更され、国内で代表チームを決めてCupsやMastersに向かう、オープンなトーナメント方式の流れになります。来シーズンに向けた前向きなメッセージをお願いします。

Kippei選手:次のシーズンになったら、なんというかアンダードッグストーリー(番狂わせ)というか、無名じゃないですけどあまり名の知れていないチームや選手が、強いチームを倒すみたいなストーリーがすごく多くなると思うんです。

でも、しっかりそういったチームに負けずに、勝ってCupsなどの大きなステージに出るということを目標に、今回の経験を活かして来年もしっかり頑張りたいです。

Relifeコーチ:僕はそもそも、かなりオープンに大会をやるべきだと思っていたので、すごくポジティブだと思っています。

その上で、今Kippeiちゃんが話してくれた通り、下から上がってくるチームたちのストーリーというのはめちゃめちゃ面白いなと思います。純粋に大会の数が増えるという話だったので、自分たちの練習スケジュールをどうしようかなとかは考えつつ、楽しみに待っています。

―― 最後に、これまで応援してくれたファンの皆様へのメッセージをお願いします。

Relifeコーチ:Split 1から始まって約半年間、応援ありがとうございます。みんなの応援があってここまで来れたと思っています。たくさん勝って日本一になって、それにさらにまた応援の声が大きくなって、本当に嬉しい1年だったなと思っているので、また来年もこのまま応援してくれると嬉しいです。ありがとうございました。

Kippei選手:同じような言葉になってしまいますが、半年間、本当に熱い応援をありがとうございました!

―― ありがとうございました!

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