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フランス・パリで開催されている「Esports World Cup 2026(EWC 2026)」の『リーグ・オブ・レジェンド』部門のGrand Finalが行われ、「Karmine Corp(KC)」を下した「Dplus Kia(DK)」が初優勝を決めました。
各地域から出場権を得た全16チームが出場したEWC2026の『LoL』部門。5日間の短期決戦かつBo1やBo3のフォーマットもあり、先日終了したばかりの国際大会「MSI 2026」で上位に進出したチームが次々と姿を消す中で存在感を放ったのは、地元フランスに拠点を置くKC。“ブルーウォール”とも称される熱狂的なファンの声援を受けたKCは、グループリーグで一度はローワーブラケットに落ちたものの、そこから怒涛の快進撃を開始。準決勝で韓国の「T1」を2-1で破り、見事決勝へと駒を進めました。
決勝トーナメントもう一方の山では、共にMSIへの出場が叶わなかったLCK勢の「DK」と「GEN.G」が意地を見せ、準決勝で激突。これを制したDKが国際タイトルへ、そしてベテランMIDレーナーShowMaker選手にとっては久々のタイトルへ向け、決勝戦へと臨みました。

DKの選手入場にはブーイングが巻き起こるなど、会場のムードではKCが圧倒的なホームアドバンテージを握りましたが、先手を取ったのはDKでした。TOPがヴェインvsトリスターナという変則的なマッチアップとなったGame1では、DKがKCのジグス&カミール構成を弾き返す鮮やかな集団戦を披露し、華麗なスノーボール展開へ。盤石の戦いで先勝します。

続くGame2もテンポはDKに。ケイトリン&ラックスのBOTレーンで圧倒的な優位を築くと、ダメージディーラーのSmash選手とShowMaker選手がKCのオールイン構成を一掃する活躍ぶりで勝利。最終戦となったGame3も序盤からリードを握ったDKの独壇場となり、マクロの揺さぶりと鮮やかな集団戦で反撃のチャンスを伺うKCを封殺し、27分でゲームエンド。3-0と快勝したDKが「EWC 2026」王者となりました。

大会中にはチームがM&A手続きを進行中であると発表するなど競技外での話題にも揺れたものの、見事「Dplus Kia」としては初の大型タイトルの栄光を獲得。セレモニーのフィナーレではShowMaker選手がチームを代表してEWC名物の「キー」を埋め込み、その名はEWCの歴史に刻まれることとなりました。

敗れたKCは惜しくも準優勝に。それでもMSIでは思うような結果が出せなかったところから短期間で修正を果たし、T1を撃破するなど底力を証明する戦いぶりで地元ファンと共に今大会を大いに盛り上げました。

Grand Finalの前には3位決定戦が行われ、2-1で勝利した昨年王者の「Gen.G」が3位に。敗れた「T1」が4位となり、ベスト4のうち3チームがLCK所属と、ここではリージョンのプライドを見せつける結果となりました。