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ZETA Absol「ファンはずっと熱狂的で、勝ったらものすごい称賛をくれる。それが原動力になる」―あと一歩が足りなかったGENG戦の感想、「私のヤギ」に覚醒するには、熱狂的なファンヘの思いをAbsolに訊く【VCT Pacific 2026 Stage 2 単独インタビュー】

VCT Pacific 2026 Stage 2にてGENGと対戦したZETA DIVISIONのAbsol選手に試合終了後、独占インタビューに応じて頂きました。

えとのす棘

えとのす棘

7月16日、VCT Pacific 2026 Stage 2 DAY 1にて、ZETA DIVISION(ZETA)とGen.G Esports(GENG)が対戦しました。Championsに向け、勢いを付けたい初戦でしたが、ZETAはピックマップのアセントを落とすスタートとなりました。続く第2マップのサンセットでは、拮抗した展開の中、終盤で重要なラウンドを連取する活躍を見せました。オーバータイムに突入する激戦となりましたが、あと一歩でGENGに及ばず、マップカウント0-2での敗戦となりました。 本稿では試合後に行われたAbsol選手への単独インタビューの模様をお届けします。

チームとして、あと一歩が大きかった

――お疲れ様でした。GENG戦の感想をお願いします。

Absol:チームとして、あと一歩が大きかったと思った試合でした。アセントに関してはうまくいっていたものが機能しなかったので、次までに修正して臨みたいです。

――自分のプレイの振り返りはいかがですか?

Absol:ところどころの判断が本当に悪かったですね。「自分の判断ミスでこのラウンド落としたな」という場面が、普段より多かったので、修正していきたいです。あと、ディフェンダーでは、自分がビビっていたというか、普段のプレイができなくて、ポジションがちょっと低めになってしまいました。そのせいで情報が回らなくて、味方に苦しい展開をさせてしまいましたね。

――EWC予選から勝ちきれない試合が続いていると思います。克服するためには、どのようなことが必要だと思いますか?

Absol:サンセットでは1v3クラッチをされたりと、少人数戦を全部しっかりと取り切る力が大事だと思っています。1ラウンド1ラウンドを確実に積み上げていく力が大事ですね。それでも、成長していて、少人数戦の強さを発揮できたラウンドもいくつかあったので、継続していけたら、ラウンドは着実に重ねられるようになると思います。

原動力はチームメイトが勝って喜ぶ姿が見たいから

――Absol選手は練習量が多い事でも知られていると思います。その一番の原動力は何でしょうか?

Absol:そうですね。原動力は「チームメイトが笑っていてほしい」というのが一番大きいです。試合中は嬉しかったり、悔しかったりと、普段メンバーが見せない表情や感情を見せるじゃないですか。そこが、昔から本当に好きで。やっぱりそのチームメイトが勝って喜んでいる姿が見たいので、それが一番の原動力ですね。

――ZETAに移籍してから、自分として変わったと思うところ、成長したなと思うところはどんなところですか?

Absol:1番は本当に撃ち合いが格段に強くなったなと感じています。もともと撃ち合いはそんなに自信がなかったんです。でも、VCTの強いチームと戦っていくにつれて、エイムが本当に勝手に良くなっていくというか、ちゃんと強いエイムをしないと勝てないので、成長速度がすごいですね。

――Absol選手が目指すプレイヤー像としては、チームとして勝つか、自分が大キャリーして勝つか、どっちのプレイヤーに当てはまりますか?

Absol:昔は“チームで勝つこと”が本当に得意で、好きで、それを目指していました。自分が2~3人倒したら、あとは味方が勝ってくれるだろうっていうキャリー意識が芽生えてきました。自分の中で理想にしているのは、“チームで勝つデュエリスト”なんですけど、今は少しエゴが出てきて、キャリー寄りの考えになっています。デュエリストは特に自分が2~3人倒すような、無理なキルを取る動きが大事だと思うので、今はキャリーするデュエリストですかね。

――キャリーするデュエリストとしては、Absol選手は凄いプレイや活躍をすると「私たちのヤギ」と呼ばれたりすると思います。「私たちのヤギ」に覚醒するには何がいると思いますか?

Absol:覚醒するにはですか(笑)

“スクリムだったらやっている動き”ができていない時が個人的にあるんです。中盤でのプッシュだったり、1人でちょっと詰めてみたり、戦ってみたり。こういうプレイが実際の試合だと「これ微妙だな」と、ビビってしまう時があるんです。やっぱりそこは「もう倒したら勝ちっしょ」みたいなメンタルでプレイするのが重要だと思います。

あとは、オペレーターが本当に課題ですね。最近ずっと練習していて、スクリムでもめっちゃ「いいじゃん」と言われるぐらいになったんです。それでも、大会でのメンタルや緊張感に加えて、遅延がないのもあって、まだ感覚が掴めていないですね。一度、これは克服したなと思ったんですけど、いざ大会になったら当たらなかったり、刺さらなかったりすることが多かった。本当に大会でも気楽に使って、メンタル的にも余裕を持ってオペレーターを使えたら、もう一皮むけると思います。

批判もあるが、勝った時の称賛がモチベーションになる

――ZETAも熱血的な応援で有名ですが、以前のムラッシュ(MURASH GAMING)から、熱狂的なファンが多く、負ければ批判もあり、勝てばものすごい称賛を受ける環境だと思います。選手としてはこの環境は力になっていますか?

Absol:ムラッシュ時代から自分やSyouTaのことを応援してくれるファンはずっと熱狂的で、負けたら批判も多いです。でも、慣れましたし、勝ったら、それはもう本当に、ものすごい称賛です。それが勝ちに対する原動力になって、「絶対勝ったら気持ちいいぞ」と思わせてくれるので、ムラッシュから変わらず、ZETAでも嬉しいですね。

――最後に、今後の意気込みとファンへのメッセージをお願いします。

Absol:本当にいつもたくさんの応援を本当にありがとうございます。

もうずっと負けていて、見てる側も苦しい状況が長く続いていると思います。VCT Pacificも最後のステージなので、全力で努力して一歩ずつ前に上がるだけだと思います。本当に努力を続けて、1勝でも多く勝ち取れるように全力で努力するので、変わらず応援をし続けてくれたら本当に嬉しいです。いつもありがとうございます!

――ありがとうございました!


Absol選手とZETA DIVISIONは次戦、7月24日にRex Regum Qeonと対戦します。

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