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2026年7月8日、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の国際大会「Mid-Season Invitational(MSI) 2026」 のブラケットステージDay 5の2カードが行われました。
マッチ1ではLCS第1シードの「LYON」が、LCP第1シードの「Team Secret Whales」を3-0で撃破。そして続くマッチ2ではLEC第1シードの「G2 Esports」がLCK第2シードの「T1」を3-1で破り、次のラウンドへと駒を進めました。
この日行われたのは負ければ敗退となるローワーブラケット第2ラウンド。特にマッチ2のG2 vs T1は共に地域を代表するチームとして交流が深く、国際大会の場でも長らく因縁の続く「ライバルマッチ」として知られています。
G2と言えば、MSI王者に輝いた2019年にMSIとWorldsの2つの国際大会でいずれもT1と対戦して連勝しており、この年の戦いぶりから「LCKキラー」とも称された強豪チーム。しかし近年はWorlds3連覇と再び黄金期を迎えているT1の優勢が続いており、この試合の行方に大きな注目が集まりました。


序盤戦では、ここまでAPCメタにしっかりと適応して勝利を積み重ねてきたT1と、TOPのBrokenBlade選手を中心に広いピックプールを活用したドラフト戦略を持ち味とするG2、それぞれの特徴が色濃く出る展開に。Game1ではいきなり飛び出したTOPヴェインとMIDのCaps選手のアニビアが効果的に機能したG2がダメージ出力で上回り、45分に及ぶロングゲームを勝ち切ります。
続くGame2もメル&パイクとAPCとローム系SUPの組み合わせを崩さず序盤のテンポを握るT1に対し、BrokenBlade選手がヨリックのカウンターとしてピックしたチョ=ガスが次第にスケールしてG2が追い付く形に。最終的に屈強なフロントを生かして何度もアクションを成功させたG2が勝ち切り、2-0と一気に王手をかけます。

このままでは終われないT1もGame3、ザヤ&ラカンのBOTレーンを選択。中盤こそG2がリードを握る場面こそ見られたものの、バロンを巡る駆け引きで一気にキルを獲得すると、この有利を武器に集団戦に連勝する盤石の展開に持ち込み、1本取り返します。
迎えたGame4。T1はまたしてもケイトリン&ラックスのコンボピックでBOTからのスノーボールを狙うと、序盤からPeyz選手にキルが集まる理想的な展開に。ソロレーンも有利を握り、10分で約2,000ゴールド差まで有利を広げ大勢は決したかと思われましたが、G2もキルアクションを成功させて食い下がります。バロン前の攻防ではPeyz選手がペンタキルを獲得しますが、これでも試合の行方は決まらず。

BrokenBlade選手のクレッドがキャリーラインへと強引にプレッシャーを与え続けたG2が次々とキルを回収し、気づけばケミテックソウルを獲得&3インヒビター破壊と勝利を一気に手繰り寄せます。劣勢のT1はタワーシージの隙を狙って反転に成功しエルダードラゴンを抑えますが、G2もバロンバフ付きの大量のスーパーミニオンを引き連れネクサスへと迫り、意を決したT1が再びエンゲージを成功させキルを獲得する最中、クレッドが隙を突いてネクサスを破壊。50分オーバーの死闘を制したG2が、3-1とシリーズ勝利を決めました。

鮮やかなプレイぶりで国際大会では2019年以来となるライバルに対してのシリーズ勝利を飾ったG2。近年はLEC最強と目される存在ながらも歯がゆい結果が続いていましたが、今年は「First Stand」で準優勝に輝いた勢いそのままに、大きな白星をあげました。何よりシリーズを通して繰り広げられた両チームのパフォーマンスに、コミュニティからは熱狂の声が挙がっています。

この結果を受け、G2はラウンド3へと進出。次戦は「LYON」との対戦が決まっており、今度はNA vs EUと再び因縁の対決に臨むことになります。
一方敗れたT1はプレイインを3試合連続の3-0ストレートで勝ち上がるなど前年の世界王者としての矜持を見せる戦いぶりを披露しましたが、ここで姿を消すこととなりました。