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各地域でSplit2も佳境を迎えているLoL Esports。シリーズ内では1度ピックしたチャンピオンが再度使用できない「フィアレスドラフト」の影響もあり、あらゆるチャンピオンが試されるようになっているTOPレーンにおいて、フレヨルドの狂戦士「オラフ」が急激に存在感を放ち始めています。
オラフと言えばRスキル「ラグナロク」によってCC(行動妨害効果)を無視しながら敵陣へと突撃していく際の狂戦士っぷりは驚異的ですが、Rスキルの無いタイミングでの集団戦の弱さや「体力を削られてから本領を発揮する」という非常にピーキーな性能もあり、競技シーンではあまり脚光を浴びることはない存在。
フィアレスドラフトが導入されて以降は「シリーズ後半になるとカウンターとしてたまにピックされる」ような位置づけでしたが、先週末頃から状況が変化。5月28日に行われたLCKでは「T1」のTOP・Doran選手がジェイスを相手にオラフをピックし、レーン戦では苦しい戦いを強いられ一時3,000ゴールド近い対面ゴールド差をつけられたものの、装備が揃いだすと集団戦で一気にキルを獲得して大暴れ。最終的にはかなりのパワーを発揮する存在となり、チームも逆転勝利を収めました。

これに呼応するように週末のTier1リーグではLCP、LPL、LECでTOPとJGで合わせて8度ピックされなんと7勝。Doran選手の試合も含めると1週間で9戦8勝と急激に好成績を挙げ始めています。TOPではレネクトンやカミール、JGではパンテオンと言ったファイターに対して効果的に機能。特にSpring Seasonのプレイオフに突入しているLECでは、レギュラーシーズン6位の「GIANTX(GX)」が同1位の「Team Vitality(VIT)」を3-0で下すという下剋上劇のGame3で登場し、こちらもレーン戦では苦戦しながらもチームは逆転で勝利を勝ち取りました。
試合後、メディアのインタビューに応じたGXのTOP・Lots選手は「厳しいマッチアップになるのは分かっていたが、相手にアカリを取らせるためにオラフを選びました。オラフはどれだけ負けていても突っ込めば相手は下がらざるを得なくなる点で厄介なチャンピオンです」と、ピックの狙いを紹介。実際に最後の集団戦では1/7/4のオラフが突撃し、Rが無かったとは言え7/0/4のザヤを討ち取って勝利に繋げる働きを見せました。

この試合でかなり楽し気にプレイしていたことについて質問されたLots選手は「目を閉じて、雑音を無視して、ブーンブーンって走るだけ。それだけをやろうとしていたんですよ」と、オラフロールプレイのコツを明かしました。なお、この試合後に「オラフはもうピックしない。約束する(olaf is not coming back promise)」とSNSで発言していたLots選手ですが、翌日の「Karmine Corp(KC)」戦でも再度ピックし、試合に敗れています。
間もなく国際大会「MSI」も待ち受けるLoL Esports。オラフが注目ピックとなる可能性も高いのではないでしょうか。