
- League of Legends
- インタビュー
2026年5月28日(日本時間)、『リーグ・オブ・レジェンド』のパッチ「26.11」が配信されました。今パッチでは9体のチャンピオン性能調整に加え、SUPを中心としたアイテムの調整によってタンクSUPを押し上げる内容に。食欲をそそるユニークな新スキンの登場もお見逃しなく!
今パッチのチャンピオン調整は9体。新ルーンの活用やビルド幅を広げる調整によって活躍していたブランドやスモルダー、シン・ジャオらが調整対象となり、パワーダウンが図られています。

対してバフとなるのはダイアナ、エコー、ハイマーディンガー、カサディン、クインの5体。特にハイマーディンガーは前パッチでのミニオンアグロに関する調整を受けてタレットが扱いづらくなっていましたが、射程がバフされたことで戦いやすさがアップしています。
ダイアナとクインのバフはJGクリアスピードを中心に、そして固有スキルの回転率が上がっているエコーとシンプルなQスキルとWスキルの強化を受けているカサディンは大きなパワーアップが期待されます。
今パッチでは「エンチャンター中心のサポートメタに包括的な見直しを行います。サポートメタにタンクを復帰させるための強化と弱体化に加え、一部サポートアイテムとその機能に大小さまざまな調整を実施しました」と明記されているように、SUPアイテムに大きく変更。
ルーンでは「エアリー召喚」が弱体化され、「アフターショック」と「ガーディアン」がバフ。アイテムでも「ソラリのロケット」「騎士の誓い」が強化され、エンチャンター向けのアイテムが弱体化に。また、「心の鋼」のバフもあり、タンクはかなり戦いやすくなる見込みです。
今回のパッチでは「SUPがヴォイドグラブに寄る」ことの価値を高める意図も込められており、ヴォイドグラブの恩恵もバフされています。
◆パッチハイライト
プライド 2026
ハッピー プライド!パッチ配信開始と同時に、新たなエモート2種をそれぞれブルーエッセンスx1で入手できます。また、プリメイドグループで3試合プレイすると、バトルパス経験値を獲得できるミッションも登場します。さらに、過去数年間に登場したエモートの一部が、それぞれブルーエッセンスx1で再登場します。
復刻アイコンはパッチ26.11からパッチ26.13まで購入可能です。まだアイコンを持っていないなら、ストアで入手しましょう!その価格は…そう、それぞれブルーエッセンスx1です!
イベントの詳細や、リーグ・オブ・レジェンドとTFTでのお祝い内容については、公開済みの記事をご確認ください。
ゲームクライアントとランク戦ランキング
クライアントのランク戦エリアのナビゲーションを簡略化するため、使用率の低かった機能「自分のリーグ」を削除しました。この機能は、同じティアやディビジョンにいるランダムなプレイヤーとの相対的な現在位置を表示するものでした。ただし、フレンドと比較して自分の成績がどうなっているかは、引き続き確認できます。ですので、互いに競い合うのが好きでも心配はいりません。
ただし、マスター以上のランキングは引き続き確認できますので、チャレンジャーを目指している方もご安心ください。腕を磨き続ければ、いつかきっと名を上げられるはずです(…少なくとも、私たちはそう自分に言い聞かせています)。
ロールクエストの調整
ミッドレーンのロールクエスト
パッチ26.9での変更に対する小規模な追加対応として、ロールクエスト報酬を強化します。この報酬の着地点はややインパクト不足に感じられたものの、ミッドレーナーに独自のスケーリング手段を与えることで、ゲーム展開に良い影響をもたらしていると考えています。
増加攻撃力と増加魔力:6% ⇒ 8%
サポートの調整
今回のパッチでは、この1年で定着し、停滞気味になっていたエンチャンター中心のサポートメタに包括的な見直しを行います。サポートメタにタンクを復帰させるための強化と弱体化に加え、一部サポートアイテムとその機能に大小さまざまな調整を実施しました。
まずは、ヴォイドグラブへの純粋な強化です。パッチ26.9で行った、レーンフェーズにロームとレーニングの柔軟性をある程度戻すためのロールクエスト変更に合わせて、サポートのロームの目的地となるよう、ヴォイドグラブ自体も強化します。
ティックごとのダメージ(ヴォイドグラブ1体あたり):3 / 9 / 12 || 1.5 / 4.5 / 6 ⇒ 4 / 12 / 16 || 2 / 6 / 8
召喚されたヴォイドマイトの体力:前衛ミニオンの60% ⇒ 前衛ミニオンの100%エアリー召喚
「エアリー召喚」の序盤における防御性能をやや抑え、レーン戦でエンチャンターデュオに対面する際のダメージ交換が刺さりやすくなるようにします。
シールド量:30~100(レベル1~18)(+増加攻撃力の10%)(+魔力の5%) ⇒ 20~100(レベル1~18)(+増加攻撃力の10%)(+魔力の5%)
アフターショック
「アフターショック」の序盤性能をやや強化し、アグレッシブなプレイヤーが、より有利に相手とトレードできるようにします。
物理防御/魔法防御:35(+増加防御力の80%) ⇒ 45(+増加防御力の75%)
ガーディアン
最後に、レーン戦を生き延びるために「ガーディアン」を必要とするタンク系チャンピオンを支援するため、そのクールダウンの短縮とスケーリング方法の調整を行います。
クールダウン:90~40(レベル1~18) ⇒ 75~40(レベル1~18)
シールド量:45~180(+魔力の25%)(+増加体力の5%) ⇒ 40~150(+魔力の20%)(+増加体力の6%)
ドリーム メーカー
「ドリーム メーカー」は“舞台裏”で機能するユニークな効果で、多くのプレイヤーにとっては当然動作するものと思われています。そこで、機能の汎用性を高めるために各種調整を行います。多くの状況では弱体化となる見込みですが、一部状況では明確に強化になります。
「青の夢の泡沫」のダメージ軽減効果はこれまで、継続ダメージの初回ダメージや、最初の通常攻撃時効果ダメージにのみ適用されていましたが、今後は最初のダメージソース全体に適用され続けるようになります(例:固定ダメージ軽減量が尽きるまで、継続ダメージ全体に適用)。
「紫の夢の泡沫」のダメージは、従来の通常攻撃時効果から、通常攻撃時またはスキル使用時のダメージソース効果へと変更されます。その代わりに、範囲攻撃にはダメージ軽減効果が適用されるようになります。(例:エズリアルのアルティメットスキルで「紫の夢の泡沫」が発動した場合、そのアルティメット全体に適用されますが、範囲効果の効率は低下します。同様の例として、ナミのEが挙げられます。)
「青の夢の泡沫」のダメージ軽減量:75~255(レベル1~18) ⇒ 50~194(レベル1~18)
「青の夢の泡沫」のダメージ軽減量:ダメージ軽減効果は、値に関係なく次に受ける0でないダメージ1回に適用 ⇒ ダメージ軽減効果は、次の0でないダメージソース全体に持続適用
「紫の夢の泡沫」のダメージ:50~170(レベル1~18) ⇒ 40~160(レベル1~18)
「紫の夢の泡沫」のダメージ:ダメージは通常攻撃時、または特定のスキル/アイテムで発動 ⇒ ダメージは次のダメージを与える通常攻撃またはスキルで発動し、範囲効果では効果が低下する(例:ナミのE)ムーンストーンの再生
「ムーンストーン」は、「回復/シールド効果」と「重傷」/「盾崩し」の両方で二重に効果を発揮しなくなります。これは基本的には弱体化となりますが、相手が「重傷」/「盾崩し」を持っている場合には、結果的に強化となることもあります。
数字で例を挙げると、「回復/シールド効果」が50%ある場合、味方1体を100回復すると「回復/シールド効果」によって150回復します。パッチ26.10では、その150回復がさらに150 × 30% × 150% = 67.5として別の味方に連鎖していましたが、今後は150 × 30% = 45回復しか連鎖しなくなります。
「回復/シールド効果」と「重傷/盾崩し」の両方が二重に適用されていた問題も含め、各種不具合を修正
連鎖効果が体力の低い味方を優先するように変更帝国の指令
ナミのEとの特大なシナジーによって実質的にナミ専用となっていた「帝国の指令」を、回復/シールドや自身のダメージではなく、行動妨害でチームを支援したいユーティリティキャスターに刺さるアイテムになるようリワークします。新たな最適チャンピオンを皆さんが見つけ出してくれるのを楽しみにしています!
レシピ:フィンディッシュの古書(850ゴールド) + バンドルグラスの鏡(900ゴールド) + 500ゴールド = 2250ゴールド ⇒ ブラスティング ワンド(850ゴールド) + バンドルグラスの鏡(900ゴールド) + 700ゴールド = 2450ゴールド
魔力:+60 ⇒ +65
スキルヘイスト:+20 ⇒ +15
マナ自動回復:125% ⇒ 150%
削除 自動効果(重複不可) - 調整射撃
NEW 自動効果(重複不可) - 制御:移動不能効果を持つスキルが15のスキルヘイストを獲得する
NEW 自動効果(重複不可) - 指令:敵チャンピオンに移動不能効果を与えると、その敵を4秒間、6%の「弱点」でマークする(「弱点」状態の敵は受けるダメージが一定割合増加する)ヘリアの残響
エンチャンターへの単純な弱体化です。
蓄積ダメージ:35% ⇒ 30%
ソラリのロケット
そして、タンクへの単純な強化です。
物理/魔法防御:+25 ⇒ +30
騎士の誓い
「騎士の誓い」については、ステータスやゴールドコストを単純に強化するのではなく、自動効果を強化する方向で調整します。
ダメージ転送:12% ⇒ 14%
体力回復量:10% ⇒ 12%ジーク コンバージェンス
「ジーク」は、レオナやノーチラスのように遠距離からアルティメットスキルを使用するチャンピオン向けに、QoL改善を行います。
氷炎のテンペスト:アルティメット発動時に発動 ⇒ アルティメット発動時から5秒間準備状態となり、その間に敵チャンピオンが範囲内に入るか、5秒後に発動
チャンピオン
ブランド
ブランドはしばらく前からボットレーンでギリギリのラインを保っていましたが、今回のパッチで完全に一線を越えてしまったため、基本物理防御を弱体化させることで、そのレーン性能を調整することにしました。
基本ステータス
基本物理防御:27 ⇒ 24ダイアナ
ダイアナは「黄昏と暁」の変更に伴う前回の調整以降、ジャングルでの活躍に陰りが見えています。そこで、彼女がかつての輝きを取り戻せるよう、ジャングルでの月の力を少し強化します。
基本ステータス
モンスターへのダメージ:230% ⇒ 270%
W - 朧月の羽衣
増加体力:9% ⇒ 11%エコー
パッチ26.9で行った「黄昏と暁」の刷新による影響が出揃った今、エコーはそのアイテムだけに縛られなくなった分、強化を加える余地があることが判明しました。
固有スキル - ゼロ・ドライブ
敵ごとのクールダウン:5秒 ⇒ 4秒ハイマーディンガー
前回のパッチで後衛ミニオンをアグロで引き寄せる仕様が削除されたことで、ハイマーディンガーの砲台とミニオンの射程の相互作用に問題が発生しました。後衛ミニオンは砲台より長い射程を持つため、砲台の射程内へ引き込む手段がなくなってしまっていたのです。その結果、砲台がミニオンの通常攻撃を一方的に受け続けるだけで反撃できないという、かなり悲惨な状況となっていました。
さらに、視界と砲台ロジックに関するわずかなタイミングのブレにより、「革新砲」が対象への視界をすぐ失い、「超電磁グレネード」への追撃に失敗する場合があるとの報告を受けたため、この問題を解消できるように視界の持続時間をわずかに延長します。
Q - H-28G革新砲
砲台の射程:530 ⇒ 550
砲台の視界範囲:585 ⇒ 650
NEW 砲台の射程:他に射程内の対象が存在しない場合、砲台のミニオンに対する射程が50増加E - CH-2超電磁グレネード
対象地点の視界確保時間:1秒 ⇒ 1.25秒カサディン
私たちの“ヴォイドを歩む者”は、ブリンクするというよりは足を引きずってリフトを歩き回っている状態でした。スタック可能な涙系アイテムは、純粋な魔力以外にも魅力的な終盤の選択肢を提供してくれていましたが、序盤戦はこれまで以上に厳しい状態となっていました(その一因はミッドレーンのクエスト調整にもあります)。これらの変更により、ファーム面とダメージ交換の両方でレーン戦が改善されるはずです。
Q - ヴォイドスフィア
クールダウン:10 / 9.5 / 9 / 8.5 / 8 ⇒ 9 / 8.5 / 8 / 7.5 / 7
W - ネザーブレード
基本魔法ダメージ:20(+魔力の10%) ⇒ 25(+魔力の10%)クイン
クイングル(あるいはクァングル[Kwun-gle]?)は、弱い状態でもかなり人気があり、楽しまれていました。多くのプレイヤーが時間とともに彼女のコツやテクニックを習得していくと考えているため、今回はバースト性能や対面性能には手を加えず、ジャングルクリア速度の競争力のみを高める調整を行います。これにより、キャンプを探すにせよチャンピオンを探すにせよ、我らが頼れるレンジャーが、敵陣深くでの危険な任務により頻繁に挑めるようになるでしょう。
固有スキル - 鷲匠
モンスターへのダメージ:50 ⇒ 75
Q - 暗闇の強襲
モンスターへのダメージ:150% ⇒ 200%スモルダー
幼きドラゴンは、「死神の残り火」を手にして以来、敵を焼き尽くしてきました。短期間で何回も弱体化のマイクロパッチを行わざるを得ませんでしたが、今回の調整が最後になることを願っています。
今回の変更には、前回の弱体化に引き続き、単に「エッセンス リーバー」を装備してブルーザー型へ向かうのではなく、主にクリティカルビルドへ戻す方向性の調整も含まれています。結局のところ、耐久力の低いスモルダーは敵のスキルコンボで即座に倒されるなど付け込める弱点が多いため、こちらのビルドの方が強さを発揮しやすいと考えています。
固有スキル - 駆けだしドラゴン
Qの追加魔法ダメージ:固有スキルのスタックの40% × (1 + (クリティカル率 × 0.5 × (1 + 増加クリティカルダメージ)))(クリティカル率100%で60%、IE所持時は66%) ⇒ 固有スキルのスタックの25% × (1 + (クリティカル率 × 1.2 × (1 + 増加クリティカルダメージ)))Eの追加魔法ダメージ:固有スキルのスタックの12% ⇒ 固有スキルのスタックの8% × (1 + (クリティカル率 × 0.6 × (1 + 増加クリティカルダメージ)))
ティーモ
新たな攻撃力反映率を得たティーモが、魔力、通常攻撃時効果、攻撃力…と、どのビルドでも同じくらい活躍できる世界は素晴らしい(恐ろしい)ものですが、現状では「シヴ」が頭ひとつ抜けています。「毒たっぷり吹き矢」の攻撃力反映率を調整することで、「シヴ」ビルドのティーモを適切な強さにしつつ、「ナッシャー」、「ライアンドリー」、「マリグナンス」など他のビルドを好むプレイヤーが「シヴ」に頼らざるを得ない状況を避けられるはずです。これに加えて、スケーリングによる耐久力を抑えることで、レーンのハラス役というティーモの個性は維持しつつ、対面時も不意を突いて倒しやすくなるでしょう!
基本ステータス
レベルアップごとの物理防御:レベルごとに4.95 ⇒ レベルごとに4.5
E - 毒たっぷり吹き矢
通常攻撃時効果/毒による継続ダメージごとの反映率:(+増加攻撃力の10%/+増加攻撃力の20%) ⇒ (+増加攻撃力の5%/+増加攻撃力の10%)シン・ジャオ
魔力ビルドのシン・ジャオは、それ自体がOPというわけではありませんが、その膨大な回復量は、予想をはるかに上回るものでした。継続火力という形で補填を行いつつ、その影響を抑えます。
固有スキル - 不退転
追加ダメージ:増加攻撃力の15 / 30 / 45 / 60%(レベル1 / 6 / 11 / 16) ⇒ 増加攻撃力の15 / 30 / 45 / 60%(+魔力の+5 / 10 / 15 / 20%)(レベル1 / 6 / 11 / 16)
体力回復量:最大体力の3 / 4 / 5%(+魔力の50 / 65 / 90%)(レベル1 / 6 / 11) ⇒ 最大体力の3 / 4 / 5%(+魔力の45 / 55 / 80%)(レベル1/6/11)アイテム
実験的ヘクスプレート
「実験的ヘクスプレート」が多彩なチャンピオンで満足のいく性能を発揮し、アイテム選択の面白いトレードオフを引き出す世界が望ましいと考えています。しかし、現状ではこのアイテムにより、ヴェインやヴァルスがダメージの大部分を維持したままかなり倒されにくくなっており、トップレーナーにとってリーグへの参入障壁を高めてしまっています。この変更により、対面に「ヘクスプレート」ビルドの遠隔チャンピオンがいる際の期待値を適正化しつつ、アイテム自体は引き続き価値ある実験的な選択肢であり続けるはずです。
オーバードライブ:アルティメットスキル使用から8秒間、攻撃速度が50%、移動速度が20%増加する ⇒ 遠隔チャンピオン:8秒間、攻撃速度が35%、移動速度が14%増加する(近接攻撃チャンピオンは変更なし)
心の鋼
「心の鋼」は徐々に人気がなくなってきました。しかし、ムンドのメタが落ち着いた今、このアイテムは欲張りなタンクビルドにおいて非常に面白く(そして重要な)側面を担っていると考えているため、1年前に行った弱体化を元に戻すことにしました。
恒久体力へのダメージ変換率:8% ⇒ 10%
スタティック シヴ
「シヴ」は様々なチャンピオンに採用されていますが、カリスタやカイ=サのような攻撃力への依存度が高いチャンピオンにとっては、もっと魅力的なアイテムにできると考えています。シーズン2の展開に伴い、新生「スタティック」に対する満足度を引き続き注視していきます(電撃は2度落ちるのか?)。
攻撃力:40 ⇒ 45
これらの調整に加えて、「スパゲッティ ヴェル=コズ」など新スキンも登場するパッチ「26.11」。
サモナーズリフト以外のモードに関する調整やバグ修正など、詳細な変更についてはパッチノート全文をご覧ください。
