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至高のBo5!連日の激闘を制したHLEが自国開催のMSI優勝の栄光に酔いしれる―BLGは先に王手をかけるも「ゴールデンロード」途絶える【MSI 2026】

「MSI 2026」優勝は開催国の韓国・LCK第1シードの「Hanwha Life Esports(HLE)」!

ハル飯田

ハル飯田

7月11日、『リーグ・オブ・レジェンド』の国際大会「Mid Season Invitational(MSI)2026」のGrand Finalが行われ、LPL(中国)第1シードの「Bilibili Gaming(BLG)」と、LCK(韓国)第1シードの「Hanwha Life Esports(HLE)」が対戦しました。

地元開催での優勝か、ゴールデンロードか

グランドファイナルへ無敗で駒を進めたのは、「First Stand」王者でもあるBLG。今季は国内リーグも2Split続けて1位突破しており、同一シーズンの全体会を優勝する「ゴールデンロード」の偉業にチャレンジする権利を持つ唯一のチームとして、2冠目に挑みます。

対するHLEはUpperブラケットにて1-3でBLGに敗れたものの、前日のLower Finalで「LYON」を3-2とフルゲームの末に下し、リベンジの場へと進出。意外にもMSIには初出場で、昨年の「First Stand」以来、2つ目の国際タイトルに手をかけました。

TOPを中心に進むゲームを制しBLGが先に王手

対戦前はUpperブラケット側、ましてや直前の対戦がBLGが圧倒したと表現しても過言ではない内容だっただけに「BLG優勢」の見方も強まりましたが、Game1で先手を取ったのはHLEに。JGのKanavi選手が積極的なTOP介入プランを成功させると、リー・シンの機動力を生かしてゲームを動かします。BLGも粘りの集団戦で追い上げましたが、なんとかHLEが押し切り、43分にも及ぶロングゲームを制します。

Kanavi選手の華麗なフラッシュ&インセクキックも炸裂

Game2でも焦点となったのはTOPレーン。BLGのBin選手操るランブルに仕事をさせないようHLEが序盤から再三のアクションを決め、BOTのGumayusi選手も対面に3,000ゴールドの差をつけるなど一気に優勢に。しかしBLGもバロンを巡るファイトで勝利し逆転に成功すると、次のドラゴンファイトの勢いのままなんと一気にネクサス破壊にまで成功し、1-1のタイに戻します。

3人生存のHLEを相手に、1レーンのスーパーミニオンだけで押し切りに成功

使用可能なチャンピオンも減り始めたGame3。BLGはここまでやや勝率の奮っていないノクターンやアニー、そしてBin選手の得意ピックであるジャックスを採用すると、これが的中。一気のアクションでTOP-JGで大きなリードを築きます。オールインに強いザヤを持つGumayusi選手も奮戦しますがスノーボールを止められず、BLGがそのまま勝利。これで2-1とリードを奪います。

この試合までは勝率・ピック率ともに低調だったジャックスだが、Bin選手の腕前があれば心配は不要だった

互いの手札と意地がぶつかり合う互角の戦い!

栄冠まであと1ゲームと王手をかけたBLGはGame4で先日のT1戦で出色の活躍を見せたXun選手のキンドレッドで勝負に出ますが、HLEも昨日飛び出したZeus選手によるTOPスウェイン構成で対抗。するとこの試合はMIDのZeka選手によるツイステッド・フェイトも合わせたソロレーナー陣が大勝。このシリーズで最もスムーズと言える展開でHLEが取り返し、勝負の行方はGame5に委ねられました。

「Silver Scrapes」が鳴り響く中で迎えたGame5。ここでもTOP勝負に出たのはBLG。サードピックでエイトロックスを先出しし、Bin選手のパワーを押し出した構成を選択しますが、対するHLEはZeus選手にドクター・ムンドを持たせ、ユナラ&ルルのパワーも含めてレイトゲームを見る方針に。

試合はGame5に相応しい息詰まるシーソーゲームとなり、集団戦ではお互いのTOPレーナーが気を吐くものの形勢は変わらず、なんと33分を過ぎてゴールド差なしという大接戦に。

決着のきっかけは35分。HLEのドラゴンソウル獲得を阻止すべくバロンにタッチしたBLGでしたが、ここでHLEは大きく広がっての集団戦を展開。Zeus選手とZeka選手がバックラインにプレッシャーをかける間にKanavi選手がスマイト勝負を制してバロンを獲得すると、そのままネクサスへと雪崩込み、歓喜の瞬間を迎えました。

勝負を分けた集団戦。この時点ではまだ僅かにBLGがリードしていた
勝利し、トロフィーを掲げるHLEの選手たち

2日連続となるGame5に及ぶ熱戦を制したHLEは、これでMSI初出場にして初優勝。チームとしては「First Stand 2025」以来となる2つ目の国際タイトルを手にし、韓国・テジョンに駆けつけたファンの大声援を受けました。

Oppo Finals MVPはZeus選手が受賞

惜しくも敗れたBLGは実力を証明したものの、ゴールデンロードの偉業達成はお預けに。LoLEsports全体を見ても同一大会の連覇は何度か起こっているものの、国内大会を続けて優勝するチームは2017年以降表れておらず、改めて1年を通して勝ち続ける難しさが表れた結果となりました。

また、今大会は3位にLCSの「LYON」が輝き、4位にLECの「G2 Esports」、5位タイにLCPから「Team Secret Whales」が入っており(もう1チームはLCKの「T1」)、上位6チームに5つの地域の第1シードが勝ち進む結果に。プレイインでは3-0が続く場面もありましたが、各地域のトップチームが拮抗した実力で熱い戦いを披露した、非常に見ごたえのある大会となりました。

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