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DFM SSeeS「“勝てそう”ではなく“勝ちきれる”ように」―惜敗のRRQ戦、VorzとSSeeSが語る悔しさと差、プレイオフへの意気込み【VCT Pacific 2026 Stage 1 合同インタビュー】

VCT Pacific 2026 Stage 1 DAY 15でDFMがRRQと対戦。試合後に行われた合同インタビューの模様をお届けします。

えとのす棘

えとのす棘

5月3日(日)、VCT Pacific 2026 Stage 1 DAY 15にて、DetonatioN FocusMe(DFM)Rex Regum Qeon(RRQ)が対戦しました。グループステージ最後の試合、DFMはこの試合を2-0で勝利すればプレイオフをアッパーブラケットからスタートと大きなアドバンテージを得ることができるため、ストレートでの勝利を目指し試合に臨みました。

第1マップはDFMがピックしたヘイヴン。DFMはファーストラウンドを取得したものの、前半の流れはRRQ側に傾きます。それでも前半終了間際に追い上げを見せ、後半のファーストラウンドを取得。そこからラウンドを積み重ねて逆転に成功しますが、RRQも譲らずシーソーゲームに。オーバータイムに突入するとDFMが先にマッチポイントに到達し、最後はCaedye選手のACEで劇的な勝利を収めました。続く第2マップのロータスでは、ヘイヴンと同様の展開となりました。先にマッチポイントに到達したDFMでしたが、今度はRRQに追いつかれ、オーバータイムの末にマップを奪われてしまいます。最終マップのフラクチャーでは、RRQの巧みな試合運びに翻弄され、惜しくもマップを落としました。これによりDFMはマップカウント1-2でRRQに敗北することとなりました。

これによりDFMはプレイオフを4位でスタートすることが決定しました。本稿では、試合後に行われたVorzコーチSSeeS選手が登壇した記者会見の模様をお届けします。

ちょっと差を感じた、RRQのIGL

――お疲れさまでした。試合の感想を教えてください。

SSeeS:RRQが上手くて、圧倒されてしまいました。悔しいです。

Vorz:ロータスを惜しくも落としてしまって、(ロータスを勝つことが)僕らの勝ち筋だったと思います。単純にRRQのIGLが上手く、試合としていい試合だったと思います。

――RRQ戦では負けてはしまったものの、素晴らしいプレイがたくさん見られました。特にヘイヴンでのCaedye選手やMeiy選手のパフォーマンスを見て、どのように感じましたか?

Vorz:「うわ、強いなあ」という感じです。ただ、あまり詳しくは話せませんが、RRQ戦でわかった自分たちのミスというか、「こういう風になったら、ちょっとラウンドがきつくなるな」といった傾向は一つ感じました。

――SSeeS選手が思う「RRQらしさ」とは、IGL以外ではどのように考えていますか?

SSeeS:まず、読みがすごいです。自分がやろうとしたことを読まれているような攻めや守りでした。その中でテンポチェンジしてラッシュをしたり、それをフェイクに使った動きの使い方が本当に上手いです。「何をしたらいいんだろう」という状況になって、ちょっと差を感じました。

――RRQ戦はヘイヴン、ロータス、フラクチャーというマップになりました。BAN・PICKはどういった印象でしたか?

Vorz:おそらく、RRQは僕らがロータスをピックすると読んでいたのかなと思います。そのため、RRQはロータスを練習してきて、ヘイヴンをピックしようとしていたんじゃないかなと予想しています。なので、ヘイヴンとロータスのピックが逆になるみたいな現象が起きたのかなと、自分的には思いました。

最終マップを決めるのはRRQだったので、彼らが結構ピックしているイメージがあって、得意としているだろうパールをBANしました。フラクチャーとブリーズは僕らとしてはどちらでもよかったので、あとは流れのままにそうなりました。

「負けてしまったのが悔しすぎて、内容を何も覚えてない」

――シーソーゲームでしたが、コーチ席からどういった感情で見ていましたか?

Vorz:いつもより冷静でした。理由は、みんなが慣れてきたのか、ボイスチャットが割とクリーンだったんです。焦りとか、判断の悪さがいつもより少なかった。スクリムみたいとはちょっと違うのかもしれませんが、コンパクトで、いい感じでしたね。

――負けてはしまったものの、ロータスでは、Aメインを完封し、RRQをタイムアップに追いやるといった素晴らしいプレイが見られました。RRQ戦で自分の良かったところと、反省点があれば教えてください。

SSeeS:全然覚えてないんですけど……。自分のせいで負けてしまったのが悔しすぎて、内容を何も覚えてないです。強いて言うなら、ロータスのAメインか何かで2人くらい倒したシーンを覚えています。

Vorz:ヘイヴンのIGLは結構よかったと思っています。二度ラッシュを入れたり、その後に強く取ったところを弾いてくるだろうという読みで、もう一度Aを触ってフェイクでBに行ったりとか、そういうIGLはよかったと思います。


――プレイオフは負けられない戦いが続きます。これからの意気込みをお願いします。

SSeeS:すぐには成長できないですが、自分の目に見える範囲は成長して、「勝てそう」ではなく「勝ちきれる」ようになりたいです。頑張ります。

Vorz:Lower Bracketからということで、スタート地点から厳しい位置になります。それでも、前のDFMよりはいいDFMで毎試合臨めるように、そして、しっかりと勝ちを掴み取れるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

――ありがとうございました!


グループステージを終え、DFMは2勝3敗の4位でプレイオフに進出。次戦は5月9日の第1試合より、Lower Bracket 1回戦にて、RRQ対Global Esportsの敗者と対戦します。

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