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ZETAの課題は防衛のマクロ感のズレと自信のなさ、そしてメンタル―Absolのポジティブメンタリティや未来に向けた意気込みとは【VCT Pacific 2026 Stage 1 合同インタビュー】

VCT Pacific 2026 Stage 1 DAY 12でZETAがT1と対戦。試合後に行われた合同インタビューの模様をお届けします。

えとのす棘

えとのす棘

4月26日(日)、韓国・ソウルで開催されたVCT Pacific 2026 Stage 1 DAY 12にて、ZETA DIVISION(ZETA)T1の対戦が行われました。プレイオフ進出の可能性が潰えたZETAにとって、この試合はStage 2やRoad to EWC(eスポーツワールドカップ予選)に向けて自信をつける意味でも、なんとしても勝利を掴みたい一戦となりました。

ZETAピックのヘイヴンからスタートした試合ですが、これまで6戦全敗と相性の悪いT1に対して序盤から一方的に主導権を握られる展開に。終盤で何度かラウンド差を詰める場面もありましたが、あと一歩が届かずピックマップを落とします。続くT1ピックのロータスでも、後半にラウンドを連取するなど巻き返しの兆しを見せましたが、立て直したT1の前に押し切られ、マップカウント0-2でZETAの敗北が決まりました。eKo選手がイニシエーターへロール変更するなど、新たな布陣で挑んだZETAでしたが、巧みなT1の前に敗れる結果となりました。

本稿では、試合後に行われたryota-コーチとAbsol選手が登壇した記者会見の模様をお届けします。

課題のディフェンダー…ryota-「ずっと言い続けていて変えられないのは完全に自分の責任」

――お疲れさまでした。試合の感想を教えてください。

ryota-:特にディフェンダーで自分たちのしたいファイトができていないことが、毎試合の課題になっています。本番でどれぐらい思い切りってプレイできるか、ここまで来たら毎回同じことを言っていますが、メンタル面だと思います。今日の試合というか、Stage 1を通して自分たちはメンタル面が良くないと感じました。

Absol:ryota-コーチと同じく、ディフェンダーが本当に下手だと思います。Stage 1を通じて、スクリムの時からアタッカーでは上手くいっていても、ディフェンダーが本当に上手くいかないことが多々ありました。メンタル面もありますが、それ以外にも、アタッカーのマクロはみんな理解していて分かりやすいのに対して、ディフェンダーでは各個人で思っていることが違ったり、合っている行動だと思っていても自信がないことがあります。

それぞれのマクロ感がズレていて、ディフェンダーのマクロに関してはみんな自信がない。そういう部分がメンタルや、やらなきゃいけない行動に繋がらないのかなと、Stage 1を通じて思っています。

――Stage 1以降も、Road to EWCもあり、まだまだ試合が続いていくと思います。そこに向けてどのように取り組んでいくか、これからこう変えていこうという狙いなどは現時点で考えていますか?

ryota-:やっぱり一番変えたいのはディフェンダーです。今のメタ上、どのチームもディフェンダーで苦戦はしていますが、それでも自分たちに足りないのは明確です。これをどう改善できるかが、自分の課題です。チームの課題はもちろんそうなんですが、これをずっと言い続けていて変えられないのは完全に自分の責任なので、もうそこしかないですね。

――本日のT1戦は勝敗が順位に直結しない試合でした。T1戦ではロール変更がありましたが、色々試す意図もあったのでしょうか?

ryota-:言える範囲ですが、それぞれの選手の個性を出すためです。そして、チームとして「これだったら上手く回るだろう」という、試しとは少し違いますが、若干似たニュアンスのものにはなっています。

――ヘイブンでは、スライディングでエントリーしながらナイフで相手を切りつけたシーンがありました。銃に変えずにナイフで切りに行った時の気持ちや、なぜそうなったかを教えていただけますか?

Absol:クラシックで一人、ガレージのMeteor選手を倒したんですけど、そのまま自分はクラシックからゴーストに持ち替えて、ゴーストを持ってスライディングして入るはずだったんです。でも何故かナイフを持っていて、自分でもビックリして敵を切りつけちゃいました。50ダメージ、ちゃんと当ててました(笑)

何が何でもVARREL戦は勝って、自信を付けたい

――Vlogなどを拝見していると、Absol選手のメンタリティがチームにポジティブな影響をかなり与えていると感じています。チームとしてなかなか勝ちが取れずに辛い状況だと思いますが、どのようにして自分自身のポジティブなメンタルを維持していますか?

Absol:リーグ戦ということもあり、一勝も大きく一敗も大きいですが、「たかが一敗、たかが一勝」という感覚でやっています。一試合一試合で成長できれば、勝っても負けても次に繋がるものなので、勝ち負けはあまり気にしていません。あとは、落ち込んでいてもしょうがないので、敗退が確定するまでは落ち込まないようにというメンタルでやっています。

――Vlogや、DFM戦後の配信などを拝見したのですが、やはり少し焦燥や落ち込んでいる感じがありました。そこから今日のT1戦に向けて、具体的にどのようにメンタルが変わっていったのか、チームや個人の面も含めて教えてください。

Absol:個人的には「たかが一勝、たかが一敗」という感じで考えています。ただDFM戦の後、チームは本当に落ち込んでいました。みんな自信があるのに結果がついてこないという現状は、本当にメンタルに悪影響です。ですが、今のチームは切り替えが上手く、負けた当日はマジで落ち込んでいますが、次の日にはみんな切り替えています。「来週に向けて改善していこう」というメンタリティなので、時間が解決してくれました。

――今後のVARREL戦、そしてRoad to EWCへの意気込みをお願いします。

Absol:現状0勝ですが、次のVARREL戦はなんとか勝ち切りたいです。自分たちは本当に「一勝」が大事だと思っています。一勝して自信をつけないと上手く回らないことが多いので、何が何でもVARREL戦は勝って、Road to EWCに向けて自信を持ったまま挑みたいです。ここから成長を止めることなく、一個一個改善して全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします。


ZETAは次戦、5月1日(金)にVARRELと対戦。この試合がStage 1での最終戦です。

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