
- League of Legends
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プロeスポーツチーム「FENNEL」は1月26日、『League of Legends(LoL)』部門を再設立し、「QT DIG∞(旧:Sengoku Gaming)」との協業のもと国内公式リーグ「LJL 2026」へ出場することを発表しました。
FENNELは過去に、「Rascal Jester」のLoL部門を引き継ぐ形で「LJL」に参入し、翌年には部門活動を終了しました。
このことについて、LoLコミュニティから賛否両方の声があったことを真摯に受け止めており、FENNELとして「再びLoLに取り組むのであれば、短期的な判断ではなく、長期で向き合う体制と覚悟が不可欠である」という結論に至ったとのこと。
LoL部門再設立は、勝敗や短期的な結果のみを目的とするものではなく、選手育成、コーチング体制、競技環境、組織運営、そしてコミュニティとの関係性を年単位で積み上げていく長期プロジェクトとして位置づけています。
プロジェクトビジョン(長期目標)
2030年:Worlds出場
2035年:Worlds優勝
また、本プロジェクトは、QT DIG∞と協業するプロジェクトのため、QT DIG∞が運営する練習施設をLoL部門の活動に限り提供を受けるなど、同チームがこれまでに培ってきた知見やアセットを活かしながら、チームの強化と発展に取り組むとのことです。
本ロスターは、短期的な勝利だけでなく、世界を目指す過程において必要な経験と成長を重視して編成。

VARREL YOUTH出身。NASEF主催の高校生eスポーツ選手権優勝、U-19 eスポーツ選手権オフライン進出などの実績を持つ、国内若手Topレーナー屈指の有望株。元LJL選手であるApamen氏から継続的なコーチングを受けて成長してきた選手であり、本プロジェクトにおける将来世代の中核として期待しています。

韓国の名門T1アカデミー出身。T1黎明期にはLCK1部でスターティングメンバーとしてプレーした経験を持つジャングラー。その後も複数のLCK1部チームでキャリアを重ね、2024年にはQT DIG∞に所属。国際経験と高いゲーム理解をチームにもたらします。

2025年よりQT DIG∞と共に活動してきた韓国出身ミッドレーナー。KRサーバーのChallenger常連で、ミクロスキルとチャンピオンプールの広さは国内トップクラス。日本語でのコミュニケーション能力も着実に向上しています。

VARREL YOUTH出身。日本市場において希少な競技水準の日本人ADCとして評価しており、レーナーコーチのMotiveとともに数年スパンでの成長を見据えた起用となります。

これまでBCTではジャングラーとしてプレーしていましたが、今シーズンよりサポートにロールスワップ。
ペルーと日本のクォーターで、関西弁を話すコミュニケーション能力の高い選手です。ミクロスキルを評価し、日本市場で不足しているサポートポジションの育成を担います。

V3 Esports、Sengoku Gaming、AXIZ CRESTなど、複数のLJLチームで長年指導してきた実績を持つヘッドコーチ。LJL2020では、当時LJL史上最高成績を誇っていたDFMのロスターを破り、V3 Esportsを初優勝へ導き、世界大会へ進出させた経験のあるコーチです。マイナーリージョンのメタの理解度が高く、LJL2025のQTD優勝には、SONコーチのBan/Pickも大きく影響しています。日本在住経験もあり、日本語はネイティブレベル。

サブコーチ就任前はKTアカデミーで活動。2025年7月にQTDへジョインしました。それまでチームの課題だったSupportロールを短期間で改善し、LJL優勝に大きく貢献した一人です。日本語学習歴は約半年ながら、すでに日常会話から実践的なフィードバックまで日本語で対応可能。コーチングに限らず日常生活も非常にストイックな人物で、ロールスワップさせたBruceを成長させるキーパーソンとなります。
以下、各チームの代表コメントを引用して掲載します。
QT DIG∞ 代表取締役 西田 圭 コメント
国内LoLシーンの未来を見据え、熱い志を持つFENNEL様と協業できることを大変光栄に思います。
QT DIG∞が長年培ってきた運営の知見や施設アセットを、FENNEL様の長期的なビジョンと融合させることで、競技シーンに新たな風を吹き込みます。
両社の強みを結集し、選手たちが世界を目指せる盤石な体制を構築するとともにLJLの持続的な発展に全力で寄与してまいります。共に世界を目指しましょう。FENNEL 代表取締役社長 高島 稜 コメント
LoLは、世界の競技シーンの中でも特に長い歴史と高い競技水準を持つタイトルであり、簡単に結果が出る世界ではありません。
だからこそFENNELは、短期的な成果を追うためではなく、長期的に競技と向き合う覚悟をもって再びこのシーンに戻ってきました。
QT DIG∞との協業のもと、選手とスタッフが成長できる環境を整え、日本のLoL競技シーンに継続的な価値を残せるチームを目指していきます。