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DFM Momo「学ぶことばかりで『LoL』がめっちゃ楽しい。僕が勝てればチームは強い」―LCPデビューとなったCFO戦後インタビュー【LCP 2026 Split 1】

LCPデビュー戦を終えたDFM Momo選手にインタビュー。新シーズンや今季の意気込みについて聞きました。

ハル飯田

ハル飯田

2026年1月23日、『リーグ・オブ・レジェンド』のアジア太平洋地域リーグ「LCP」2026 Split 1 レギュラーシーズンのWeek 2 Day 1の対戦が行われ、「DetonatioN FocusMe(DFM)」が、PCS地域の「CTBC Flying Oyster(CFO)」と対戦しました。

Game1では序盤からMID・BOT周辺でアクションが起こる展開となり、キルを集めたCFOのShad0w選手が主体となったパンテオンが素早いアクションでリードを築いていきます。20分にはJGを巡る駆け引きでDFMも逆転を狙って強気に仕掛けますが、上手く返して4キルを獲得したCFOが一気にスノーボールし、そのまま勝ち切って先勝します。

取り返したいDFMはGame2でCitrus選手がキヤナを選択してMIDとJGラインのアクションを強く狙いますが、CFOはBOTのカイ=サ&ニーコのレーンを軸に大きな優位を築き、オブジェクトファイトでチームへと還元していきます。そのまま開いたゴールド差によって押し切られるような形となり、試合は0-2でCFOの勝利となりました。

この試合がLCPデビュー戦となったDFMのTOP・Momo選手へ試合後にインタビューを実施。対戦の振り返りや今シーズンのメタについて聞きました。

TOPとしての「考え方」を磨いている最中

――まずはご自身のパフォーマンスを振り返っていただけますか

Momo:試合前にコーチから「まずは勝ち負けを気にせずに自分のやるべきことを強気にプレイできるように、この状況を楽しんでやろう」と言葉をもらっていて、それはある程度できたかなと思います。でも、やっぱり試合に負けてしまったので今は何とも言えないですね。

――公式インタビューでも「Game1だけ少し緊張した」とお話しされていましたが、それ以降は普段通りのパフォーマンスができましたか。

Momo:そうですね。Game2の方が気持ち的にもゲームに入れていて、焦らずに自分のやることを考えながらできたんじゃないかなと思います。

入場でCFO Rest選手とフィストバンプを交わすMomo選手

――Game1はカ・サンテでランブル対面、Game2ではレネクトンでレク=サイとの対面でした。新シーズンのTOPの環境についての印象を教えてください。

Momo:TOPだけで見れば個人的には去年までと大差はないかなって思いますね。今はJGでアンベッサやグウェン、マルファイトも出ますし、あとはジェイスも。このTOPとのフレックスピックが多くなっているかな、くらいの印象ですね。

――新シーズンと言えばロールクエストでTOPがレベル20まで育てるというのも特徴ですが、役割やTOPにおける重要な動きはどこか変わりましたか?

Momo:これも面白くない答えになってしまうんですけど、あんまり変わってないですね(笑)。レーンで2回3回とソロキルが起きたら相手との差は大きくなっちゃいますけど、レーニング自体はほぼ変わってないですから。TPは(強化後に)シールドがつくので集団戦の影響力は上がっていると思います。

――なるほど。ちなみに試合のテンポについてはどうでしょうか。

Momo:ゲームテンポは「速くなった」と「遅くなった」で結構派閥がありますよね? これも個人的な感想ですけど、少し遅くなったと思ってます。レーン戦に割かなければいけない時間が多くなりましたし、サポートも最序盤はロームできないですよね。JGも以前のようにLv4で強くアクションしたり、半分クリアしてロングソードだけ買って戻るみたいな動きもできないですから。

スタートが早くなったので時間的にはそこまで変わってないように見えますけど、実質的にはほんの少しだけ遅くなって、集団戦がめっちゃ重要になったかな、みたいな印象です。

――ありがとうございます。昨シーズンの末からチームには合流してスクリムにも参加されていましたが、改めてLCPでの試合でLJLをはじめとする日本チームとの違いを感じる部分はありますか?

Momo:TOPレーンの話ですと、スタイルの違いはありますね。僕の印象では日本は最初からタンクを好む人が多くて、逆にLCPは元々ファイター使いだったプレイヤーがタンクも使えるようになっているパターンが多いように思います。なので(LCPの方が)土台となるプレイスタイルが強気だなと。

Game1では果敢にソロキルを狙うシーンも、CFOにかわされた

――異なるスタイルという意味ではTaNaロールコーチがいて、ヘッドコーチのPazさんもTOPレーナーです。どういったことを学んでいますか?

Momo:Pazさんは基本的にチーム全体を見ているので、僕に対してもレーンよりはチーム的に「この場面ではTOPとしてこの動きをしなきゃダメだよ」というものを教えていただいてます。

TaNaさんが僕個人のコーチといった感じで「レーンではスキルのトレードをこうやる」という内容を教えてもらってるんですけど、それが超学びになってますね。どこで強く出られて、そのタイミングで何をしなくちゃいけないのか。逆に守らなきゃいけない場面では何を考えてプレイしなくちゃいけないのか、というレーンのスタートからの「考え」ですね。

僕個人としても、自分の能力を客観的に見た時にその「考え方」の部分が結構疎かになっていたという自覚があるので、そこを今重点的に磨き上げられていて、個人的にはめっちゃ勉強になって「『LoL』楽しいな」って感じですね(笑)。

――成長を実感できる状況は非常に良いですね。ちなみに、今日は2vs2への出場もあって、オラフのピックでしたが……。

Momo:あれは本当はパンテオンのつもりだったんですけど、先週使っていたのを忘れていて……(笑)。1vs1に強いTOPでオラフを選んだんですけど、相手がルシアン&タリックだったので「もう全力でオールインするしかない」で行ってみたら普通にデスして、「もう1回頑張ろう」と思って歩いている間にタワーが無くなりました(笑)。

これも負けちゃったので良くは無いんですけど、「2vs2ってこういう感じか」っていう面白さがありましたね。でもメタは全然分からないです。オラフは全然強くなかった。

――そこはまだ各チームも研究中のようですね(笑)。ゲーム以外では台湾での生活で何か楽しみなど見つかりましたか?

Momo:いや~、もう『LoL』が楽しくて、ポジティブな意味でそれ以外のことはあまりないですね。今はこの生活がそもそも楽しいですし、ずっと家にいるよりもこういう感じが性に合っているタイプだと思うので、『LoL』に集中できる環境だと思ってます。

――最後に、少し長期的に見て「今シーズン全体での意気込み」を教えてください。

Momo:DFMはチームメンバーもガラッと変わって、僕も初めての挑戦で探り探りではあるんですけど、絶対にポテンシャルはめちゃくちゃ高くて、正直僕が勝てるようになれば一気に化けるチームだと思っています。もちろんチームとして勝つことを見てほしいですし、僕さえ勝てれば強いチームだと思っているからこそ、個人としては僕の成長が一番重要だと思っています。

まだSplit1始まったばかりですけど、今Split中LCPのTOPレーナーたちを薙ぎ倒せるぐらいの気持ちですし、LCPで1番強いTOPになることも目標なので、それを目指して最後まで駆け抜けていこうと思います。

――引き続き応援しています。今日はありがとうございました。

Momo:ありがとうございました!


台湾・台北で開催されている「LCP 2026 Split1」は全8チームによるBo3対戦のシングルラウンドロビンでレギュラーシーズンが行われ、上位6チームがBo5形式のプレイオフへと進出。プレイオフで優勝したチームはブラジルで開催される「First Stand」への出場権を手にします。

DFMの次戦は中1日で1月25日(日)、Match2で「GAM Esports(GAM)」と対戦予定です。

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